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naki's blog

春休みのソルトクリーク_ネオ・ハイパフォーマンス_BLUE誌レビュー_(2053文字)

おはようございます。

サンクレメンテ・ピア。

これは先端部分。

もう少し手前が見えたら美しい波がここに写っているのでしょう。

今日もミックスうねりなので、

ソルトクリークに行くと、ものすごく混んでいて、

それは夏そのものだった。

子供が多かったので、

「どうしてこんなに人がいるの?」と聞いてみると、

「今週は春休み」ということに納得する。

夏っぽいのは、

海水浴とボディボードが多いこと。

まるでサーフ禁止状態のような光景となっていた。

メインブレイクから南にふたつめのブレイクはロッキーショア。

他はこんな混んでいるのに今日も無人でブレイクしていた。

理由は途中見え隠れする岩を嫌っているのだろうが、

場所さえ記憶してしまえば、

岩はカメと違って動かないので安全ともいえる。

『ネオ・ハイパフォーマンス』は、

コール自身がカテゴライズしたカーブボール。

ショートボードに乗り込むのは5年ぶりくらいだが、

この位置で実行したロックンロールスライド。

速度があるのでスプレイが真上に上がっている。

乗り込めば乗り込むほど、

さらに過激な表現となっていく。

ボードデザインで、

スタイルが変わっていくことを身をもって感じた。

ネオ・ハイパフォーマンスボードってじわりすごいです。

カーブボールの他には、

プレイングマンティス

ルースキャノン

グラスホッパー

バズーカ

キャノンボール

HPS

そしてナックルボールが、

そのファミリーです。

ノーズをぶった切ったデザインが、

ここまで主流になるとは思ってもいなかった。

新時代ですね。

フリーウエイを走っていると、

クロームというか、

銀メッキのミニカーみたいなメルセデスが走っていた。

これはすごい。

半端ではない。

そうしてオフィスに戻ってくると、

Sさんからのメールで、

「サンフランシスコでアストンのクローム見かけました」

ということで、

あまりの偶然に驚きました。

流行っているのでしょうか?

それにしてもクロームってミニカーみたい。

追記:ワンちゃんからのメールがあって、

「ハイエースをクローム仕様にしたいです」

ということでした。

目立つから安全ですね。

海を渡って、

ブルー誌が届きました!

大好きなBLUE、この号が40号目のマイルストーン号。

表紙の見出しを見ると、

オーストラリア大特集ということでページを開きます。

タイちゃん(タイラーウオーレン)の見開きが目に飛び込んできた。

彼のそれは美しいラウンドハウスカットバックに惚ける。

そして私印謹製のコラムが巻頭にあって、

今回はウイリアム・ブレイクの詩から始まります。

誌面内には、

グリーンルームフェスティバルからマーシャルブラザーズ、

オーストラリアブランドがあふれるように詰まっていました。

オーストラリア大特集に飛び込む。

デウスの総帥デアーの取材があって、

「全員がノーと言う先に成功がある」

とスティーブ・ジョブス物語並の啓発ストーリーがここにしたためられている。

すっかり大人になったマティもいて、

彼の今と彼の愛車(For Saleらしい)ということを知ることができて、

それは編集長の林さんと、

副編集長の戸井田さんが現地で取材したからに他ならない情報で、

「南半球の夏の暑さ」

をまとって心はふくらんでいきます。

Jベイのカリスマ、

デレク・ハインドのフィンレスボードストーリー。

フィンレスボードの未来。

彼が危惧するサーフィングの未来。

去年からコールとドッキーにフィンレスボードを依頼していて、

コールは暇さえあればフィンレスボードをスケッチしているほど、

プロジェクトとして熱を帯びてきました。

デレクはこの世界もそうですが、

彼の生き方、歴史全てがもはや生きる伝説です。

湘南にホットロッドビルダーがいるとは!

と驚かされる和の究極ここに。

美しい造形であります。

食の話まで!

大好きな街のひとつであるサンフランシスコでは、

料理人たちのサーフィングから得た哲学や

すばらしい生き方が誌面にしっかりと焼き付けられていた。

紹介ページにあったのは、

ペニーのホソイモデル。

インフォメーションページには、

ペニーの新色紹介があって、

どれも欲しくなってしまった。

一番左かな?

新色は弊社でも先行予約しているそうで、

さらにご予約ご希望の方は、

shop@nakisurf.comまでお問い合わせください。

ビーターの紹介コマも見つけました!

「ビーターが示す新しい可能性」

本当にその通りですね。

フィンレスグライドを廉価で、

子どもたちからプロサーファーまで提示しているキャッチサーフ。

やはりすばらしいです。

俺の大好きなBlue Surf Clubページ。

読者と制作者たちのリレーというか、

それは楽しく、温かく、すばらしい内容です。

”一番旬の人”ハーレーカツ中村さんのお宝はビーターでした!

すでに4回転をメイクしたとあって、

さすがだと感動する。

裏表紙はRAENさんの広告でした。

こちらもかっこいい。

ここまで内容があるサーフ誌は世界的にも少ないのでしょう。

絶賛して発売中です。

それではまた明日!