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naki's blog

【サーフィン研究所&NAKISURF特大号】渾身カレンダー2020_ボンザーの歴史_フィン周りについて_(2736文字)

こんにちは、

週明けの今日をいかがお過ごしですか。

今年も残すところ35日となりましたね。

ここで、

2020NAKISURFカレンダーのお知らせです。

これはNAKISURFオリジナルとして、

毎年の刷新と改訂を繰り返しています。

記念すべき2020年版の特徴としましては、

展開時A3サイズ(297mm×420mm)と大きくなりました。

かんたんに言いますと、

横幅30cmくらいで、縦が42cmです。

NAKISURFカレンダーの魅力は、

「波乗り魂」です。

そして、

「海からのインスピレーション」

でした。

それに「機能性」を加えつつ、

綿密な改訂後に完成しました。

18の便利機能としては、

1.サーフボード用のサイズ変換表

2.生活度量衡(どりょうこう)

3.360方角、八卦、八方位、四方位、十二方位表を尊載

4.日本の休日、祭日

5.アメリカの休日やイベント

6.新月満月表記

7.各地の平均水温

8.二十四節気(にじゅうしせっき)

9.サーフ偉人の誕生日(デューク・カハナモク、エディ・アイカウ)

10.ワックス表

11.夜明けと日没の時間

12.華氏摂氏温度換算表

13.余白メモ覧

14.昭和平成令和での年

15.前月、翌月、翌々月表記

16.数の桁数表

17.永年保管できるように冊子タイプで

18.翌年はポスターとしても(ポスター部にはロゴを入れておりません)

そうやって、

あれもこれも網羅し、

サーファーにとって、

または自然界で生きていくのに必要なこと、

思想のアイディアとなる情報と直感を網羅した実用的なカレンダーとしました。

そして、

毎日の気持ち用に、

ビジュアルを満載するカレンダーへという両極を目指しました。

これは機能性版『マトリックス』と別に、

ビジュアル版の同サイズ、

フルページのカレンダーを製作しました。

これをサービスで、

つまり2部でも1部価格とし、

さらには昨年と同様に値段を据え置きました。

作品はほぼ新しいものですが、

みなさんがご覧になったことがないものも入っております。

そして数年間のご要望にお応えしまして、

古典というか、クラシックも入っています。

キャプションのほぼ全ての作品に書き下ろしで入れました。

この中でも、

ボーナスで入っております再来年、

2021年1月のキャプション文章が、

これまでのサーフィン文学の集大成だと思っています。

題して

“Revelations of the Present”

『啓示された提示』です。

むずかしくも読めますし、かんたんにも読めます。

デスクトップ版も含めますと、

50点以上を使った超カレンダーでございます。

まとめますと、

コート紙135kgの波乗魂号が二部、

そしてデスクトップ版、

合計3種類のご案内です。

初回限定数の発行です。

お得な先行予約だったり、

まとめてのご購入でしたらこちらのページをご利用ください。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/30262/60543/list.html

来年もどうぞよろしくお願いします。

【サーフィン研究所:フィン周りについて】

元々ボンザー好きなのだが、

1971のレプリカが完成してからというもの、

やたらと波が良く、

熱病のように波に乗っている。

(巻末リンクを参照ください〜)

きっとこのボンザー1971の話題は、

ずっとやっているので、

もう終わりにしないといけないのだろう。

1970年、

オクスナード(カリフォルニア州ベンチュラ南)

の猛烈なサーフキッズだったマルコムとダンカンのキャンベル兄弟は、

ボンザー星から断続的に発信される有意電波信号を受信し、

その解析を進めることとなった。

翌1971年には、

さらに信号からの解析が進み、

激烈なコンケイブ(これから2年後搭載)の始祖、

サイドフィンに沿った奇跡のボンザー・ラインが入った。

このシステムの特性は、

中央スロットで受けた水流を、

サイドフィンであり、

ボードの一部でもあるボンザーブレードが中央に流すというもの。

よって、

持続する加速性能を得る。

そして、

高速となっても安定するように、

その流れを受け止めるセンターフィン前方が、

サイドブレードの後方と重なり、

水流のほとんどをセンターフィンが受ける。

前田博士は、

私からそのオリジナルのレプリカ制作を受諾し、

このブランクス、

ボラン8オンス、

そしてボートレジンと調達。

ほぼ半年以上もかけて調査と研究を重ね、

ついに千葉北、

東浪見志田下周辺のサーフボード研究所で再誕生した。

部原の初乗りを経て、

一宮海水浴場、

そして勝浦串浜の銘波とやってきて、

そして一宮のルンビニ玉前でラージサイズに参拝した。

速度が出るからか、

右側のターンのときにフィンが左側より抜けない感覚があった。

そんなことがあり、

ボンザー復活の地である

ルンビニ玉前付近南西側に位置する前田博士の研究所に向かった。

すると、

博士はフィン周りを触ってこう言った。

「そういうことでしたらセンター右内側の、根付近のふくらみですね」

「ほうほう」

「フィンは、

飛行機の翼のように中央から美しく薄くなっていく必要があります」

「そうなっていないと博士は言うのだね」

「はい、(この1971ボンザーは)

昔のグラッシングを再現しているのででこぼこしています。

そのおかげでかなりの樹脂厚があります。

いくらでも調整可能ですからやってみましょうか?」

そんなことになり、

前田博士の監修でそのロービング根本を削ってみた。

ついでにサイドフィンもガリガリして、

フォルムを整えた。

一度水で流して、

確認していただき、

これで完璧ですとお墨付きをいただいた。

それにしても高速となると、

サーフボードのいろいろがわかる、

わかりますね、

ということになった。

愛おしいボンザー1971。

左右バランスが整いました。

これがあんなに速く滑走するだなんて、

にわかには信じがたい。

これこそが48年も前のデザインであり、

達人たちにより長い間秘密とされたものだ。

秘伝なのか、

秘密の舟というかそんなもの。

それにしても前田博士は、

サーフボードおたくであるから、

サーファーズ・ジャーナル誌の定期購読シャツとかを着ていそうなのに、

彼の趣味はロック系だ。

今日はガンズのLSを着ていた。

スケートボード・バージョンがすばらしい。

フォルムを調整し、

右根を変えたものに試乗した。

千葉北、

水温は温かく、

勝浦と全く同一だった。

で、

勝浦で得た、

ルンビニ玉前で得たあの日の速さが蘇り、

そして右ターンのひずみも消え、

左右バランスは揃っていた。

さすが博士である。

完璧です。

Dr. Maeda at his Research Institute “Evolve ”

.

【巻末リンク:熱病ボンザー1971】

動画あり【サーフィン研究所特大号&ドラグラ・プロダクションズ合作】夢想流1971ボンザーその後_(2502文字)

Happy Surfing!!