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naki's blog

【新春記念テクニック編】掘れた波へのアプローチの心構え_ウナクネ会館_(2277文字)

Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″

George Greenough 8.5″ Fin

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Super Takibishi Yasu on

Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″

Alex Knost Cut-fin 6.25″

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Tuna Tantei on

Nation The Pink Champagne on Ice 7′

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Tuna Tantei on

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″

Special VEKTOR Trailer Fins

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昨夜、

ご飯を食べているときにツナくんが、
「(波が)掘れ上がり過ぎて降りられなかったです」
「自分のパドルが遅すぎるのでしょうか?」
「ボードサイズをもっと上げなければなりませんか?」

そんな質問をぼそぼそとしてきた。

ノースヘバラのセッションのことである。

そういえばあの日、

ツナくんがまともに乗った波は上の画像のものだけだった。

とにかく波質に畏怖したようであるが、それは当然である。

岩盤の上
ショアブレイク
膝から腰くらいの水深

こんな条件であるので、

普通には乗ることができない。

波の芯から、

しかも完璧に合致する位置から、

深く強いパドリングを入れて、

さらには切り立った波に的確な角度でボードを傾け、

さらには波の変化に合わせて、

加重を変えなくてはならない状況だった。

パドリングが遅い
ボードサイズが小さい

そんな理由で波に乗れないのは、

じつは全て合っているような、

それでいて違うようなものだと伝えた。

「何が違うのでしょうか?」

まずは、

掘れると、

今まで見たことのない視界になるということ。

波底は砂を巻き上げていて、

しかも水深など何もない砂浜が前方に加速度的に迫ってくる。

実際に立った時に海底が岩盤、

つまり岩であることと、浅いことも知っている。

さて、これで波に乗るために大切なことは、

うねりを見て、
波が最も切り立つ場所はどこか、
その切り立ちがおさまる(オープン側)のはどこか、
そうやって、波をスカウトしていかねばならない。

いよいよこれだと決めて、

波の中にパドリングを開始するわけだが、

その「決めた」波なのだから、

例え掘れ上がろうと、どうなろうと行くことが大切。

または波の中に降りようとするべきである。

そうすれば、例えワイプアウトしたり、

ブチ刺さったとしても得るものがある。

そして主題の「波に乗る」ことができる。

なので、

正解は視界がどうなって見えても行くときは行く。

進むときは進むということ。

上の画像日は、ほぼ真っ逆さまに落ちていった。

(巻末リンクをご参照ください)

全身を使って、

レイルを波側に押しつけることでメイクしたが、

止めるのは危険なときだけ。

これを止めるのなら最初から入らない。

そのために波乗りの前に時間をかけて波を見ているわけで、

掘れ上がるのは着替える前からわかっていたこと。

パドルアウトしてから

「こんなに波が掘れ上がるとは思いませんでした」

と理由を付けて、

止めてはならないということを伝えました。

実際には自分の身の危険もありますが、

それまでこれだけ長い間サーフしてきたわけですし、

会社や自宅、

または電車の中でイメージしてきた夢波であります。

テイクオフの動作が緊張してできないのであれば、

さらなる反復練習が必要となる。

具体的には部屋でテイクオフの動作を実際に何度もやる。

同じ場所に立てるようになる
瞬時に体を腕から跳ね上げることができる
立った瞬間にスタンスを結ぶように足を引き絞ることができる

これらの自主トレーニングもし続け、

そして自身がぶれずに、

あの視界でもその動作ができるのであれば、

あの波に乗れるでしょう。

ラカ法王近影。

真性ボンザーの御料板。

土佐高知の宇佐名物ウルメイワシの「づけ丼」。

なんとこれのアタマ、

つまり魚の部分が、

NAKISURFから一番近いスーパー

『せんどう』に直送されてきた。

しかもお安い。

毎日のようにいただいています。

ひたすらおいしい。

伊豆の朝陽。

鎌倉比企谷にある妙本寺入り口の鳥居。

ここはいつも中村家のこと、

そして横山泰介さんを思い浮かべる。

このエリアにウナクネ会館があって、

そこに行くには車は入れないので、

徒歩か、このスマート系の超小型車のみとなる。

雨の日は、

このようにステップを踏まないと靴が濡れてしまう。

これが案内となるように作成してみました。

ちなみにウナクネ会館は、

法王たちがくつろいだり、

サーフムービーを見たりしています。

カルディのことはよく書いているが、

私が一番気に入っているのが、

このオーガニックコーヒー。

旅先や出先で重宝するセルフドリップ式。

各種ばら売りもあって、

それはこんなに豊富なセレクションがうれしい。

NAKISURFでもこんな風にコーヒーを置けたらいいなと、

夢想したストアフロント。

良い名前のカフェ。

昭和のころのこのお店をふわりと想像できた。

鎌倉小町通りにジブリのお店があり、

そこで見たのはパンダコパンダだったり、

千と千尋の神隠しだったり、

そしてとなりのトトロ。

これは千と千尋の花札。

とっても欲しくなった。

赤短とか、五光を作ったときには、

さぞかし晴れがましい気分となるだろう。

長くなってきたので、

今日はここまでとします。

小雪がちらついてきました。

良い日曜日を、

そしてお正月終盤をお楽しみください。

Happy Surfing!!

【特大号】タイラー・ウォーレンのドリームフィッシュ@ビッグロックス_(2079文字)