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夢の中の波_片岡鯖男コレクション_(954文字)

まるで夢で見たかのような朧気な記憶がある。

稀薄で、

ふとすると、

消失するように忘れてしまうようなこと。

波に乗ることは、

夢の中のことと似ていると感じたのは、

記憶がものすごい勢いで失せていくからだろうか。

そんな中でも忘れないこともあるのも夢と似ている。

これはそんな1本。

タイラーのビッグフィッシュでの滑走。

滑走はグライドだったり、

サーフィンと言うのだが、

ドラゴングライドと言い始めたのは、

浦ノ内下中山に住む片岡さんが由来だろう。

それまでは、

ひねって、ねじってウナギクネクネだったのだが、

「すばらしいものには、正当な光を浴びさせるべき」

そういう片岡さんのアイディアにしたがったら、

ドラグラ・プロダクションズが発足したり、

さらには、

片岡さんが人気エッセイをここに連載してくれるようになった。

(巻末にご案内します)

波側を加重することはサーフィンの基本で、

これによってチューブライドや全ての滑走(グライド)が具現化する。

こうして利き足でレイルを伝わって波壁を感じるのは、

ときに宇宙的な感覚となる。

夜明け前の青龍寺裏。

こんな色になる朝もある。

色彩の不思議、奇跡。

激流の中の「休みグライド」。

体力がないわけではないが、

1時間以上全力でパドルしてようやく近づいたピーク。

休まずにそのまま乗る波もある。

これはキャッチサーフの6フィート。

スキッパーフィッシュであり、

先ほどのはタイラーのフィッシュが6’7″ 。

もしかすると、

エリック・クリステンソンの7’2″が、

一番良いチョイスだったのかもしれない。

片岡さんの親友タローマン。

このブログ内では、

いろいろあってタヌーマンとなっているのだが、

彼はマンガの主人公みたいに注目されたり、

各地で批判されたりしているが、

それもそのはず、

彼にタヌキが取り憑いたか、

人が狸の能力を手に入れた獣人ではないかと推察されている。

(巻末リンクを参照ください)

片岡さんはこれについて何も言わないのが気になるが、

もしかすると、

当たらずとも遠からずといったところだろう。

ということで、

沖縄までやってきました。

すばらしい天気です。

みなさんのすばらしい日となりますように。

【巻末リンク:タヌーマン!?】

【タローマン特大号】タヌキマンはエイハブ船長!?_土佐清水食_(3122文字)

【片岡鯖男作品索引】

3.8フィートの週末 / 片岡鯖男_(1710文字)【ドラグラプロダクションズ製作】

3.8フィートの週末 第一章 / レイ・ライン / 片岡鯖男_(2845文字)【ドラグラプロダクションズ製作】

【特大号】3.8フィートの週末1-2波 / 片岡鯖男〈ドラグラプロダクションズ製作〉_アパッチ_しんじょう君_ヘンプうどん_SO-AN_宇佐_11年前のBLUE誌_(2539文字)

3.8フィートの週末1-3既得権益とは/ 片岡鯖男〈ドラグラプロダクションズ製作〉_(2188文字)

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