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【サーフィン研究所】キャッチサーフ本社とリモートワーク_全員がスキッパーフィッシュ6に!(偶然)_(1863文字)

キャッチサーフのことで、

米国本社(サンクレメンテ)と連絡を取っている。

春の入荷が近い。

ちなみにキャッチサーフは中国生産ではないので、

今のところ予定通りです。

Catch Surf Skipper Fish 6’0″

Original Twin + VEKTOR VT

Yono Peak, Shonan

.

柔らかいボードと一緒に激烈な波に乗ると、

心に灯火のような温かいものが宿る。

ひさしぶりにジョージ(大社長)、

ジェニーバ(ジョージの右腕)、

クリス(ビーフyou tuber)、

ジョニー(レッドモンド)、

ジョエル(ナンバー2)たちと話ができた。

ちょうどエバン・ラッセルも本社に来ていたようだ。

ジョージとクリスと、

ジョニーのオリジナル・メンバーが、

元あったオフィスのほうに机を移したが、

思ったように機能せずに本社に戻ってきたんだ、

そうジョエルが言っていた。

Tyler Stanaland on Skipper Fish 6’0″

.

ジョージは一番奥の社長室にいる。

このドアが空いていたら

「入ってもやぶさかではない」

というサインだ。

「入る」というのは、

話しかけるという意味でもある。

ちなみに「やぶさかでない」

というのは、

どちらかというと、

前向き(肯定)なことである。

この場合は、

「60〜70%入ってきて(話しかけていい)」

ということで、

雑談はNGというようなニュアンスだ。

そんなわけで、

私はジョージの部屋に行くことが多い。

こんなアイディアはどうだとやっていると、

上記したメンバーが集まってくることがある。

そこで侃侃諤諤(かんかんがくがく)

と議論されたことがサービスとなったり、

商品となっていく。

土佐でほとんど英語を使わず、

ほとんど忘れたと思っていたが、

言葉にはスイッチがあるようで、

英語脳に戻せたのが、

言語のすごいところだと思う。

DALAI RACA XXXVIII at dreamland

Skipper Fish 6’0″

(サバ手の折れたホーオー)

.

これをサーフィンに置きかえると、

波に乗ることから遠ざかると、

忘れたことを戻すのはむずかしい。

Tyler Stanaland on Skipper Fish 6’0″

.

さて、

アメリカは

「DFW(全てOK、てきとう。巻末リンク参照)」

を美徳とする社会である。

仕事は、ほとんど手抜きばかり。(笑)

メールでアメリカ人に依頼する際は、

複数の指示だとひとつだけしかやらないので、

内容を変えてバラバラにして、

ひとつずつ、時間差で送ると機能する。

返信が来ない場合は、

慈悲の精神で根気強く連絡する。

Mark Mathews on Catch Surf Skipper Fish 6’0″

Shipsterns, Tasmania

.

あまりにもじれったいので、

このかんたんで、

細密な日本人式を

「このやり方、いいよ〜」

そう伝えたい。

米国は『サラダボウル』と形容されるように、

多種多様な民族がいる。

その人たちに、

他国のやり方を強いても全く理解してくれない。

する気もない。

アメリカはそれほど人種の坩堝(るつぼ)で、

さらには、

多種多様な宗教が入り交じっているからだ。

気づいたのが、

この適当さがアメリカ式なのではないかと思った。

これがいい加減に社会を上手く回しているエッセンスなのだと。

関節の柔らかさみたいなものだろうか。

けれど、

骨となる重要なことは、

アジア諸国の平均よりもズルをしないというか、

かなり真剣であり、誠実である。

ビジネスもそうだし、

ピンポン(卓球)をしても誰も手を抜かないし、

スコアもきちんと数える。

サーフィンも笑いながらも常に真剣だ。

「どちらも正しい」

そう気持ちを座らせると、

民族間の摩擦は、

互いの利点を見ることによって解消すればいいのだとわかった。

令和二年の弥生(3月)。

DALAI RACA XXXVIIII on Skipper Fish 6’0″

at North Jukuon

.

タローくん(ラカ39世。予)とジローくんたちは、

休校しているので、

朝早く起きて、

宿題と予習を終わらせて、

ノース・ジュクオンまでやってきました。

ピロタンのお父さん

(吉川さん)ともひさしぶりにお会いしました。

ジローくんの自由研究は、

「サバ手のチカラ」なのだそうで、

聞いてみると、

「あんてい(安定)をケンキュウにまとめます」

手前にいるお兄ちゃんもまたハッピーエンドなのでありました。

よく見ると、

タローくんのフィンのセットアップが奇抜で、

ジローくんの満面の笑顔と共に見所満載でした。

Happy Surfing!!