奄美大島にいる夢を見ていて、
起きたら顔がほぼ凍っていた。
南カリフォルニアは、
例年よりずっと寒い朝晩で、
日中は風が強くなるのは、
『エルニーニョの反動天候』というものだそうだ。
Nation Dream Crusher 5’4″
奄美大島。
またグリーンヒルさんに行けば、
こんな波に乗れるのだろうか?
島の友だちと、宿の人たちとうまい酒が飲めるのだろうか。
そんなことを考えていた。
冬は旅をするに適した季節だと思う。
かなり昔のことになるが、
年始の犬吠岬灯台の下で、
強い北東風に吹かれながら写真を撮った。
そして、
そこにある日帰り温泉に入り、
足と手を伸ばして目を閉じた。
これ以上の幸せはないとさえ思った。
または南に行ってもいい。
ノースハワイのフレディに電話をすると、
「闘牛岬いいぞ、ふふ」
そんなナツカシのフレーズが受話器の向こうから聞こえてきた。
みんなそれぞれを生きて、私も懸命に生きている。
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さて、奄美大島の近所、
不思議な島が鹿児島佐多岬の南南西約60kmにある。
奄美からは北におよそ260km北だろうか。
ここは温暖かつ、神がかった場所である。
何度も行ったが、行くたびに神秘体験をする島で、
友人たちの何人かが暮らしている。
その友人のひとりである圭くんが、
私がドリームクラッシャーをライアンから受け取った日にオーダーをくれた。
直感だったという。
そして、先週吉日にめでたき納品を迎えるために、
千葉から航空便でそのドリームクラッシャー5号機は南に飛んでいった。
初乗り後、うれしいメールが届いた。
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[題名:ドリームクラッシャー初乗りをしてきました!]
nakiサーフのみなさんへ!
こんにちは。
今、ドリームクラッシャーの初乗りをしてきました!
最高のフィーリングだったので、
少し興奮気味でこのメールを書いております。
ニューモデルのボードをありがとうございました!
ブログで見たときにフライングで注文して本当に良かったです。
また、ショップのみなさまにもとても親切に対応いただけて、
ワクワクしながら待つことが出来ました。
届いた翌日にうねりがちょうど届き、
このドリームクラッシャーの運を讃えました。
大好きないつものビーチに行き、
記念すべき最初のラウンドを島の仲間たちと一緒に楽しみました。
[ドリームクラッシャー前 ]
仲間からは「パドルがいつもよりも速いね!」
とか、
「波のフェイスに張り付いてるね!」
「岸から見ていたらいつもとライディングが違ってたよ。ニューボードでしょ!」
そんな声をかけてもらえて、
そういうことも凄く嬉しかったです。
僕的にはテイクオフからプルアウトまでが、
全て今までにはなかった新しい感覚で、
これまで刺さったり止まったりしていたのですが、
スムーズにフェイスに張り付け、
多くの波を抜けることが出来て最高のフォーリングです!
【ドリームクラッシャー後】
新しい発見や気づきもあったので、またすぐに乗りたいです!
NAKISURFとライアンさんのおかげで、
最高のボードに巡り会えました。
本当にありがとうございました。
このドリームクラッシャーでますます波乗りが楽しくなりそうです。
本日、撮影した写真がありますので、よろしければご覧下さい。
nakiサーフのみなさまのことをこの島よりいつも応援しております。
これからもどうぞよろしくお願いします。
中村圭
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[返信すると、翌日そのお返事メールが]