My Sharona 6’5″
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このボードは、
日本から帰ってきた後すぐに自分でシェイプして、
さらには生まれて初めてグラッシングし、
さらにはホットコートをかけて仕上げたボード。
しかも製作開始から完成まで24時間という短期ボード。
【なぜか特大号】サバ国際化_Saba Knight Errant_土曜日だけで作った自作ボード『マイシャローナ』_痛い人たち_(3276文字)
早く作ろうとした訳は、
NATION工場が移転するということで、
時間の制約があったのと、
一度サーフボードを自分で作ってみたかったから。
硬化剤を煙がでるほど多く入れ、
もし火が出たときには消火できるように水を横に置いての製作。
これで硬化させると、
樹脂は焼けて茶色になってしまうので、
濃い色のティント&ピグメントを樹脂に溶かした。
クロスがブランクスに馴染まずに波を打ってしまったが、
とにかくナッキーと一緒にスクイージで押さえつけて硬化を待つスタイルの草グラッシング。
草野球とは聞いたことがあるが、
草サーフボードとは初耳で、
けれど、
そんなデコボコボードが完成してしまい、
あまりの出来の悪さに放心してしまった。
エンスーラボ(エボルブ、コスモス)の前田博士に助けてもらえば良かった。(笑)
すぐにそのデコボコザラザラボードに乗ってみると、
信じられないが、
ーー良いわけがないのだがーー
『このサイズのボード歴史上、最速ではないか?」
そんなインプレッションを得た。
けれど、
きっとそんなわけはなく、
きっと自己陶酔ではないかと思ったので、
ミラーやナッキーに乗ってもらうと、
彼らも同意見で、
「こんな速いサーフボードは初めて」
そう口を揃えて言う。
「そんなわけがない」
そう誘導尋問しても答えは同一であった。
うれしい。
この下の動画を見ていただきたい。
冒頭のスピンがこのマイシャローナによってのものだが、
やはりこうして客観的に見ても速い。
さらには最後の方の波が、
現在NAKISURFフェイスブックのバナーになっているもので、
元々は私とスコッティ・ストップニックが見つけてサーフしていたシークレット。
これをみなさんにも乗っていただきたく、
リーシュロープとフィンボックスを設置して、
12周年記念に沸く千葉NAKISURFに送っておきました。
私の素人仕事は見た目が悪く、
けれど乗り味が良すぎることに驚かれることでしょう。
結果が良かったのでこの仕上げというか、
外装を
『スラッシュグラッシング』と昇華したネーミングとなり、
耐久製は世界一を誇るほどの硬度を達成しました。
どうぞどうぞ、乗ってみてください。保険も不要です。
ご予約は、
shop@nakisurf.com にメールか、
『マイシャローナ予約』と題名に入れてくだされば、
さらにスムースです。
そんな週末の始まりです。
Happy Surfing!!
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