こんにちは、
春分まであと12日となりました。
サンクレメンテは最高気温が28度もあって、
すてきな週末の夏日となりました。
先週が嵐だったこともあり、
多くの人が這い出すように出てきたので、
道路が大渋滞して、
多くの人が海にやってきて、
ソルトクリークの駐車場が満車となりました。
そしてそして、
タイちゃんのニューモデルである
『スーパーソープ』が完成しました!
5’1″ x 18-7/8″ x 2-1/4″という数値。
何かを問いかけてくる幾科学模様。
タイラーのロゴとハンドサイン。
そしてハンドシェイプの結晶。
フィンのテンプレットも全てがアートとなっていて、
その美しさと輝きは、
サーフボードを超えたストーリーが詰まっているのです。
ウエス工場で直接受け取り、
験を担いでサンオノフレで撮影して、
マックスとグラブルズに行くと、
タイちゃん(タイラー・ウオーレン)が全く同じ時間にやってきた。
約束も何もしていないので、
以心伝心というか、そんなことに感動する。
スーパーソープは、
タイラーの不朽の名作
『バーオブソープ』のモデルチェンジ版です。
コントロールを考えてテイルを薄く、
そして全体的に細くして、
全ての波へのアプローチを可能にしたのです。
大きなサイドツインフィンが絶妙の位置に付いているから、
例えバレルになろうとも抜けることはないステーブルセッティング。
バレルからエアまで、
オルタナティブ系のハイパフォーマンスボードという位置づけなのです。
ちょっぴり興奮のパドルアウト。
グラブルズは、
なぜか悪い波情報がずっと報告されているので、
全くの無人でした。
でも最高の波なのです。
このミニボード系ははっきり言って誰よりも乗ってきた。
そしてこのスーパーソープは、
タイラーが新しいレベルに突入したことを意味していた。
速いロングライン、
しなやかなカーブ性能。
さすがタイラーであります。
アクションもバレルも、
そして味もあるサーフボード。
スタイリッシュなラインを紡ぎます。
俺の次の波にタイちゃんが乗り、
ハッピーグライド連発の楽しいセッションでした。
ショートボードひと筋だったマックス。
昨日はバターゾーンに乗り、
今日はスーパーソープ。
「このように簡単に乗れますことを知りませんでした」
ネクストレベルの日本語がうれしく、
日本語はもちろん、
日本人のカルチャーまで勉強している青年です。
ちなみに私と彼のメールやテキストは全て日本語なんですよ。
タイちゃんと俺直伝のソウルアーチもマスターしつつあります。
最終段階はドノバン。
彼から指導を受けたら完璧に殿堂入りです。
スーパーソープ、
そのすばらしい性能に驚くマックス。
私もしんから感動しました。
サーフボードデザインは、
それぞれのシェイパー&デザイナーが、
情熱と人生をぶつけてくるものだということがわかりました。
故岡本太郎さんは、
「芸術は爆発だ!」とおっしゃっていたのですが、
そんな気持ちを体現したようです。
NAKISURFへは、
もうすぐタイラーの最初のハンドシェイプ6本が届きます。
珠玉の、
そしてこの世に1本という、
稀代のアーティストのボードをご覧になってください。
本当に美しいです。
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(おまけ)
ウエス工場のタイラー・ウオーレン・サーフボード。
ティントラップのカットラインが美しい。
ファインサンディング後、
グロス待ちのドリームフィッシュ。
スキップフライと同じフィンですね。
ちなみに私は奧のグリーンに付いているフィンが好きです。
ティップ(先端)の粘りというか、
水流が見えるようなのです。
でもどちらも美しいです。
サンディエゴのFUMIさん一家にお会いしました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/48913
かこちゃんたちもみんな元気でした。
今月の終わりに帰国してしまうということですが、
またサマースクールには戻って来られるということなので、
再会を楽しみにしております。
みなさんお元気で、
そしてニコリンサーフを続けてくださいね!
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