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naki's blog

【サーフィン研究所】チバリーズその後_昭和46年のワンタン麺_大瀧詠一さんの言う「おもしろい』とは?_ヘア・カリフォルニアでジェリー・ロペス体験!?_(2196文字)

千葉の波で、

ノースハワイのイナリーズとそっくりということで、

『チバリーズ』と名付けた。

Catch Surf Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin + Tyler Warren’s Twin

(Mega Quad)

.

とにかくこの波は、

イナリーズそのもので、

あの日の興奮が蘇り、

当時良く食べたメネフネマート謹製、

沖縄北部風いなり寿司のことを思い出すのだった。

(巻末リンク*1と*2を参照ください)

Dragon Glide Productions Keisuke on

Catch Surf Odysea Plank 6’0″

.

ドラグラ・ケイスケのパーフェクトな張り付き。

彼もまたキャッチサーフなのは、

昨日も書いたが、

この波とPUボードの相性が悪いらしく、

たやすく折れてしまう。

きっとテコの応用とか、

「1点加重締め」みたいな柔術技で、

サーフボードは極められて、

折られてしまうのだと思うのだが、

とにかくサーフボードは折れてしまうのだ。

別々にサーファーが二人やってきた。

ひとりはパドルアウト後すぐにボードを折ってしまい、

肩を落としていたが、

もう一人は、

バレル・セットのボディアクションが、

まんまセス・モニーツだった。

フュー!

ひさしぶりに歓声を上げたらセスは鈴木仁くんだった。

彼とは以前、

シェーン・ドリアン大師範と一緒に新島トリップしている。

(巻末リンク*3を参照ください)

なんでも金曜日の波のことを聞いてやってきたそうで、

「小さくとも最高です」

そんなことを言うので、

金曜日の歓喜々を例え話を交えて伝えると、

うれしそうな顔をしていた。

仁くんは、

小田原が育んだグレイト・サーファーである。

いつまでも楽しくサーフして、

良いサーフィンというのを盛り上げて欲しい。

サーフ後、

国道に出ると大渋滞で、

お盆休みみたいになっていた。

みんなこうして、

カントリーにやってきているのだろう。

サーフィンを楽しんでください。

ハイキングやピクニックもいいですね。

お昼くらいにNALU誌のテラさんとお会いし、

ベテラン編集長の彼に

『サーフ誌製作のイロイロ』を伺った。

興奮したらしく、

お腹が減ったので、

上総一宮駅前の水守食堂に行き、

オノゲくん絶賛のワンタン麺をいただくと、

『これこそが昭和46年のワンタン麺』

であると、

そうでありますと、確信に至った。

先日上梓(でいいのか)した

8ホテル『フーディガイド』内に記述した

「恥じらうポテトサラダ」

という表現をテラさんに説明かつ自慢しつつ、

(巻末リンク*4)

『昭和46年のマンダム風味』

というのを思いだしたのは、

当時のことを思い出させる味だったからに他ならない。

「うーん、マンダム」

さらには高倉健さんの

「いっしょに飲んでもらいます」

までも思いだした。

もし、

記憶をリセットできるのなら、

仮面ライダーやオバケのQ太郎、

天才バカボンが見たい。

黒電話にTVにはアンテナ。

まだ電子レンジが新しかった時代だ。

画像提供(@gerrunii)

.

昨日は3月21日。

大瀧詠一さんのファンにはたまらない数字だろう。

気持ちを込めて、

「君は天然色』の山下達郎さんのライブバージョンを聴いた。

なぜこういうヒネリ

(大瀧さんの歌を達郎さんが歌う)を加えるのかというと、

大瀧さんが言っていた

「(音楽は)おもしろいのがいい」

ということを受けてのことであります。

「音楽は上手いヘタではなく、
おもしろいものが最上だ」

とすると、

サーフィンも『うまい・下手』ではなく、

「おもしろいものがいい」

そんな実感がやってきた。

令和二年の春分の日の翌々日。

ついに、

ヘア・カリフォルニアに行くことができた。

最後に切ったのは11月なので、

じつに4か月ぶりというヘアカットだった。

私が3か月間土佐にいたのがその原因だが、

カルちゃんが多忙すぎるので、

土佐から戻ってきても

なかなか予約が取れなかったからでもある。

「カルちゃんのクローンを作ってヘアカリを増殖させてよ」

そんな冗談を言ったが、

あまり笑えないのは現実にできる技術があるからだろうか。

さて、ヘア・カット。

カルちゃんは

「ナキさんはどうしたいと思っていますか?」

「おまかせでざっくりと(たっぷり切って)」

いつものセリフを言って、

まずは目の前にあった1970年代のサーフ雑誌に集中した。

それからカルちゃんから聞く世俗、

ファッションやサーフ論、

そして前出した大瀧さんや山下達郎さんのこと。

あ、

完成した。

「見たことのあるような髪型だね」

「誰だと思いますか?」

「うーん、ロペスかな誰だろうか」

「ジョージ・グリーノウです」

「おお、そういえばボウルカットだね」

「はい、あまりやり過ぎずに自然になるようにしました。

分け目を付けると、

いつものナキさんになりますので使い分けてください。

「そうか!髪の毛が目に入らないね」

「そうです。それが一番ナキさんがうれしいかなと思いました」

「ありがとう!すごい、最高よ〜」

「それでは法王のお店にでも行きますか?」

「行こう行こう!!」

(この稿より、法王串焼き編となりますが、

これは数日空けて続きます)

【巻末リンク:ノースハワイ】

島物価上昇中_メネフネマート価格_アニーとフレディ_(1026文字)

【巻末リンク*2:イナリーズ小説】

すばらしイナリーズ_『滑降の挑戦者』_土曜夜熱_(2888文字、中短編です)

【巻末リンク*3:仁くんとドリアン大師範@新島】

シェーン・ドリアンという波乗神_【サーフマガジン誌】_(3339文字)

【巻末リンク*4:フーディガイド(後半にあります)】

【特大号:サーフィン研究所】冬旅修了報告_みんなでサーフィンを変えていく_フーディガイド#12!_(2899文字)

Happy Surfing!!