中世には、
観音さまを一目拝もうと、
足摺岬から小船に乗って、
フダラクを目指す
「補陀落渡海」が盛んに行われていたという。
フダラクとは、
「補陀落」という当て字があるが、
これはサンスクリット語(梵語)のポタラカ (Potalaka)の音訳であり、
英語では『Mount Potalaka』と表記される。
ポタラカは、
観音菩薩さまが降り立つ聖地だ。
このポタラカ、
フダラクが各地にある。
清水寺もそうであるし、
日光もそのようである。
太東岬もしかり、
そしてこの足摺岬の東浜もその地であると感得した。
(フダラックについては巻末リンクを参照ください)
Catch Surf® Heritage Collection Nose Rider 8’6″
.
私もその白い浜から小船(ノーズライダー)に乗って、
「補陀落渡海(ふだらくとかい)」をすると、
上に書いた思想というか、
すさまじいまでの教えが降り注いだ。
私は無宗教であるが、
それはさまざまな宗教の良いところ取りをしつつ、
父親の教えてくれたことが重要だとして日々生きている。
これはタコクラゲで、
昨日道の駅で売っていたので飼育することにした。
法王がウナギを飼われていて、
それに触発された広報部がクラゲとなった次第だ。
これは、
数日前の画像だが、
台風9号からのうねり最大時。
いわゆる特大セット。
前の波があるので私がほとんど写っていないが、
サイズ感は伝わると思う。
この日はバレルも大きく、
深く、
そして丸かった。
インサイドに入ると、
夢のような斜面があり、
私はいつまでもレイルを傾けていた。
夢波がまた到来した瞬間だった。
これがそのマジックボード。
モデル名はなく、
私専用にデザインされたワン・オフは、
(巻末リンク*2を参照ください)
6’5″という長さであり、
ラウンドテイルでありつつ、
2+1でもある。
タイラーありがとう!
Vektorフィンにも。
中土佐には、
「シャチョー」という大人物がいて、
その彼とこれからサーフする約束をしている。
抱井さん由来でWBPを目指している。
大好きな「あるね屋」に行き、
魚類観察。
桜鯛。
40cmくらいの大きな魚体が480円。
とすると、
1cm10円であるらしい。
メジカの新子が上がっていた。
一尾90円なら食べ過ぎてしまいそうだ。
網で獲ったような傷があるから安いのかもしれない。
土佐では釣魚&活き〆ものに人気が高い。
フダラクで一緒にサーフした学くんと、
ゼンイチ親子。
上がってきたらフィンに興味があるらしく、
ずっと研究されていた。
サーフ好きの父子だなんて、
やっぱり理想です。
こちらも次世代。
ニコニコ・ハッピー・ベイビーでした。
今回の宿は黒潮町の
『サーフハウス・リアリスタ』でした。
清潔な空間と、
オーナーはヤング・グレイト・サーファーで、
その彼のコンディション・ルームが共有でき、
このリビングルームに
「まるや」のシェフ・ド・キュイジーヌである高松ターボー氏を招いて、
王内論(All Night Long)の宴がいまではなつかしい。
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【巻末リンク:フダラックについて】
【巻末リンク:ワンオフとは?】
Happy Surfing and Happy Summer!!
◎