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AVISO New Toy 5’5″浮力のシンジツ_サンクレメンテ・ランチにはメキシカン_『CANVAS』発表!_6’12” Noserider 試作機完成!!_ライアン・イングルのものすごいシェイピング工場セットアップ_コール秘蔵のライアン・カールソンが千葉匝瑳市のKIサーフさんにいます!

AVISO New Toy5’5″に乗るクリスちゃん。

ランチの時にこのAVISO NEW TOY俺の体重が57kgで、

彼の体重が72.5kgという相互関係について話をしていた。

クリスちゃんは「まだ浮力に余裕があるぞ」

というので、プロ級ならば80kgまでがその浮力範囲だろうか。

もしふわりと乗るのであれば40kgから65kgで、

かっちりとした乗り味を狙うのであれば55kgから72kgというのを目安としてください。

スタッフブログにも浮力記事がありましたので以下にリンクしておきます。

https://www.nakisurf.com/blog/staff/archives/3130

↓俺も貸してもらいましたが、テイクオフが早いし加速が速く、

このようにボード全体が浮きながら加速したのを体感できた。


このNEW TOYは絶妙のクアッドセッティングで、

ターンの度に起爆していくように加速する。

新感覚の乗り味に「なるほどNEW TOYとは絶妙なネーミングだ」

と今頃になって納得する。

詳しくは後日書くインプレッションを待っていただきたいが、

大好きなボードのひとつとなりました。

で、全員が空腹なので話が「ランチランチランチ」となった。

贅沢な街、サンクレメンテのランチだが、

SUSHI

French Cafe

Crepe

Thai

Mexican

と5つの選択肢。

ニックとクリスちゃんはスシに傾いていたが、

空腹すぎるのでここから近いのが魅力なのと、

俺が野菜を食べたかったという理由で、

メキシカンとなりました。

↑グリルドベジタブル・ブリトー。

黒豆と炒めたピーマンがトマトとキャベツ&レタスにからめてあって、

少し甘めのソースに任意的にかけた辛いハラペーニョソース。

その味の階層にカボサンルーカスを感じようとしたが、

本場の油臭いブリトーではなく、すっきりとした白人風なので、

「ハオレ・ブリトー」と命名すると、ニックとクリスちゃんは

「indeed(本当に、確かに)」と頷いていた。

もう一個を欲張り、それは焼きマヒマヒ・タコス↓

こちらもさっぱりおいしく、

ご覧のようにマヒマヒの量がかなりあるので食べきれないほどだった。

余談だが、大食いのクリスちゃんはこれを5つ注文して、

それでも足りなく、俺の残したチップスを食べていた。

このランチ総額が41ドルになるのだが、

今回はクリスちゃんが財布の紐を緩めて、

「私がハライマス!」

とデビットカードを差し出した。

19才の子にごちそうされるのもあれだし、

今回は柳瀬も一緒にいたので、

「いや、ワタシガ払います!」

「イヤ私ガ!」

とレジ前で日本でよくあるようにやりとりし、

それでもクリスちゃんの決心は固く、彼にごちそうになりました。

さて、クリスちゃんがサーフボードのプロデュースを始めます。

名前も付いて、それは『CANVAS』。

「絵画のキャンバスのように自由にアウトラインを描きたい」

という理由と内容の新ブランドです。

ご存じのように彼は奇才天才で、そのアイディアも面白いものばかりでした。

「よーしそれなら私も参加させてください!」

とNAKISURFでの扱いを決定しましたので、どうぞよろしくお願いします。

「CANVAS」は今日が起点となります。

これが彼が作ったオーダーカード。

必要なことが全て書かれていて、

手書きの文字に愛を感じました。

それからクリスチャンの友人であり、

「15フィートまで削れる最新鋭のシェイプマシンを持っていて、

ボクの考えを理解して実現してくれる名匠がいるんデス」

という理想のシェイパーに会いに行きました。

「誰かは会ってのオタノシミに」

『キャンバス』のユニークな発想のボードを削れるシェイパーって、

コールやドッキー以外にいたかなあ?

と思いながらサンクレメンテの奥地に進んでいくと、

そこはインフィニティの工場だった。

「おー!ライアン・イングルだろ!」

とわかると、「ソーデス!ライアンです」

と、インフィニティのシェイパーで、

若手気鋭の俺も知っているシェイパーであったことに感動する。

で、先日話した「短いノーズライダーのベースモデルのシェイプが仕上がっている」

と聞き、シェイプルームに行くと、その

「シックス・トゥエルヴ・6’12″ノーズライダー」

という、つまりは7フィートのマスターピースが完成していた。

記念すべきキャンバスの一本目となるスペックはこちら↓

ベースモデルなので、

あえてコンケイブとかを入れずにまずはクリスちゃんが乗って試します。

「このシェイプデザインなら絶対に最高のノーズライダーにナリマス」

とにっこりのクリスちゃん。

で、次号機はこれに可能な限りのコンケイブを施して、

「揚力」を確保する試デザインをライアンはコンピュータ上で行った。

ダブルの深いのをテイルに↓

安定性のために全体のボリュームチェック↓

アウトラインの詳細数字をここで合わせていく↓

数々の案を出しておいて、

後はクリスちゃんが乗ってから入れこんでいき、さらに試作を重ねていきます。

そのコンピューター上のデザインがこの

「世界最大」というサーフボード・シェイプマシンで再現されます。

そのセッティングのすごさに思わずにやけてしまう柳瀬。

その後、コールに会いに行ってきました。

ここでは2万字くらいの記事が書けるほどサーフボードの質問をし、

シェイプルームで実演しながら具現化してくれた。

ここでは書ききれないので、それはまた明日書きますね。

コールの秘蔵っ子ライアン・カールソンが今千葉に行っています。

どこかで会えるかですね。

では、良い週末を!

今日もありがとうございました!


4 thoughts on “AVISO New Toy 5’5″浮力のシンジツ_サンクレメンテ・ランチにはメキシカン_『CANVAS』発表!_6’12” Noserider 試作機完成!!_ライアン・イングルのものすごいシェイピング工場セットアップ_コール秘蔵のライアン・カールソンが千葉匝瑳市のKIサーフさんにいます!

  1. マニー723

    もしや、シェイパーはダジャの選手様ですか??
    黒田様に宜しくお伝え下さい。

    本日は波も無く、暇なので早く2万字を読みたいです。

    もしや、アナハイムで観戦中????

  2. naki Post author

    マニー723さん、
    シェイパーはマニー99でした。

    2万字をすぐにでも書きたいのですが、
    このイソガシ台風が去ってからゆっくりと書いてみます。

    アナハイムに行きたかったのですが、
    時間的に難しかったです。

    14-8でアナハイムでした。。

  3. Fg

    メキシカン、いいですね?
    最近、まったく食べてないのでかなり食べたくなりました。
    クリスちゃんは、若いのに素晴らしいですね。(笑)

  4. naki Post author

    Fgさん、
    そーです。
    たまに無性に食べたくなりますよね。
    クリスちゃんは本当にしっかりとした子です。
    勉強させられてます。