新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、ルポライターで知られるNAKIこと、船木三秀のコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【歴代リンク多数の特大号】硬い波質とは?_RVCA(ルーカ)本社_波内のタービランス_(2105文字)

Nation The Connector 6’5″

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この波サイズでボードがフルに浮くのは、

波面が硬くなっているからだろう。

強く速いうねりが同一方向に進み、

海溝の深みを過ぎ、

急激に浅くなった海底棚に乗り上げて、

波面が屹立(きつりつ、山などが高くそびえ立つこと)し、

さらには強いオフショアに押さえつけられた波面が合致し、

混合すると、波面はピンピンに硬くなる。

もしあなたがこういう波質に初めて乗ったのなら

「新次元だ!」と触れ回りたい衝動に駆られるほど、

センセーショナルなほどの速度感覚となる。

これはチリからの爆弾低気圧がはるばる届けた強力かつ、

美しい波群の中の1本。

スリルを求めてサーフィンを続けているが、

こうなってくると、

『清水の舞台から飛び降りる』

というような気持ちではありました。(大げさか)

プラヤネグラビーチで、

忍者タートルみたいな白い鳥を見た。

千葉の田んぼにいるのと似ていたので、

どこまで同じだったかを知りたく撮ってみた。

で、話はコスタメサに飛んでいく。

【RVCA本社】

コスタメサには、

RVCA(ルーカ)のヘッドクオーターがあるので、

ベンチュラ帰りに寄った日。

サンクレメンテからおよそ33km北にある街です。

ベンチュラからだと、

少し迂回するので155km程度南の街。

ここでは、

ハービー・フレッチャー始皇帝が、

歴史的な@マーライア・セッション(マウイ島)で使ったピグノーズと、

その瞬間を収めたアート・ブルーワー大先生の有名すぎるイメージが鎮座していた。

そういえば、

このサーフボードという名の美術品は、

横浜グリーンルームのRVCAブースにやってきて、

それからH & Beautyさんのハービー・フレッチャー個展にもあった。

とすると、

このボードはサンクレメンテーコスタメサーロングビーチー

ロスアンジェルス国際空港ー成田ー横浜ー青山ーと旅して、

ここコスタメサに戻ったのだとわかる。

旅一座の気持ちになった。

ケリー・スレーター皇帝だけのボードで作った、

現代では豪華絢爛に値するであろうアート作品があった。

RVCAは世界的なマーシャルアーツの契約選手を多数抱えている。

で、ここはその彼ら武道家、または従業員が使えるジム。

サンドバッグなどは、

格闘家ではない人が思い切り蹴ったらねんざ、

もしかすると骨折するほど硬く、

密度が高いものがぶら下がっている。

ちょうどオーストラリアに飛んだ金尾レオくんの取材時におなじみの、

スケートボードボウルも健在で、

ミラーが滑りたい衝動に駆られていた。

シャカ・カラニ_RVCAオフィスでブロフィとレオくん_エド・テンプルトン_ケビン・アンセル_バリー・マッギー_フィル・エドワーズ_(1769文字)

社員食堂ではないが、社員用の売店。

社割品はここで堂々と買える。

RVCA創始時にグループ展示があって、

そこに私も参加したのだが、

そのときのFIJIトトヤ島の椰子群黒フレーム作品が、

いまだに飾られていたことに驚いた。

これです↓

【naki’sコラム】ロマン主義者たちの冒険・フィジーの向こう側、南東諸島編 PART1

15年も前のボートトリップで出会った感動が、

そのままここにあった。

RVCAは美術館といっても何も差し支えがないほど、

豊かなコレクションを持っている。

エド・テンプルトンの展示&販売促進品がこのようにあり、

RVCAならではのクールさを感じた。

エド・テンプルトンは昨年秋にRVCAの展示があって彼の大好きな日本に来たが、

そのときに瀧朗がラカちゃん(旧名サバイチロー)に

「え、お前エド・テンプルトン知らないの?」

「あ、すいません。検索してみます」

ややあって、

「見つけた?」タキロー

「いやまだです」(ラカちゃん、もぞもぞ)

「検索にあるだろ。あれ変だな、そのiPhone見せて」

「あ…」

「お前な、”江戸天ぷら豚”と入れたって『天丼てんや』しか出ないぞ」

「あ、そーでしたか。外国の人だとは思っていなかったですハハ」

「………..」タキロー

ボンザー生みの親、

キャンベルブラザーズに最敬礼できるパネル。

アレックス・ノスト総帥もそうだが、

前出のタキロー、私もこのフィンシステムに魅せられている。

2+1というのは、

ボンザーから簡易的に派生したものであろう。

移り変わりの激しいサーフボードデザインにおいて、

46年間に渡って愛されるデザインは稀だ。

そんなことを書きながら、

ジョー兒玉さんから日本土産としていただいた

「たねや」の最中をいただくと、

これまたオーセンティックなアズキ味に感動を受けた。

たねやは創業146年とあるので、

やはり年を重ねるしかない熟成というのもありますね。

ジョーコダマさんについては、このリンクが詳しいです↓

(あしたのジョーが好きな人、または渋谷直角さん好きにも)

【渾身特大号】渋谷直角さん風の[あしたの兒玉さん1]_ハービー・フレッチャー皇帝展示@ランキャスターby瀧朗_(4158文字)

ミラーと一緒にチームスーツをゲットし、

チームマネジャーのブロフィーにThank youとして、

楽しい会社RVCAを後にしたのです。

 

創業24年、

開店13年目に突入したNAKISURFです。

前出の「たねや」さんにはまだまだ及びませんが、

小中高と終えた気分ではあります。

さて、【ちょっぴり特大号】としながらも、

波乗り話はほぼしていなかったので、

ここで波の話を最後に。

波はときにこうして水中で、

波先がタービランス爪のように、

波泡の円運動の外周を回る。

まるで宇宙戦争のようだが、

強い波の下だと良く出る現象であります。