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naki's blog

真南うねりの闘牛岬で570.87mの波に乗りマシタ_カリフォルニア続編(食)

おはようございます。

フジロックに行ったリリーさんからは「こちら大雨ですぅ」とメールがあり、

野外ライブだから来場者は大変だろうな、

と天気図を見ると低気圧が苗場にあって、

それは「ほぼ停滞」となっていた。

フーミンもブログを見ると、土日フジロックとなっていたので、

みんな音楽に酔いしれているのだろうな。

ワンちゃんからは、

「東うねりが入って南風なので、きんちゃんとD先輩で房州に行きます!」

とあり、房総の太平洋側は晴れていそうなので、これで真夏波に乗れそうですね。

きんちゃんは海の日の東湘南波で、

いつもの8時間連続サーフを軽く達成したアイアンマンだが、

「波を追い求める50歳というのもロマンチズムだなぁ」

と彼の顔を思い出していた。

さて、こちらノースハワイでは、

一昨日より続く南うねりが「本日ピーク」と波予想にはあった。

ホワイトハウスに行くとうねりの向きが悪いのか、

まさしく「スロー」と形容するコンディションだった。

なんだか波が沈殿しているように感じられたので、

「真南うねりの闘牛岬」に向かった。

パドルアウトすると、やはり混雑していたので、

普段みんながサーフしているインサイドピークから

イレブンパームスを越え、さらにヴィレッジの奥に進み、そのリーフの最奥で波を待った。

ソレン・シーバーさんが息子を従えてパドルアウトしてきて、

しばらくのワイキキ波話で盛り上がる。

ここからだとほとんどのブレイクは速すぎてメイク不能だったが、

5本だけは複数のセクションを抜けることができて大満足ライディング。

その一本はフルスピードでインサイドまでつながった魔法波で、

その求道的ライドのクライマックスでは、

右足ふくらはぎが攣(つ)る寸前となった。

キックアウトすると、喜ぶ間もなく波が押し寄せてきていた。

肩で息をしながら次から次へとやってくるセット波。

これが闘牛岬の猛攻に感じられるほどで、

「ああ、もっとトレーニングしなくては」

と誓いながらぜーぜーとダックダイブしていった。

今、グーグルアースの定規ツールでその乗った距離を測ると、

『570m』と出てきてその長さに驚く。

そのまま各地にカーソルを動かし、今まで乗ったことのある波は何mだったのだろうか?

と定規パスを当てていたら30分も経過してしまっていた。

そういえばカリフォルニア編の残りがまだ未掲載だったので、

ここに書いてみます。

クレイグと柳瀬、そしてメキシコ大ちゃんとで構脚橋に行き、

腰程度の速い波でファイヤーブレードとND9、ダイヤモンドバックに乗った。

駐車場に戻ってくると、

クリスちゃん(クリスチャン・ワック)がやってきたところで、

その偶然の歓びを閉じこめた記念写真をパシャリ。

左からメキシコ大ちゃん、クリスちゃん、柳瀬。

「当のクリスちゃんは、イヤ必然なのです。

なぜならワタシはこのファイヤーブレードに乗りたく、

先ほどナキさんに電話をしたのですよ」

と言うので、ジーンズのポケットに入れられたままの携帯の着信を見ると、

確かに彼からの着信が入っていた。

「すごいね、ジェダイの騎士みたいだな」と話は盛り上がった。

↓ピカレスク監督のマイキーの姿も見えますね。

影が真下で、夏のハイヌーン時刻でした。

「お腹が空きましたネー」というクレイグに反応したクリスちゃんは、

「ワタシのお勧めメキシカンカフェにゼヒー行ってみてください!」

と言うので、行ってみました。

↓これはメキシコ大ちゃんの「ウエット・チキンブリトー」

ブリトーだけで重さ1000gはある巨大ランチ皿。

↓クレイグも大ちゃんと同様の「ウエット・カニタス(ポーク)ブリトー」でした。

こちらも1キログラムのすごいブツで、

ダイエット諸兄にはいささかシニカルなものでありましたね。(笑)

さすがは大食漢のクリスちゃんならではのチョイスで、

彼のお薦めとは「味ではなく量」だったことを知った。

両者は外見からだけでは判別がつきづらいので、撮った角度で覚えておいたのです。

今度は柳瀬のフィッシュタコスx3というプレート。

このレタスを見ていたら、ようやく食の暑熱が冷めてきた。

俺はというと、昨日カフェヒロでたくさん食べたので、

「軽く軽く」と言い聞かせながら、この「アサイボウル」を↓

クレイグと大ちゃんから見たらメキシカンカフェに来て、

こんなのを注文するのは「女々しい」と蔑まされそうだが、

俺はさっぱりランチで、「眠さ知らずの午後」が欲しかったのだ。

そう、そのカフェヒロのメニュー写真をここに掲載します!

太陽のトマトと呼ばれるほどの高糖度のフルーツトマトと、

バッファローモッツレラの『カプレーゼ』↓

クレイグが「これはオイシイデス?」と感涙した『特製牛タンシチュー』

↓天然キングサーモンの西京焼きを温野菜の上に載せた逸品。

「オイシイトンカツもタベラレマスよ?!」

とクレイグに勧めた『うっとりと昂揚するロースカツ』↓

おいしくておいしくて、ノースハワイからも通ってしまう『カフェヒロ』

はハンティントンビーチの内陸、サイプレスにあります。

10509 Valley View St
Cypress, CA 90630

(714) 527-6090(日本語でも)

http://www.cafehiro.com/

ゴルフの腕前はシニアプロまであと少しというオーナーシェフのヒロさんと、

美人ウエートレスさんたちを囲んで、

左からゲストのクレイグ、そして池谷、柳瀬の弊社チームの集合写真。

本当においしいのでぜひ?!

って言いながらも今一番食べたいです。

「グラスホッパーは世界最速だな、ショーメンでこれもんでしょう!

ちょうど見ていたKOのIがさ、『俺がね、一番速かった』と言うからうれしくなって、

もう一回言ってくれーって言いそうになったぜ」

と近影を送ってきてくれたD先輩だが、

この様子だと「ルイスヴィッチョンとミウミウー」はまだばれていなさそうだ。

とほっと息をつく。

このばれるかばれないかの境目が好きなのです。

これからランチだけど、何を食べようかなあ?

波があるようなので、みなさんもすばらしき土曜日になりますように!


6 thoughts on “真南うねりの闘牛岬で570.87mの波に乗りマシタ_カリフォルニア続編(食)

  1. Fg

    「波を追い求める50歳」素敵です。
    自分も、そうありたいです。

    D先輩の画像ですけど。後のスープが重なって凄い水の量に見えますね?
    ドドゲキです。(笑)

  2. naki Post author

    Fgさん、
    いつまでも波を追い求めたいです。
    D先輩はそういう強運の持ち主なんですよ。
    ドドゲインです。(笑)

  3. ウミ平ピッチャー返し

    きん様は僕の目標です、一回前のウネリの時も僕が起きて連絡したらすでに海の上でございました。
    さすが、負けられません!!!

    ファイヤーブレードかたちが綺麗で走るという事に妙に納得してしまいます。
    フェラーリのボディーみたいに美しい。

    明日はまた気分はドノバンでシングルフィンをぜひ?ひ?!

  4. naki Post author

    ウミ平ピッチャー返しさん、
    きんちゃんは、朝の3時半には沖にいるでで、
    なかなか勝つことができません。
    なので、今度はお弁当をノーズに乗せて朝2時から行って波を待ちましょうね。
    umi cafe特製コーヒーもぜひ!

    ファイヤーブレードはネクスト10年の宝石ボードとなるでしょう。
    50年後にはFerrari 250GTOの後継機ですね。
    シングルフィンでぜ?ひ?!

  5. katsuwave

    D先輩いいですねぇ。僕もGHが大好きです!
    最近は調子いいGHばかり乗ってしまうのが難点ですがね。
    GH~テイクオフ~ボトム~トップターン全てのセクションで速くコントロールが安易に出来る所が気にってます。
    正面でも良く乗ってます!!

    もう少し浮力落としたサイズ違いのGHを思案中です。ナキさんその節は宜しくお願いします!

  6. naki Post author

    katsuwaveさん、
    ありがとうございます。
    GHマニアの方が本当に多く、
    うれしく感じております。
    浮力を落としたGHいいですね。
    幅を少し出して、クイックな切り返し追求型とかはいかがでしょうか?