1970年代のサーフコミックスを発見した。
the SURF KINGSだなんて、
時代を象徴しているなあ。
でも波乗りのスタンスとか、
レイルの傾け具合は完璧です。
きっとこの絵は、
グッドサーファーが描いていたのだろう。
パントーン色見本を開いてデザイン仕事。
デザインは趣味みたいなものですが、
かなり集中して仕上げました。
NAKISURF新レイバンロゴ完成!
よりインディアンアートに寄ったのと、
胸の「N」マークがアクセントなんです。
□
これは今日ノアが突いたという魚。
上からUHU、NENUE、UMAMUMALEI。
ハワイの魚ですね。
このウフは3.2kgある大きなブダイ。
□
本日のサンクレメンテ。
波はあいかわらず小さくて、
セットでこのサイズ。
サンオノフリーに小さなフィンを付けることを勧めたら
「これは速いですね!」と驚いていた大西@フォードアーズ。
波がオーバーヘッド〜ダブル程度でなければ、
小さなフィンで大丈夫です。
逆に小さなボードに大きなフィンというのは、
安定しますがやたらと重いです。
「安定するから」
と大きいフィンばかりでやっているのは、
いつも補助車輪の付いた自転車に乗っているのと似ている。
サーファーは果敢なほうがいい。
このロングも同様です。
波が小さかったら思い切ってサイド、
またはセンターを外してみましょう。
驚くほどの滑りが出現します。(本当)
この親子は声をかけ合いながらテイクオフしていて、
それを見ていたら感動してしまった。
これは先日のマンデーブログ。
こちらも親子でサーフィンスタートの巻です。
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/60260
この人はオディシーボードが長すぎて、
助手席から出していたが、
これは危険なのでNG例だ。
□
オーシャンサイドのKeahanaファクトリーに行ってきた。
初めてのKeahana社訪問である大西は、
全てのものが新鮮であるようでした。
これからシール樹脂を施されるという7本のコールボード。
ケアハナ樹脂を完全硬化させるオーブン。
摂氏50度にセットする主宰ラウル。
熟練ファクトリーマンであるプライス。
他の工場と違って、
作業時間が長いのがKeahana社の丁寧さを感じます。
ボードの内側に込められた想い。
「ケアハナクロスがこんなにも分厚くて、
繊維数が多いとは思っていませんでした」
「タテヨコの他に斜めも入っていて、3つの角度に編まれて、
さらに太い糸だから強いのです」ラウル
「この厚さじゃ気泡も入りますね。仕方ないとわかりました」
とケアハナの欠点である表面処理も逆に利点に感じるほど、
ケアハナのオリジナル素材の超特性を知ったのでありました。
NAKISURFは、
Keahanaファクトリーでも「こだわり」の仕上げをお願いしております。
それはフィンパッチ、ウイングパッチ、
そしてグラブコンケイブパッチという細かな作業です。
前出したケアハナクロスは、
こうしてフィンプラグやウイング部にも小分けして使用しています。
これで先端部や、接合部に特級強度が実現できます。
クロス目が見えますが、
これだけ分厚いクロスだとこう見えるのは当然ですね。
細かい要求を確かに実現してくれるKeahana。
どこまでもすばらしいプロダクトです。
□
デザイン仕事のトリは、
最近温めていた1970年代のシングルフィンのテンプレットを使用して、
最先端のサーフボードにすること。
特徴は、
1.ミッドレングス
2.超速テイクオフ
3.誰にでもイージーライド
4.ターンがクイック
5.クヌヤロからまろやかまで
6.セクシーデザイン
7.ティント(樹脂に色を付けること)
8.クロスのラップやパッチにもこだわる
という相反する要素を書き出してみた。
□
そのデザインに対しての回答は、
1、2は、幅広にすれば解決でき、
3、4はVeeとコンケイブを組み合わせたらいい。(ノバ・ボンザー)
5、6は1〜4までの集大成
7、8は名人グラッサー職人を探し出すことで解決するだろう。
そこでこのボードの青写真をデザインしてみた。
「アリア」
という星の名前があって、
仮にネーミングし、
これら全ての要求を実現できるシェイパーを探しはじめました。
□
それでは今日はここまでとします。
かなりお暑いですが、
どうぞお体にはお気をつけください。
これは残暑ではなく、
猛暑まっただ中のようです。
毎年思うのですが、
夏は暦がずれていると疑う人は何人いるのでしょうか。
それではまた明日!
■