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【新シリーズ】サーフィンの未来を考えてみた_その1_(1656文字)

ベンチュラセイジから紹介された新しいウエブサイトを登録して閲覧できるようにしていた。

どのサイトとはここに書かないが、

車関係のものであるとだけ書いておく。

波に乗るいつものサーフィンではなく、

電波に乗るという意味でのネットサーフィン(もはや死語か)していると、

「未来の車社会」という項目に

「カーシェアリング」というのを発見した。

これはご存じのように、

登録を行った会員間で、

特定の自動車を共同使用するシステムのこと。

ならば私も業界に先がけて

「サーフボード・シェアリング」

というアイディアを着想した。

これも登録を行った会員間で、

特定のサーフボードを共同使用するシステムのこと。

概要としては、

全国のサーフブレイク近辺の加盟店、

または民家、駐車場等に特筆すべきサーフボードがあり、

会員サーファーたちは、

時間制でそれらを借りられるというもの。

まずは全国に行き渡らせるためのサーフボードが必要なのだが、

それを簡単に実現できる青写真もある。

それはユーザーがサーフボード供給まで負担すればいい。

概念としては、

自分のサーフボードをサーフボード・シェアリング(以下SS)に加え、

メンバーにシェア(借りてもらう)と、

その使用時間に合わせて寄贈者、

または賃貸者はそのポイントを決められた%を得られるというもの。

さらにランク設定をし、

例えば、

一ヶ月当たりのシェア量の1位にSS50%のポイントを付与し、

2位から10位までを20%、

11位から50位までを15%、

51位から100位までを10%とやって、

101位以下は5%としてみたらどうだろうか。

具体的には、自分のタイラー・ウォーレン・ボンザーを

千葉のアトランティックコーヒーさん(勝手に加盟店)に置き、

そのSS量によって、毎月ポイントが自分に還元されてくる。

加盟店さんにもポイントが寄与され、

それをフィンやワックス等のインフラに使用してもらう。

自分のボードが全国で一位になれば、

そのSS代金の50%のポイントを得られる。

さらには細分化して、

2位は何パーセント等とすればいい。

または自分が会員となる必要がない、

つまりボードを借りないのなら、

〈供給〉だけに参加して、課金を待つ等の使い方ができます。

乗ったユーザーによる同一ボードの多彩な感想も寄せられて、

サーフボードの情報が一気にそこに集まっていく。

とすると、

メーカーが口コミのために協賛するということにもなれますね。

修理ということもありますが、

これは使用ユーザーが自己申告して、

(しないと次のユーザーが見つけることになる)

保険でまかなうという考え方です。

使用頻度に応じて、

【サーフボードメンテナンス】が入り、

各サーフボードは最善の状態として、

またはコメント欄に波質による最上なるフィンセッティングもあり、

加盟店同士のコミュニケーションによって、

「このボードはこの波の方が良い」として移籍も可能とすれば、

ユーザーは、そのエリアでは、

どんなデザインが最も評価が高いのか、

またはマッチしているのかを知ることができる。

ユーザーの体重やパドリング能力というのもあるので、

履歴ユーザーたちの評価や意見、

感想によって自動判別できれば、さらに良い。

登録時点で自身のサーフ能力を入力すれば、

自身のサーフ履歴記録にもなりえる。

とにかく最良、または奇天烈、珍妙な、

歴史的なサーフボードに乗ってサーフできるようになる。

しかもサーフボードはいらないので、

公共機関で海まで行ける。

加盟店は、全国から多くの新規サーファーたちが集まるので、

付近にコミュニティが出現し、

その根幹を私たちが提案する『ハッピーサーフィン』とすれば、

それこそ新時代になるんだけどなぁ。

ここまでの話は最初にも書いた通り、

まだ種にもなっていないけど、

種になる前にここまで具体的なのだから、

さらに良いものになるだろう。

すばらしいサーフボードがつなぐ、サーファーたちの輪。

平和で楽しいサーフィン未来に憧れよう。

Happy Surfing!!