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【サーフィン研究所】幻の朝陽_ヘンプうどんにボンザー型クッキー_伊豆の心、ボブさんのハバノリ_(1953文字)

横浪半島に青龍寺がある。

私はいま、

その内海側にいる。

ここから見ると、

朝陽は横浪半島から昇ってくる。

青龍寺、土佐市

.

朝陽というのは、

——夕陽もそうだが——

「二度と見られない」奇跡の瞬間である。

その視界から生じる示唆や感覚というのは、

いろいろを超越している。

弓ヶ浜海岸、南伊豆町

.

これを感じるか感じないかは、

日々のトレーニングによるものだと信じている一人だ。

美しい波の上に浮かぶ朝陽。

どうにもならないほど良い波に沈む夕陽にはせつなくなる。

四万十市、下田

.

北斗七星公園の朝陽。

「ここは石田さんが大好きでした」

そう朋輩のマナブくんが教えてくれた。

マナブくんは、

一代で宇宙一のうどん屋の称号を得て、

創業今年14年『ほうばいうどん』のボスである。

(巻末リンク*1を参照ください)

Manabu Fujisawa on

Tyler Warren’s Dream Fish 5’3″

.

ほうばいうどんと言えば、

奇跡の「ヘンプうどん」であります。

これをNAKISURFでも注文いたしました。

入荷までお待ちください。

Catch Surf Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VT

.

とってもいい波。

昨年の夏は、

こんな良い波に乗っていたのだ。

(巻末リンク*2を参照ください)

サーフィン研究所所長の中村竜くんと、

誕生日のパパさんが見える。

SNSなどで、

#quarantine

という単語を見て久しい。

これは「伝染病予防のために隔離」という意味で、

英語には、

このように的確に行動を表す単語がある。

このクアランティン中に、

売れているのが焼菓子だという。

なるほどスローフードですし、

時間がたっぷりあれば、

こんなクッキーが作れる。

車の型があるのなら、

ジローくんのほっぺたの型、

法王の冠、

あ、サーフボードの型が欲しい。

ボンザーとかフィッシュとか、

『こみいった思想を背景にしたボード』

の型でクッキーを作るという無意味感が、

「こだわり菓子」となるのかもしれない。(笑)

先日、

伊豆で伊東の銘ブリをいただいて、

桜吹雪に包まれた気持ちとなったのはここに書いた。

(巻末リンク*3を参照ください)

お礼をすると、

今度は『ハバノリ』が戻ってきた。

これはとても高価な食材ではあるが、

伊豆では『大切な贈答』として用いられている。

ボブさんは、

「本当はこの近辺のがいいんですけど、

最近獲れなくなったようです」

「へー、利島って書いてありますね」

「伊豆七島も伊豆ですから」

「なるほど」

そんな文体でいただいた。

伊豆を愛するボブさんは、

「伊豆の絶品を贈る」

ことで、

伊豆が大好きな私たちにさらなる伊豆の良いところを伝えてくれる。

本物のローカルとはこういうことであろう。

きっと日本には、

「田舎=恥ずかしい」

そんな正体不明の心理があるが、

じつはそんなことはなく、

これからは

「都会=恥ずかしい」ともなるのかもしれない。

土地それぞれの風習だったり、

食べものや神さまを誇るべきだと感じている。

ついでに書くと、

これは昨日書いた「風習」ということでもある。

この伊豆利島の海からの贈りもの、

『ボブさんからの心ハバノリ』

を使ってのメニューに取り組んでみた。

Catch Surf Skipper Fish X JOB Edition 6’6″

Nakisurf Original Twin + Vektor VT

.

伊豆の春無人波。

まんまパイプラインみたいな波質である。

【#おいしいもの研究所】

スカイアンドシー・ムロトや、

ここブルードラゴン邸、

まれにタキビナイトで「おいしいもの」を研究している。

じつは派遣されてシェフをすることもあるが、

今はソーシャル・ディスタンシングなので休業しているが、

早く終息して、

みんなでにぎやかにやる日が待ち遠しい。

私の料理は英語で言うと、

「スクラッチから作る」ということをしている。

もちろんクックドゥとかバーガーヘルパーは使わない。

中華三昧凉麺は大好きだが。(笑)

おいしい冷や麦があったので、

それを茹でるあいだに、

前出のマナブくん絶賛の

「たけまさ商店の宗田節(足摺岬)」

で出汁を取り、

煮物の残りと合わせ、

本醸造濃口醤油で味を調整し、

隠し味に黒酢を入れた。

どんぶりに出汁を張り、

茹だった麺をこの中に参加させ、

よく火であぶったハバノリを揉んで砕いてふりかけた。

ああ、おいしい〜!

伊豆利島と足摺岬が結婚したかのような味に、

腰と肩が同時にくだけた。

ボブさん、ありがとう。

【タキビ神さんからのリクエスト】

【巻末リンク*1:朋輩うどんについて】

平野ビーチで『宇宙一のほうばい・うどん『13周年記念KEISONライブ』_土佐仲間紹介_(1665文字)

【巻末リンク*2:夏良波】

【サーフィン研究所】入所試験VS教科書問題_(873文字)

【巻末リンク*3:ボブさんのブリ】

【サーフィン研究所:特大号】伊豆西風のサーファーと銘ブリ_(2790文字)

Happy Surfing and Happy Life!!