新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

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【GW後半記念特大号】ビリーズ・ベジタブルサンドの魅力_NATIONシャンパンXX_CANVAS Racecar 6’4″Drag race version_100億年前の魚を発見!_ベストローカリズムのバハ・マイク_キャッチサーフでは死語厳禁!?_28年前の波乗りの記憶が突然よみがえった日_(3497文字)

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真夏日3日目。

夏の予行練習です。

体力をもっとつけようと思ったり、

水を2リットル持って行こうとか、

サングラス、

ココサンシャインも必需品ですね。

ランチはデルマー通りのビリーズ。

下の写真の中央右側、

白髪でメガネをかけている人は、

コールのお父さんです。

サンクレメンテは小さな街なので、

いつも誰かにお会いできます。

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ベジタブルサンドイッチ。

私が傾倒していて、

そしてこれを紹介した杉本さん夫妻、ツナくん、

大谷さんを虜にした逸品。

旧式デリカテッセンなので、

注文がやっかいなのでここにまとめておきます。

注文カウンターで自分の番が来たら

Vegetable Sandwtch

と言います。

そしてつなげてwith French roll,

Honey Mustard, mozzarella cheese,

No pickles and mayonnaise.

と言えば、このサンドイッチが完成します。

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各種ハムやビーフ・ブリスケット、

またはBBQポーク等々、

ありとあらゆるものを試ましたが、

これこそがビリーズサンドイッチの頂点だと思っています。

肉好きな人もなぜかこれ。

良質なモッツァレッラチーズ、

最高においしいアボカド、

新鮮なトマトとレタスにハニーマスタードが渾然とからんで、

サクサクしたフランスパンと一緒に食べる銘品です。

500g以上の食べきれない量がやってきて6ドル。

老舗のサンクレメンテ流サンドイッチをぜひ。

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ビリーズの駐車場に停まっていたのは、

1970年代の名車インターナショナルスカウト。

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ロングベッドの逸品です。

いまだ走っているのがすごい。

次にNATION/CANVAS工場に行くと、

工場はシングルフィンボックスの日でした。

デイブが巻いて、ジェイソンが次の工程へ。

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ここで発見したのは、

なんと自分用の

『シャンパンXX(仮名、ダブルエックス)』

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シャンパンの元々は、

『オムニディレクショナル(全方位)』

というコンセプトだったが、

あまりにも調子が良いので、

ハイパフォーマンス設定となりました。

このダブルエックスは通常の5フィン、

「シングルやボンザー設定はなし」という転身です。

ライアンはユーザーニーズというか、

サーファーたちが欲していることを明確な形にするのです。

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それでもしぶとくラウンドピン+ダブルコンケイブ。

ライアンは、

オリジナルシャンパンボードのラウンドピン水流で何かをつかんだのでしょう。

例えようもないほど調子がいいですからね。

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この先日のアイディア、

「ミニボードのレースカー。

ミッドレングス大程度の浮力を付けて、クルーザーとするバージョン」

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の許可をクリスちゃん(クリスチャン・ワック)に求めると、

「あなたは天才です!アサメシマエ」

誉められているのかわからないけど、

バッチリ製作許可が下りた。

CANVAS Racecar Drag Racer 6’4″

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ライアンが、

「幅と厚みはシェイプしてみないとバランス的にわからない」

というので、空白(Free)としておいたのですが、

クリスちゃんが「21?」

と提案を兼ねて数字を書き込んでいた。

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色の最終決定。

赤といっても数百種あり、青も同じ。

サーフボードの色は樹脂と混ざるため

色結果はいつも変わってきてしまうけど、

そんなことを含めてボードカラー選びは楽しい。

ティントが日焼けしないというので、

今回はティントバージョンで。

レースカーなので、

樹脂が透けないピグメントカラーをカードに記入。

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NAKISURFストックのSan Ono Free。

ダブルストリンガーにストライプを施し、

ニーパッチはボランクロスという仕様。

品があって、クリスちゃんぽいクリーンデザインとなりました。

ホットコートまでやってきたので、

後はサンディング

グロス(デッキ+ボトム)

ポリッシュ

4工程を残すのみです。

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COLEのヤングライダーのコールのライトニングキッカー。

シャープで美しいフォルム。

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サンオノフレ、フォードアーズで打ち上げられていたのは、

『シャベルノーズ・ギターフィッシュ』

Shovelnose Guitarfish (Rhinobatus typos)

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/35210

以前サンディエゴでサーフしていたときに、

海底に泳いでいたのがこれです。

100億年前から姿を変えていない魚。

先祖は恐竜も見てきて、

そこからも生き続けているのですね。

さて、インスタグラム。

先日ハーちゃん(ハービー・フレッチャー)の写真をアップしたら、

本人(IDは奥さんのディビ)がリグラム(再投稿)してくれた。

 

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うれしいのが、

伝説の写真家ブライアン・ビールマンが「すてきだ(意訳)」

とコメントしてくれたことで、

こんなまさかなことが起きるのがインスタグラムの不思議。

今度はジェイミー・オブライエンのリグラム。

 

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マーク・マシューのカミカゼチャージ。

手前の海面は岩盤噴き出しもあって、

浅すぎるほど浅いということもわかる。

どうしてこういう波に乗ることができるのか。

クワバラクワバラ。

サンオノフレでベストなローカルとされているバハ・マイク。

彼は夏になると毎日キャンピングカーでやってきて、

炭火コンロとキッチンでみんなにご飯を作ってくれるのです。

左はハワイアンジャパーニーズのアキさん。

私シェイプのゴールドフィッシュに大喜びの図。

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「若いサーファーはいつもお腹を空かしているから、

ここでこうしてごちそうするのが生き甲斐なんだ」

と涙が出るほどうれしいおもてなしのローカリズム。

タイちゃん(タイラー・ウオーレン)と行ったときは、

釣り立てのキハダマグロのグリル。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/46866

3日前のリユニオンのりょうさん日はビーンタコス。

おせじではなく、

どのレストランで食べるよりもおいしいです。

いつもごちそうになりっぱなしでは悪いので、

私の波写真とカレンダーをプレゼントしたら、

「お前は佳いサーファーだ」

と波乗りをほめてくれました。(笑)

みなさんも今度一緒にごちそうになりましょう。

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今年もパリからやってきたフランク。

日本通で、アボカドベーグルが大好きで、

彼もフォードアーズの重要なキャラクターです。

キャッチサーフに行くと、

WEBコンテストでの優勝者が、

カラちゃん(カラニ・ロブ)と一緒に賞品ボード(全モデル)を授与されていた。

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まずはビーターと、

オディシーの新シリーズであるスタンプ。

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人がいいカラちゃんも真剣に手伝っていました。

キャッチサーフ製品にデッキパッドを貼るときは、

220番のサンドペーパーで接着箇所をけば立てる、

さらにはエポキシ系の5分(瞬間ではない)接着剤で貼ってください。

でないと一瞬で剥がれます。

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カラちゃんとデザインをディスカッションする幸せ。

後の張り紙を見ると、

「死語厳禁」というのがありました。

死語

これは先日のリユニオンりょうさんと、(リンクあり)

死語レジェンド・Dセンパイに向けて貼ってあるのでしょうか?

【これがDセンパイの死語の世界です↓】

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/2345

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今日も34度ありました。

夕方6時半過ぎでも30度。

熱帯夜。

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これは兒玉さん号で、

フォードアーズまで半ドンサーフトリップしたときの車内です。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53569

昨日のベストフォードアーズ日には、

タイラー・ウオーレン・スーパーソープ5’1″

COLEミッドレングス6’4″

Canvasミニノーズライダー6’12”

を取り替えながら乗り、

ずっとぶっつづけでサーフして、

台風波の峰ヶ原とコジキミックス、

それにワイキキを加えたような波質でした。

波待ちしているときにヤング(死語ですね)だった頃、

七里ヶ浜のなつかしき波を思いだしました。

藤沢名店ビル地下のサンマーメン&餃子とか、

丸井地下のシュクリアのビーフカレー、

伊藤羊華堂前にあったミスタードーナッツ。

さらには金子スイミング勤務だった小沢先輩に連れて行っていただいた

奧田センター飲食街内のとんかつ「とんこ」の焼きカツと、

おかわり自由のキャベツにかける甘いドレッシングの味を思い出すまでに至り、

波乗りの記憶というのは不思議なものだと、

タイムスリップするように無人波に乗り続けた。

このこともまたいつか思い出すのでしょうね。

長くなりました。

それではすばらしいゴールデンウイークをお迎えください!


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