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naki's blog

【新春スペシャル】波乗道研鑽者たちの賀春サーフセッション_(1836文字)

謹賀新年

 

「ナキサン、このキンガシンネンの意味は何?」

北海道から帰ってきたばかりの二郎くんにそう聞かれた。

(巻末注釈リンク*1に二郎くんの詳しくがあります)

「謹んで新年をお祝い申しあげます」

という意味なので、

そこからきちんと教えてあげよう、

そう思った。

謹は恭敬の意を表す語。

恭敬は「つつしむ」とか「うやまう」という意味であるので、

あけましておめでとうを目下から、

つまり若い人から目上の人に新年おめでとうという言葉なんだよ。

そう言おうと思ったが、

いざそのことを七歳児に説明するのがむずかしい。

で、反射的にではないが、

「あけましておめでとうございます」

という意味だよと、

直結するように簡素化すると落ち着いた。

なぜなら彼は七歳児なので謹まなくてもよく、

それならポピュラリティを重視すればいいのではないか、

そんな思いでした。

ちなみに迎春というのは、

文字通り新年を迎えることでありまして、

賀正は「正月を喜びます」というのを簡略化したもの。

いわゆる略語のようです。

コンビニとかスマホと同じくするのは、

お正月にも簡素化の波がやってきているのだろう。

さてこちらは賀正千葉勝浦。

何の略かはわかりますね。

Super Takibishi Yasu on

Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″

Alex Knost Cut-fin 6.25″

.

岩盤上のショアブレイク。

そこで輝き続けたタキビシヤス。

(巻末注釈リンク*2に彼の詳細ございますですはい)

彼の職業は一級焚火師なのだが、

最近はその伝承などから超級へと位が上がってきている。

ピンチアウトしてバレルを避けるべく、

ハイラインからのドロップを敢行しているのが上の画像。

ほぼパラレルスタンスがすごい。

タイラー・ウォーレンなどが見たらこのスタイルと、

滑走ラインに感動するだろう。

総帥、始皇帝、摂政、法王、団長、主将、

魔王、聖式、影皇帝といろいろありますが、

これぞ我らのタキビシ。

さらに沖のリーフも見つけた。

見た目はヨレヨレ波で、例によって無人だけど、

干潮頃になると、

アソコとあそこが急激に浅くなっていて、

そこにうねりがやってくると、

まるでハワイのサウスショアみたいな波となった。

またこういうことを書くと

「だめですよ、混んじゃいます」

そんないつものことを言われるのだろうが、

実際にここは前に岩やテトラポッド群がインサイドにそびえ、

浅いところは頭を打つほどキケンだし、

もしボードを流してしまえば、

そのテトラの森の中に入り込むというか、

引っかかり、はまってしまい、

大切なボードは数日はここから救出できないだろう。

なので、勝浦市あたりがカッピーと

『ここでサーフしてね!』

キャンペーンをしても混雑することはないと断定してやまない。

長年ここを愛するSさんやTくんたちならおわかりだろう。(笑)

まあそんなこんなで、

私たちだけの賀春サーフセッションは、

関東沿岸に到来する波高が低くなるのと同時に終了してしまったわけだが、

この忘れられない瞬間群は幸運だったわけではなく、

必然というか、自分たちで求め、

達成したものであるのでヨロコビもひとしお。

だって、

浅い岩盤の上でブレイクする超級波は、

ハッピーサーファーの証である

「しっかりと波に乗れる」

ことを結集させないと乗ることはできず、

日々コツコツと重ねてきたものが、

自信となって、全ての動作を的確に、

そして精確に行えないと、

バレルはおろかテイクオフすらできないだろう。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″

Special VEKTOR Trailer Fins

.

コツコツ理論での世界的権威はバリの高間教授で、

彼の日々研鑽型ライフスタイルこそが、

成功へ導く大きな鍵だと民に説いている。

(巻末注釈リンク*3を参照ください)

これは日々波に乗りなさいと言っているわけではなく、

「日々(常々)波乗りのことを想う」

ということが波乗道の一部であり、

道筋を表すことがわかってきたので、

そのことをここにノート(書き留めること)しておきました。

【巻末注釈リンク*1:北海道前日の二郎くん】

【二郎のハッピーサーフィン日記】プレクリスマスセッション・ヘバラ編_(3393文字)

【巻末注釈リンク*2:Brilliant Takibishi】

【新春スペシャル】超タキビシヤスの波乗道_『波中有何楽』(2019文字)

【巻末注釈リンク*3:高間教授について】

教授がキョウジュたるゆえん_神ウルワツでテンライの巻_(2060文字)

【巻末注釈リンク*4:かけがえのない友人となった高間教授】

【突然バリ編】波世界のドラマとバリの高間教授_(2222文字)

【巻末注釈リンク*5:賀正おまけ】

超級クドゥング波と教授_POPEYE_40年越しのサーフボーイ_石田さんの銀座天龍_(2097文字)

【巻末注釈リンク*6:新年のおまけ】

【平成天皇誕生日特大号】日本書紀黒白猫_(4103文字)

Happy Surfing!!