昨日は「西口かつや」から、
結局戸塚にある「かつや」に行き、
単品いくつかと豚汁小を注文し、
片瀬経由で夜が更け、
朝は片瀬山のPinyに行って、
いくつかのパンを買い求め、
USKEさんのお誕生日だとあったので、
松風王国のピースマンギャラリーへ。
あいにくバースデー行事で王子USKEさんは不在だったが、
王女ゆうこちゃんがいたので、
このようにサバ手のご挨拶をし、
そのままさらに南を目指しつつも、
夕方16時に着くぞ〜と、
前日の青山待ち合わせ時刻を波乗り場所に設定し、
美しすぎる、雨に煙る海岸線をおよそ4時間程度走ると、
折からの嵐予想に河津を過ぎた辺りから国道は通る車も少なくなった。
おーしと気合いを入れて、
白浜、下田港、多々戸浜、入田浜を過ぎ、
大浜にあるリアルサーフショップの直人さんのお顔を見に行くのと、
波情報を伺いに田牛(とうじ)海岸入り口は、
ファミリーマート横のお店に到着しました。
「いいところあるよ〜。アソコはさ、もうこんなんになるんだから」
(手を貝のように丸め大きなバレルを表現された)
「今もいいかな?」
「うーん。アソコはさ、干潮がいいよ〜。う〜ん干潮だけだね」
「あれ、でもいま、満潮だね」
「そーだね。今日はもう干かないかな。でも洞窟の手前だからねアソコは」
「そうかぁ」
「でもさ〜、そのあたりのパシャパシャ波で遊べるよ〜。こんな天気だから誰もいないよ〜」
そう聞いて、
多々戸なら左側に堤防による浅瀬ができるので、
満潮でもサーフ可能だと思い向かってみると、
直人さんの言うように全くの無人だった。
着替えようと車外に出ると、
降っていた雨はすっかりと上がり、
さらには風もピタリと止み、
膝くらいの風波が、
堤防横からメイン左まで、
ゆうに50m以上は乗れる小波のワンダーランドとなっていた。
Nacky on Cole Hand Shaped 6’4″ Single Fin
.
4月中旬の土曜日の午後。
とにかく信じられないが、
完全無人の多々戸浜で、
仲間だけでマンライサーフした事実を得た。
Tuna on Skipper Fish 6’6″
Tyler Warren’s Twin+ Pros Small fins
.
こちらはこのブログで長年おなじみのツナくん。
インスタグラム @tunatunatantei では、
独自の「まほう路線」を貫いている。
夏目漱石や宮沢賢治文体にとつぜんはさまれる
「たんていです。」
そんな魔法の言葉に幸式や聖式、ベンチュラセイジ、
そして三蔵たちが夢中になっている!
熱い!(カラーズマガジン風に)
Shigi on Odysea x DFW 7’0″+ Pros Small fins
.
こちらは地味だったけど、熱くなってきた人です。
無味無臭だったシギくんことシギーGは、
奄美でシンジツのサーフィンに出会ってからというもの、
会社でも大人気となって、
週末には、パワースライドドアを装備した
『フェラーリ(ダイハツ)・タントLA600S』
を乗り回す身分となった。
135号線の各峠を越えてきたカービングをサーフボードに替え、
ここ多々戸波の美しい斜面に描いていた。
あの大人気の多々戸浜が、私も入れて4人だけ。
当たり前だが、
カメラ係をするとたった三人で、
その小波ロングライド波はどう見えてもあり余っていた。
スーパータキビシヤスは、
こうしてショアブレイクまで行って、
砂浜に乗り上げることを「上陸」だと言いつつ、
「これはですね。煩悩(ぼんのう)をですね、
解脱(げだつ)して、無上の悟りをひらいた状態です」
そういった切り口を持ち、
とにかくそんな悟りばかりのマンライセッションとなった。
特にレフトは、
海岸線の地形の関係でうまく乗り継ぐと、
100m以上も乗れてしまい、
パドルバックが2〜3分もかかるほどの長距離波。
嵐だけで来て良かった。
でもなぜここだけ無風なんだろう?
そんな神風の、昨日の休日、伊豆編です。
サーフ後はみんなでおいしいものをそれぞれいただき、
さらには須崎は恵比須島付近の温泉に入って、
『不思議な週末伊豆』を味わい尽くしたのであります。
Happy Surfing!!
◎
【おまけ】