春ですね。
でも満開ではないから春の入り口といったところでしょうか。
良く晴れましたが、とても寒い今日です。
水温も下がって13度。
海は冬に逆戻りですが、地上はこうして春そのものです。
ひさしぶりにハミングバードを見た。
どこかで越冬していたのだろうか。
ジャワのハメちゃんという響きが好きになり、
ハミングバードもハミちゃんと呼んでみる。
これは昨日の写真だが、
メインブレイクのピークが写っていた。
その向こう(南)にあるのはグリンゴズ。
左端の向こうにロッキーショアがあります。
このメインブレイクの北側のビーチブレイク
『グラブルズ』でサーフ。
崖の上から見るとこんな波です。
基本的にショアブレイク系で、
メインより駐車場から遠いため空いている。
これはどの国に行っても同様ですね。
干潮より満潮。
満潮時にはたくさんのピークを形成し、
ビーチブレイクの見本みたいな波であります。
日本だと新島羽伏浦の干潮波そっくり。
水温が冷えたと上に書きましたが、
ノーブーツで入ったら足が痛くなってしまった。
そんなときは浜に上がって、砂で足を温めます。
昨日登場したハーレーカツさんのメンターである
ポール・ゴメスが義理の息子と一緒に来ていた。
ポールゴメス、
つまりゴメちゃんのパワーサーフ。
水温が下がっているのを知っていたようで、
ふたりともブーツ着用であった。
さすが。
こちらは息子のボー。
新時代の3Dサーフをしていました。
ライトはバレルになる波多し。
サーフボードのプロデューサーをしている身であるので、
コールと一緒に創り上げた『カーブボール』にはまっている。
シンプルミニマルデザインの粋があります。
セッション前半、バックサイドで乗った1本で、
このボードの何が優れているのかがわかったのです。
ちょうどシークエンスを撮ってもらったので、
ここにその感覚を書いておきますね。
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「きっと抜けられない」
と感じるほどショルダーが張った波にテイクオフ。
走り出して感じるのは、
伸縮性(柔らかさ)と硬度のバランスが良いこと。
例えるのなら、
完璧にチューンされた二輪車のサスペンション。
木村さんがお考えになる究極のモーターサイクルだろうか。
速度が増すボトムターンの高揚感。
トップターンも進行方向の肩をひねるだけでクイっと曲がる。
このトップターン後、
ボード速度が速すぎて、
体が追いつかず開き気味になってしまった瞬間。
スリルがあります。
この速さのおかげで難なくセクションメイクできた。
ふー。
美しい波だが、
すでにプライムセクションは終了していて、
腰サイズのスイートスポットに高速ペリカンターン。
速度があるからこそ、
この位置を滑ることができるわけで、
めくるめく高速視界に体感スリルはマキシマム。
昨日も書いたけど、
こんなスプレイが飛んでしまうのが、
カーボボールの持つ速度を物語っていますね。
膝波のおまけセクションだが、
この膝の高さもない波で、
フルターンでレイルを入れ替えられるとは思いもしなかった。
全ては速度なんですね。
カーブボールの高いポテンシャルを感じています。
自身のブログで調べてみると、
初乗りが10月10日、王子邸前でした。
乗り始めて6ヶ月。
日に日にその良さがわかってきました。
カーブボールの詳しくはこちらです。
https://www.nakisurf.com/brand/cole/detail-curveball.html
ゴメちゃん親子がちょうど帰っていくところですね。
サヨナラ三角またきて四角。
ゴメちゃんは、商談の場だと、
すばらしいビジネスマンで、
ハーレーさんやクイックシルバーを成功に導いた人であるけれども、
ひとりのサーファーとして会うと、
またちがう人となりが見えてくるのです。
これもサーフィングの功績ですね。
また海で会いましょう!
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「毎週水曜日の夜八時にボードの値段が下がる?」
「ずっと待てば安く買えるね」
「そうなんですけど、買いたい人は他にもいるので、どこかで買わないと自分のものにならないんですよ」
というのは、
新しく始めたアウトレットボード販売方法です。
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/55032
NAKISURFでは、毎週金曜日にスタッフミーティングがありまして、
各スタッフやお客さまからのご要望が提出されます。
そこでこの
「すいすいディスカウント」のアイディアが出されまして、
実行してみよう!ということになりました。
そしてやさしく、
楽しいニコリンサーフを応援しております。
どうぞすばらしい週末をお迎えください!
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