新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

『AVISO Premium series #1 / Fire Blade concept(仮名)』の詳細その一_BD3兄弟とシボレー三兄弟の相互関係!?_ハーちゃんは健在です(クリスチャンも)_二人が乗るファイヤーブレードとサンクレメンテローカルズが愛するコール・サーフボード

おはようございます!

良く晴れた、オンショア風速5mのカリフォルニア、サンクレメンテ市です。

夏休みということもあって、朝から沿岸に出る道路は大渋滞し、

主要ビーチは朝8時には全ての駐車場が満車になっています。

気温は29度と、もう夏真っ盛りですね。

(昨日の続きです)

コールに会いに行き、サーフボード品質、新素材、シェイプの変化、

ミニボードの今後、ケリー・スレーターのシェイプボードの意味、

ライアン・カールソンのこと、星さんの望むボードデザイン、等々。

色々なことを話してきました。

これはいつかまとめて書きますのでお待ちください。

下の写真はコールオフィス兼ショールームにて、

左からライダーのサイモン・セバーソン、マネジャーのロボ、

弊社柳瀬(やなせ)、コール。

サイモンは旧いサーフマニアならご存じでしょうが、

俺がサンクレメンテに行くようになった1980年代に

クリスチャン・フレッチャーより先に

「エアリアルをマニューバーに取り入れることを確立した」

天才サーファーがこのサイモンです。

ちなみにサーファー誌の創始者ジョン・セバーソンの血筋で、

ナイキのベンジ・セバーソンは彼の弟、というサラブレッド家系。

↓これは歴史的なショットで、

AVISO用のファイヤーブレードの試作品に新しい傾斜を施しているシーン。

フラット部をセンターに設置し、そのレイル側にロッカーを付けただけでなく、

テイルエリアにもスロットを付けることによって、切り返しが劇的に早くなるのです。

時代はテイルキックからテイルチャンネルに切り替わるようで、

その瞬間をカメラに納めました。

このボードデザインは、

『AVISO Premium series #1 / Fire Blade concept(仮名)』として、

秋頃マーケットに登場しますのでご期待下さい。

↓これがその完成想像図です。

↓クリスちゃんが持っているのが、『AVISO Premium series』の先駆けとなったBD3。

ブラック・ダイヤモンドは世界中のユーザーの心と夢をがっちりつかみ、

さまざまな波を滑走しているスーパーデザインなんですよ?!

というクリスちゃんのCMを作ろうとヒラメイタ。

これはサイズ5’1″なので、AVISO BD3シリーズ(三兄弟)の次男坊ですね。

↓ちなみにこれがシボレーの新型サバーバン。

シボレーのプレミアム・SUVシリーズの長兄で、

次男にタホ、三男にトレイルブレーザーと続く代表的なアメリカ三兄弟です。

ハーちゃんこと、ハービー・フレッチャーオフィスに行き、

「Z-PADはいつ仕上がるのですか?」(↓のブログ日を参照のこと)

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/2890

と催促したり、

彼の新作アートを眺めたり、

今はバリから戻って、アストロデッキ社で働くクリスチャン・フレッチャー。

彼をこのように撮り、「クリスチャンにはセダンは似合わないぜ」

と言うと、「よくも言ってくれたな?、これには色々事情があるんだよ」

とニコニコ顔でサンドイッチを買いに行きました。

ちなみにハーちゃんのオーダーは、

「ベジタブルサンドのマヨネーズとタマネギ、ピーマン抜き」

というものでした。

ハーちゃんファンは参考にしてください。(笑)

ハーちゃん社を後にして、ユニオンバンク(銀行)に行き、書類上の手続き等を行う。

慣れ親しんだサンクレメンテ営業所には知っている顔が一人となってしまい、

世の移り変わりをここでも知った。

(おまけ)

↓コール編なので、ファイヤーブレードの王子邸前のショットの続きを少し。

ファイヤーブレードの回転性能を試すように速度をつけたら狭いターンをしたり、

フェイスの切れたところでアクションしてみた。

↓これはクリスチャンの速度超過系アクションで、

オフザトップなんだけど、リップアクション後は前足に体重をかけて

ボトムまで一気に降りるというスリリングなテクニック。

スピードがありすぎて、ファイヤーブレードが全て泡から浮いちゃってますね。

サンクレメンテのシークレットビーチには、

コールに乗ったサーファーだらけでした。

↑ロボモデルの新鋭

↓名作ファイヤーフライ

↑HPS V12

こうしてグッドサーファーたちが支えるコール人気というのはすごいものがあって、

それはやはり真実の一部だと思うし、

このコールシェイプを日本のみなさんに紹介できることを誇りに思います。

そして、日本でもそのムーブメントを支えてくださっているみなさんにも深く感謝します。

さて、日本は日曜日早朝です。

千葉県匝瑳市の海岸にいるライアン・カールソンの調子はどうだろうか?

もう少し経ったら電話してみます。

勇人さんはもう起きているかなあ?

ではでは、みなさんもBeautiful Sundayに!


6 thoughts on “『AVISO Premium series #1 / Fire Blade concept(仮名)』の詳細その一_BD3兄弟とシボレー三兄弟の相互関係!?_ハーちゃんは健在です(クリスチャンも)_二人が乗るファイヤーブレードとサンクレメンテローカルズが愛するコール・サーフボード

  1. 匿名

    コール氏とのミーティングで《ケリーのシェープボードの意味》のお題が気になりますね?

    クリスちゃんは、ロングのプロなのを忘れるぐらい
    ショートでも上手い!!
    かっこいいです。(笑)

  2. noguchi

    http://kisurf.blog98.fc2.com/

    ライアン知り合いだったのですか・・・。
    凄いつながりですね。
    カズシの大会に来ておりましたよ。

    知っていれば・・・片言で話しかけたのですが。。。
    アイコンタクトで終わりにしちゃいました。。。
    残念。

  3. naki Post author

    Fgさん、
    「ケリーのシェイプボードの意味」ですが、今度詳しく書いてみますね。
    クリスチャンはアライヤマスターでもあるので、
    オールボードのプロだと讃えています。
    でも10フィートからBD3まではすごいです。
    匿名でも文体でわかりましたし、
    投稿画面に行くと、コメントをくださった方のサーバーアドレスも出るので、Fgさんだなあ、ってすぐにわかりましたよ。
    ぜひ?

  4. naki Post author

    noguchさん、
    ライアンはコンテスト終了後のカラオケ屋さんでの「飲み」が印象深かったと言っていました。
    あんなに吐くまで飲むサーファーがたくさんいたのを生まれてはじめて見たぜ、ジャパンはスゲエ!と変な感想を持ってました。(笑)
    今度はノグドンのブレイクにライアンと一緒に行きますね。