こんにちは、
そろそろ北も最終日。
今夜にはサンクレメンテに戻ります。
人がいないところでサーフしたく、
ベンチュラ岬とCストリートのあいだの無人ピークを発見し、
ウエットスーツを裏返していたら、
「リンコンが2人だけです」
そんな報告を受けたので、
先日の山火事の影響で人が少ないのかな?
そう前向きに解釈して101フリーウエイを北上した。
到着すると、
駐車場はほぼ満車で、
2人の20倍は増えていることが決定的だった。
でも午後から風が強くなる予報だったので、
荷物を持ってブレイクまで降りて行く。
今回のボード群は、
シングルとツイン、そしてクアッドフィン。
カイ小坂くんと交代で映像または画像を撮りました。
ブレイク周辺は30人くらいのサーファーがいて、
セットで腰サイズだった。
なので、
セットを乗ることはあきらめ、
セイジにロングボードを借りて、
小さめ波に乗っていった。
そのセイジのマイ流行ムーブがこの『ギャラクティック・ロール』。
「ボード上で前転し、そのままハングテンに持っていけば完璧です」
とは、考案者のセイジ。
現在考えられる最上級の大技は、
全盛期の千代の富士の投げ技を彷彿させる。
クリスマスデーに仲良くなったダイスケさん。
リンコンのインディケーターが見える家に住み、
いわゆるリンコン・ラヴァーだが、
こうして手を蛇のようにして、
ウナギクネクネの表現をしていた。
「もう短いボードはアサメシマエ」
まるでクリスチャン・ワックの全盛期のようだが、
開眼したように良い波を多く滑っていたカイ小坂くん。
Nation Dream Crusher 5’9″
安定して、
さらにはマジックボードなので、
こんなに薄いセクションでするハングファイブが楽しかった。
やはりこんなボードは人生変えます。(笑)
□
サーフラインを見ると、
新しいサーフブレイクが出現していて、
そこはずっとエピック(最高)が続いている。
しかも頭半+くらいの毎日同じサイズ!?。
パーフェクトで弱い風。
これはどこなのか?
そうです。
ケリーのウエイブプールですね。
そのウエイブプールの場所がわかったので、
調べてみると、
サンクレメンテから4時間半で行けることがわかった。
これが衛星からの俯瞰画像。
「ライト(レギュラー)波しかない」
そんな不満がささやかれていたが、
この上下対称デザインだと、
逆側から波を出せばレフト(グーフィー)波となるのだろう。
未確認だが、
マーシャル兄弟たちが、
レモーン・サーフカンパニーをインスタグラム上に立ち上げ、
ローカル情報などを公開している。
これによると、
(きっとジョークだろうが)
「1月30日の土曜日は、ケリーのウエイブプールの開業日です。
その日はマーシャル兄弟も来るので、カレンダーに印をしてください。
レモーン、カリフォルニア、サーフィング市」
けれど、一般開業となれば、
私も含めてこの波に乗りたいサーファーは世界中にいるだろうし、
向こう5年くらいは予約で埋まってしまう気がした。
日本にも50基くらい設置していただきたいものであります。
10年後?
もしかしたら3年後には3基くらいが日本にある可能性がありますね。
サーフ後は友人たちで、
ジャグジーセッション。
サンクレメンテに戻る時間になったら、
それは美しい夕陽が海の上に広がっていた。
■