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【なぜか特大号】ウナクネ総帥アレックス・ノストとボンザー_リユニオンりょうさんは死語世界から!?_Surf Prescriptions FTV12_NATION CANVAS工場_RACECAR-Drag Race Version6’4″-_Tyler Warren Shapes Super Soap 5’1″short movie@YOUTUBE_(4155文字)

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せまる初夏♪

サンオノフレ軍団♪

Go go let’s go かがやくボード♪

(仮面ライダーのテーマで)

そうです。

初夏です。

というよりもう真夏のような気温です。

今週末まで気温32度から35度という予報です。

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リユニオンのりょうさんとミーティングを兼ねてフォードアーズに行くと、

アレックス・ノストが来ていた。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53083

彼は先日一九七三年のボンザーで、

俺が極めようとしている

”ウナギクネクネ”略して『ウナクネ』模範実演滑を見せてくれたので、

いちどきにファンになってしまった。

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今日も同じボードを持ってきて、

フィンをさらに小さくしていた。

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「ウナクネ、荒木経惟さんのように撮リマス」

このようにマックスは流暢な日本語で、

さらにはアラーキーというカルチャーまで詳しいという不思議な青年です。

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映像は撮れたので、

後ほどインスタグラム経由でフェイスブックに掲載しますね。

alex

アレックスのウナクネを門弟として崇めていると、

リユニオンりょうさんがやってきた。

「フナキさん、アレックスの波乗りを

三浦先輩(Dセンパイ)が見たらなんと言いますかね?」

「”有名なのにあんなもんか。俺のほうがうまいだろ?”と言いますね」

「やはり」

「はい、センパイは自信家ですから」

「子門真人のようにですか?」

「はい、およげたいやきくんです」

「侍ジャイアンツと勇者ライディーンの主題歌も子門真人ですよね」

「あれ、詳しいですね。りょうさんって平成生まれじゃなかったのですか?」

(この平成生まれ)の詳しくは↓のリンクをご覧ください。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/46130

「(汗)やめてくださいよ。再放送世代ですから」

「でもアレックスとセンパイって同系統の波乗りをします」

「ほんとクリソツですね」

「あれ、それって死語ですよ」

「そうですか?普通に使ってます」

「(アレックスが)また乗りましたね」

「おーヤンエグは違いますね。年俸5千万円ですからやたらと乗りますね」

「そんなに!」

「はい、ヤングメンなのにすごいです。さっきスタジャンも着ていましたし、

バックシャンもいいし、あいつは1970年代そのものですね」

「スタジャン!Dセンパイはチョッキとかエモン掛けと言います」

「大事なのはナウイ波乗りですよね」

「フィーバーですか?」

「ガチョーン、よく知ってますね」

「りょうさん、なんだか死語ばかりですよ」

「そんなことはないですよ」

ーーここでローファーの友だち(女)がりょうさんの車の鍵を借りにーー

「あの子マブイですよね。ボインですし」

「ハイカラですか?」

「あれあれ、それは死語ですよフナキさん(笑)」

「なんだか頭がレトロになってきてしまいました」

「タイムボカンとガッチャマンを連続で見たくなりました」

「昭和38〜44年生まれのネタですねそれは。

ガッチャマンはぼくが7歳のときです。

りょうさんは本当に平成生まれですか?」

「あれ、なんちゅうか本中華はっはっはー」

「天才です」

それからウエットスーツのミーティングをしましたが、

話題はレトロ系ばかりで、

ウナクネ総帥アレックスさまからの

すごいインフルエンスを感じた日です。

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携帯をチェックすると、

ドッキー師匠(Surf RX)が、

フライングタートルV12のシェイプを終えたところで、

すぐさまストライプティントを施した画像が送られてきた。

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かなりかっこいいです。

ピニンファリーナも「走りは美しさと比例する」

と言っていたが、サーフボードも同じですね。

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王子邸前で私のデルタ計画をめざとく見つけたデイブ。

昔々からサンクレメンテローカルです。

こちらのローカルは、

ノースハワイと同じでみんなやさしいです。

朝は石田さんと朝食を食べていました。

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アメリカ歴35年という石田さんは、

ビスケットとグレービーという高度な注文を。

メニューにあるのは知っていましたが、

いまだに注文したことはおろか、

見たこともありませんでした。

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私は大好きなパンケーキを。

バナナとナッツをのせて、

ブルーベリーシロップでOEC!

(OEC=おいしい©maedaman)

フリーウエイをピコで降りたところにあるモービルに行くと、

このFORDブロンコがやってきた。

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これぞ私のドリームカー。

まだかなりの台数が走っているので、

いつかきっと。

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キャッチサーフに行くと、

なんとオディシーとウエットが屋根の上に上げられていた。

これは営業部長のジョエル・マナラスタスのもので、

もしかしたら彼は「いじめ」にあっているのかもしれない。(笑)

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それにしてもどうやってここに上げたのだろう?

キャッチサーフからNATION/CANVAS工場に行くと、

時計はそろそろ終業時刻となろうとしていた。

この時間に工場に行くのは、

ときに嫌がられ、

ときに歓迎されるというむずかしい時間であります。

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なんと、NATIONログ『エルドラド』が完成していた。

ボランクロス1インチストリンガーの逸品。

突然欲しくなったが、

今はウナクネに専念しようと言い聞かせて、

ぐっとこらえました。

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ライアンがシェイプルームに見えないので、

工場の奧に行くと、

ライアン友人ボードが仕上がったところで、

どうやら来て良い時間だったようだ。

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カリフォルニアでナンバーワン・サンダーだった故ジョー・ウッド。

彼の弟子であるジャーミーが、

リックケインのトライ・オンフィンのハンドサンドをしていた。

これは時間もかかるし、

ホットコート樹脂がしっかりとのっていないと、

かなりやっかいなものなのです。

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2階に上がるとデイブ・ネイラーがいる。

今日のティントボードを見て誇らしそうにしていた。

デイブらしいショットが撮れました。

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特別ラミネート(ロゴ)の2ヘッドレイバンが入ったキャンバス。

もうすぐホットコートです。

相撲部屋じゃなかった、ホットコート部屋に来ると、

大関のジェイソンが、

レースカーにグラスオンフィンを立てているところだった。

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こうして5度角でフィンは設置されていく。

ちなみにレースカーには、

タイラー・ウオーレンのグラスオンフィンが設定されています。

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NAKISURFストックである

『ライトニング・ライムグリーン』

この色にして大正解。

工員たちに人気ボードであります。

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ディープネイビー・ピグメントのレースカー。

ティントとピグメントは同様に樹脂に色を付けることですが、

違いは透けるのがティントで、透けないのがピグメントです。

どちらも紫外線にはやたらと強く、

真夏の長時間直射日光にも色あせない。

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これにも完璧にフィンを設置するジェイソン。

工歴28年という大ベテラン。

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角度が決まったら隙間に接着を兼ねて樹脂第一工程。

明日、クロスとロービングで完全設置されます。

グラスオンフィンは、かなり時間がかかる工程です。

しかも近道ができません。

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レッドフィンもあるのですね。

と後ろのラックを見上げると、

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オーダーボードと、

ストックがホットコートを終えていた。

色とフォルムがすばらしい。

これから

サンディング

グロス

ポリッシュ

という工程を経て10営業日で仕上がります。

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これらもホットコート終了。

あなたのボードは見えますか?

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『シャンパンの4+1』

というマルチフィンモデルも最終工程まで来ました。

「コニチハ!」

と威勢良く入ってきたのは、

@letspartytraction

のオモシロネコ・インスタグラムで知られるスティーブ。

ネコ好きの彼に私秘蔵の

「フラッフィー・ラミネート」

を見せてジマンするとこのオドロキ顔。

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「ヤバイです」

彼がやってきたのは、

ネイト・ヴァンダガストが先日乗っていた試作「エアマシン」を

スティーブにも乗ってもらおうというプロジェクト。

ちょうどさきほど完成したのです。

そのあいだライアンは彼ボードの最終検品をしていた。

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アウトラインから判断すると、

ワイドなショートボードとフィッシュのミックス。

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大満足のふたりです。

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すごいのがスティーブに対してのサイジング。

ライアンは、

「5’8″ish 20.25″ish (5’8″くらい、20.25くらい)」

いい加減なサイジングにほぼ同業のスティーブはご満悦。

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工場のみんなにさよならを言って、

赤いフィンからインスピレーションを得たのは、

大きなレースカー。

これならミッドレングスのように乗れるし、

もちろんウナクネ認定ボードであります。

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6’4″として、

『ドラッグ・レース・バージョン』としました。

ディレクターのクリスチャン・ワックの認定待ちです。

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ツナくんのウツクシインスタグラム。

©tunatunatantei

前出したりょうさんと食事に行こうということになり、

ピコ郵便局裏のタンビンに行くと、

りょうさんの親友スティーブ・ルシアーニもやってきました。

どうしていつもボルコムを着ているのですか?

と聞いてみると、

「リユニオン・ウエットスーツが、

ボルコムスーツをOEM製作しています」

というオドロキの事実が登場しました。

(OEM=original equipment manufacturer

他社ブランドの製品を製造すること)

私たちがミーティングしているあいだ、

スティーブの飲むこと飲むこと。

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普段はノマドでバーテンダーをしているスティーブ。

「サーフ業界人は波乗りが仕事デス。

で、お酒業界人は飲むのが仕事です」

と言いながらビールグビグビー。

お酒のメジャーリーガーですね。

酔うのが怖い私が

「クワバラクラバラ」と言うと、

りょうさんが

「それって死語ですよ。フナキさん」

と言われて今日は終わります。

長くなってしまいました。

最後に

タイラー・ウオーレンのミニボードの結晶

『スーパーソープ5’1″』

に私が乗った簡易ムービーが完成したので、

YOUTUBEにポストしておきました。

スーパーソープの特徴というか、

その持つ運勢がすばらしいと思う。

この日、

ここにこんな長い波が来るとは誰も思っていませんでした。

3つのブレイクを乗り継いで、

最後はチャーチ手前の浜まで乗けたというウソみたいな事実が、

この動画には映っています。

いやはや不思議で最高のボードです!

http://youtu.be/wHAaxkGKywM

 


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