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憎くない広告!?_リーシュ論_マナラスタスとロスドス_1980年代の復刻サーフボード_(2345文字)

こんにちは、

今朝はNAKISURF広告デザインをしていました。

レトロ好きのセンパイなので、

車体屋号は旧式に進行方向に忠実に。

さらにはフェラーリの扁平タイヤだったり、

最新のフィンレスボードもデザイン内に入れたりしていました。

先週から続いている南西うねりは下がる気配もなく、

不思議なほど波があります。

サンオノフレ、フォードアーズ。

サンオノフレでは、

ほとんどのサーファーがノーリーシュでサーフしています。

カリフォルニアやハワイ、

オーストラリアでサーフした人なら気づいていたと思いますが、

ロングボード世界は、

日本とは逆にノーリーシュが基本のようです。

上の写真の人はリーシュプラグすら付いていません。

しかし初心者にはノーリーシュは厳しいので、

ビギナーは必ず付けています。

ということを基にこの写真を見てください。

じつはこのボードを持っている人は、

とっても「おせっかいな人」なのです。

というのはサーフボードを流すと、

ショアブレイクでボードが壊れないために、

即座に拾ってくれる人が存在します。

俺も拾います。

または流れてきたボードを止めます。

拾った人はその後、

ボードを砂浜の満潮ラインより上に引き上げて置いておくか、

ボードを持って所有者が戻ってくるのを待ち、

ーーショアブレイクを超えて上がってくるのは大変なのでーー

タイミングを見て、

泳いで戻ってきたサーファーにボードを押し戻します。

このボードを見ると、リーシュが切れています。

ということは、

泳いでいる人はかなりの確率で初心者なのです。

このボードを拾った人は、

この後リーシュが切れた人に、

上級者にするようにボードを海に押し戻しました。

ボードの持ち主は、上に書きましたがやはり初心者でした。

初心者はボードの取り回しが苦手です。

ショアブレイクから陸に上がってくるには、

ボードがない方が安全で簡単です。

「ボードを砂浜に置いておいてくれたらどんなにありがたいことか」

「ありがた迷惑」

そんなことがこの写真の背景にあるのです。

ボードを拾った人は、

ノーリーシュの上級者か、

リーシュが切れた初心者かを見極めることなく、

ーー他の人にそうしたようにーー

ボードをサーファーに向けて海に押し戻しました。

何が言いたいかといいますと、

ボードを拾う人もサーフィング世界の仲間だということです。

ボードが流れてきたら、

その状況を瞬時に判断しなくてはならないということです。

とすると、この人は他の人がしていた真似をしているだけで、

本質は理解していないことがわかります。

ボードを見て、リーシュが切れていたとすると、

[もしかしたら泳げないかもしれない、危険かも]

と沖を見て、サーファーの存在を確認します。

サーファーが泳げるのか?

ボディサーフできるのか?

カレントは強いのか?

そして目を離さずに泳いでいるサーファーの観察を続けます。

日本にいると、

ノーリーシュが非国民だとか、

危険だとかという論になりがちですが、

立ち戻って考えてみますと、

リーシュは切れるものです。

もしリーシュが切れたときに陸に戻れないと感じるサーファーは、

その波でサーフできないということを意味しています。

リーシュを命綱のように使用しがちですが、

切れるときは必ず切れます。

それは劣化だったり、キズだったり、

または強い瞬間的な負荷だったり、

またはフィンに絡んだりすると簡単に切れます。

そしておわかりですが、

泳いで岸まで帰って来られないと大変なことになります。

以前、お客さまから

「リーシュが切れて溺れそうになった。この責任はどこにあるのか?」

という苦情を受けましたが、

車のブレーキではないので、

そこまでの安全性はリーシュには確立されてはいません。

そもそもサーフィンは大自然を相手にした遊びです。

リーシュが切れても笑いながら泳いで着岸できるのが、

サーフィンでの重要なる基本だと思います。

波で遊べるように泳いで波に乗ることができるのが最上級ですね。

機会を作って、ボディサーフの練習をぜひしてみてください。

キャッチサーフのジョエル・マナラスタスが、

新作ロスドスでサーフしていた。

ジョエルはいい友だちなので、

こうして同じブレイクでサーフするのは楽しいです。

彼の名前「マナラスタス」がロック風味で、

さらにはロスドスを加えて発音すると気持ちがいい。

“マナラスタスロスドス”

そんな感動を込めてロゴデザインをしてみました。

駐車場で損をしていないジョエルは、

ツインフィンでソウルグライドでした。

(駐車場で損をしたのはジョエル・パーキンソンでしたね)

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/43362

1957年のPlymouth Plaza(こうすけさん調べ)が、

フリーウエイを80マイル(約130km/h)で走っていた。

56年も昔の車がこの速度を出せるのがすごいし、

スタイルも4Vし、881(ヤバイ)です。

このクラシック号も古そうです。

新しいのもいいが、

古いものもいいですね。

業務があったので、

キャッチサーフ本社に行くと、

卓球チャンプのジョニーがポスターとなっていた。

パワードライブをする瞬間のショットですね。

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社内は、ライアン・イングルが持ってきた試作

『リックケイン・モデル』を見ながらの

ディスカッション真っ最中でした。

1980年代のサーフボード。

キャッチサーフがこの夏に発表するサーフボードがこれです。

レトロ感たっぷり。

俺がサーフィンを始めたのは1980年代だったので、

とっても懐かしいデザインなのです。

今朝のグラブルズでふざけた画像を確認する

ジョニー、クリス、ネイト。(左から右に)

今日のサンクレメンテは満ちたりた日でした。

長くなってしまいましたが。

明日またここで。


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