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【サーフィン研究所&DGPスペシャル・渾身号】タキビ神の説法2_(2557文字)

Catch Surf Skipper Fish 6’0″

Photo by Brian Miller

.

ブルーのスキッパーフィッシュだ。

記憶をたどっていくと、

これはキャッチサーフから借りたもので、

当時は本社ボードを使い回していたことを思いだした。

いまもそうだけど、

日本にいるので、

カリフォルニアは遙か彼方という気がする。

ここから空港に行くのも彼方であり、

国外に行くというのは、

1ドルが360円時代まで逆行させられるほど遠い。

起きると、

タイラー(・ウォーレン)からのメールがあり、

やりとりすると、

みんなそれぞれできる場所でサーフしているそうで、

良かった良かったと胸をなで下ろした。

これは私の大好きな作品のひとつで、

タイちゃんがいかにサーフボードが好きなのか、

ひいてはサーフィンへの造詣の深さが伝わってくる。

サンオノフレの夕陽。

冒頭のブライアン・ミラーの家に行くと、

この大判プリントが額装されていて、

この日の夕陽に深く感じいるのだった。

さて、昨日の続きのラジオです。

タキビ神の説法2です。

まずは曲を。

ニール・ヤングの、

バッファロー・スプリングフィールド時代のミスター・ソウルです。

アコースティックギターと、

ハーモニカで、

ニール真骨頂のカントリー・ブルーズ・バージョンをどうぞ。

(巻末リンク*2をごらんください)

それではタキビ神さん、

どうぞお願いします。

三蔵瀧朗さんの著書
「ア・カペラとリズムカッティング思想」では、
サーフ・スタイルの創造は、
「長期的に形骸化されたものを現在(present)」
と定義する理論が発表されていました。
この「論」と、
DGPが提案する状況との関係を探ってみました。

「それはどんな?」DJ

もはやすでに失いつつあるサーフ好事家たちの共通の欲求を埋めるためには、
両極にも及ぶ広大な概念を利用する。
そんなことが得策だとされています。
創造され、
構築された状況は、
これまで不確実とされた溝というかギャップを埋める部品であり、
総体的なものです。
それゆえ、
その相対的思想の反極側には、
内面も外面へも多方面への反射を基調とするドラグラ的パースペクティヴがあります。
この思想側の利点としましては、
「時と場所が凝縮され、拡散する」
ということであり、
私が最も愛するのは、
「サーフ世界への密教的回帰や凝縮された瞬間論」
という客観性の上に自らを築けるからでしょう。
ここで言う
「長期的に形骸化されたものを現在と定義する理論」
というのは、
永続的な滑走とは根底的に断絶しています。
なぜなら滑走という形態での保存は、
意識であり、
本質的に消費されることはありません。
これこそが蘭越ジミーさんが9曲目だか10曲目に掲げた
「トリミロン(鳥味論)理論」でありましょう。
鳥味論=LOA。昭和53年11月25日)
私こと、
タキビ神がこの身を捧げてやりとげたいことは、
『サーフ密教』の真言を作ることです。
ここには、
始祖デューク・カハナモクが唱えたものや、
仏教の中に散見するものが集まっております。

真言の元々は、
サンスクリット語の音読みです。
私は、
大量にありますそれらを、
わかりやすい日本語で表現するために今も取りかかっておりますが、
ご存じのようになにぶんにも経典は多岐にわたり、
そして膨大です。
そうこうしていくうちにですね、
「リズムカッティング派」
の困難が散見されるようになりました。

その筆頭としては、
リズムカッティング派は、
メトロノームのように波を刻み続けなければならないということに挙げられます。

みなさんもご存じでしょうが、
波に乗るのは、
それぞれの変化と状況化で、
その大義としてのリズムやフロウ(浮き)を求めます。

ただ、
リズム・カッティング派は、
正確さがその信念であり、そして表現です。

『正確』とありますが、
「リズム」を「それこそがよろしき」と制定すると、
自由音階という愉楽から遠ざかることはおわかりですか?

リズムには、
ロール
ルーディメンツ
ルーディメンタル
トレモロ
オープンハンド
ツー
バス
フィルイン
ジャズなどがありますが、
リズム・カッティング・サーフィンも同様で、
マニューバー進行全てに楽譜があり、
それぞれのジャッジ・クライテリアに拠らなくてはなりません。

この世界のサーファーは、
楽譜に沿って演舞して、賞賛や富を得るのです。
状況はより末分化であるために無限の組み合わせとなります。

その結果、
1つの状況、
「境界を正確に決定することはできない」
という矛盾に満ちていることに気づくでしょう。
要は、
どちらも勝者であるというイノキ・ボンバイエでありつつ、
ワッパーチーズJr.のニコトクです。
こうしてそれぞれの状況を革するのは、
実践そのものです。
それらは意図的に形成されていきます。
たとえば、
ラカ法王さまは、
『真のサーファー救済へのメッセージ』
で個々の愛を考察されております。
(巻末リンク)

そこには盲目的なサーファーと、
『同調圧力教』との結びつきが説明され、
愛と憎しみというものは、
「二つの異なった捉えかた」であるとわかりました。
そして、
「愛情を育むためには、憎しみを減らす必要がある」
きっぱりとそう説かれております。
「憎しみがつかの間のことに比べ、
愛情は広がります。永続的なんですよ」
本日はそんな法王のお言葉をご紹介することで、
みなさまから恐怖というものを遠ざけ、
それぞれの自身を変革させ、
滅びやすかった
──つかの間で、唯一独自の意識
取り去っていただけることになれば幸いです。
はい。

ありがとうございました。DJ

【巻末リンク:ラカ法王の講演。必読です】

【特別講演】ダライ・ラカ法王38世『真のサーファー救済へのメッセージ』_(6472文字)

【巻末リンク*2:ニール・ヤングのミスター・ソウル】

♪Oh, hello Mr. Soul,

I dropped by to pick up a reason

For the thought that I caught,

that my head is the event of the season♪

【巻末リンク*3:タキビ神の説法1】

【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクション・スペシャル】不安と迷いを持たれている方へ(DGP会員限定記事 :タキビ神の視点)_(2250文字)

【巻末リンク*4:昨日のリンク】

【ドラゴン・グライド・プロダクション編成】一日ラジオ局_(1819文字)

Happy Surfing and Happy Life style!