新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

スキップ・フライ_ゴールドフィッシュのジマン物語_ホットコート_俺デザインのCANVASがもうすぐ完成します_きんちゃんのレッキンボール_(2449文字)

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こんにちは、新しい週をいかがお過ごしですか。

もうすぐ10月です。

早い早い。

不思議なもので、

少し前まで暑い暑い言っていたのに、

いきなり冬がそこまで近づいてきたようです。

こちらは、

スキップ・フライのシェイプ工場におじゃましてきました。

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実際にシェイプ作業をを見せていただき、

動画でもその伝説を焼き付けました。

シェイプ後フィンの話となって、

「今いるほとんどのサーファーのフィンはオーバーサイズだ」

というセオリーに共感し、話は盛り上がりました。

さらには100本以上あるボードルームから、

ありとあらゆるボードを見せていただいて驚喜した。

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ゴードン&スミス時代のボードから現在までと、

さまざまなボードを見せていただき、

さらには歴史やボードレングス、

そしてボトム、レイル、ロッカー、

テイルエンドの話を伺って、

サーフボードデザインは、

ひとつの節目を迎えたようです。

ドナルド(タカヤマ)のこともあったので、

自分も含めて、

一日一日が大事なのだとわかりました。

umicafeの一平くんがスキップと仲良しなので、

彼にこの画像を送ると、

サンディエゴ回想編の返信があってなぜか落涙してしまう。

今はすぐに過ぎ去ってしまうけど、

今日も大事な日にしたいと強く思いました。

閑話。

またゴールドフィッシュをジマンしにサンオノフレに行く。

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今日のジマン犠牲者はローファーこと、

ブライアン・アンダーソン。

話の流れで

「彼が乗れるサイズのゴールドフィッシュ」

を作ることになりました。

へへー。

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このフィッシュちゃんは、

見た目も乗り味もニコリンそのものなんです。

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今週は二本目となる、

体の大きな次男をシェイプする予定です。

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シェイパー師匠のライアン・イングルが、

グラブレイルでログをセットアップしていた。

さすがの腕前に

『シェイパー=グレイトサーファー』

という図式を改めて確認した次第です。

次にヤスがゴールドフィッシュをジマンしたいというので、

迷わずサンクレメンテピアに行く。

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全員でテイクオフ。

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こんなに短いのに、

誰よりも速くテイクオフするヤス。

シェイパーとしてかなりうれしいです。

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シェアライドというか、

混沌テイクオフセクションでした。

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今日日本に帰る杉本さんは、

シェービングクリーム・バレルを決めた。

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サーフィンに目覚めたヨッシーちゃんは、

オディシーで余裕グライド。

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ヤスは1970年代風のドロッピングを決め、

ゴールドフィッシュも心なしか笑っているように見えた。

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ヨッシーちゃんのバレル波挑戦の巻。

そうです。

初心者でもこのセクションを攻められるのは、

ソフトボードの安心感があるから。

サーフボードの硬度が怖いかたは、

ぜひキャッチサーフをお試しください。

そのまま杉本さんの

ーーデイブネイラーが巻いたーー

ルースキャノンを受け取りにNATION/Canvas工場に行く。

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「これはアイアンマンの車ですか?」杉本さん

「そうです。よく知ってますね」

「はい、トニー・スタークは近所に住んでいるのでしょうか?」

「彼はマリブなので、ここから車で1時間の距離です」

「でもアイアンマンが近くにいたら安心ですね」

「逆にトラブルが増えるような気がします」(笑)

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アイアンマン号は目がイーグルなのだと知りました。

かっこよくて写真を撮るだけで卒倒しそうになった。

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ライアン・イングルのスキップ・フライ・フィッシュ。

かなりかっこよく、無性に欲しくなりました。

7’7″とかで作ったらどうなるのだろうか。

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杉本さんのルースキャノンは、

サンディングを残していたので、

ジャーミーにお願いして、

30分で削ってもらいました。

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さらにはフィン用の積層作業をしていたので、

しばし見学する。

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こうして樹脂に色が付いて、

ガラスクロスが何層にも重なってフィンの素材ができるのですね。

大変な作業です。

いつも思うのですが、

サーフボードを作る作業というのは細かく、

根気のいる工程を経ているのです。

いつか全てを完全解説したいと思いました。

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これはジェイソンがロスドスにホットコートをかけているところ。

ラミネートの上にかける樹脂のことをホットコートというのですが、

じつはかなり重要な工程なんです。

これがきちんとできないと、

レイルやエッジが表現できないのです。

というのは、

サンダー(サンディングをする人)は、

ラミネートの樹脂ではなく、

ホットコートを削ってシェイプを再現しているのです。

だからサーフボードをよく知った人でないと、

ホットコーターは務まらないのです。

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ちょうどNAKISURF用として、

ストックオーダーしたバターゾーンが、

ホットコートまで進み、

硬化していたのでクリスくんと一緒に写真を撮りました。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/46515

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デッキとボトム。

後はサンディングして終了です。

サイズ等の詳しくは、

オンラインストアをご覧ください。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/CA625.html

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こちらも俺デザインのサンオノフリー。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/CA626.html

ちょうどエアブラシが終わったばかりです。

暖色グラデーション。

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もう一本のターコイズカラーのバターゾーンは、

最初のエアブラシ工程が開始されていました。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/CA624.html

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まずは赤のラインから描かれていた。

完成までどうぞお楽しみに!

湘南にうねりが届いているようで、

きんちゃんはレッキンボールを駈って、

サーフィングオールデイだったそうです。

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こんなすばらしいショットを得たのですから、

それは最高でしたね。

おめでとうございます!

これから花水ラオシャン風の湯麵を作ります。

うまくいくといいなあ。

それではすばらしい日となりますように。

今を大事に生きています。

今日もお忙しいなか、

お越しくださってありがとうございます。

 


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