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【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ】土用丑の日に贈る真のサーフィン同士たち_(1584文字)

最近のサーファーの話題は、
「そろそろサイズのある波でやりたい」

そんなことだった。

すると、

見事に波が出た。

梅雨も明けた。

これはシングルフィンであり、

長いボトムターンの始まりでもある。

波壁に加重し続けられる至福。

私がハッピーサーフィンを掲げると、

世界各地から同士が集まった。

その精神のルーツは、

サーフィンの伝道師デューク・カハナモクですと、

以前にもここやBlue誌やNALU誌、

サーフマガジン(休刊中)に書いた。

その思想に寄り沿う同士たちは、

研鑽をおこたらずに体幹みっしりと生き、

日々呼吸する。

こんな崇高かつ、

気合いの入ったグループとなった。

「名前が必要です」

三蔵瀧朗にそう言われた。

その当時は——

総帥アレックス・ノストの波乗りが、

まるでウナギがクネクネしているようなので、

ウナギ・クネクネ式ですと、

ちょっぴり謙遜しつつ、

将来を示唆して、

意味深命名した。

なぜなら私たちは、

ウナギや蛇が『神の使い』の龍の化身だと知っていたからだ。

「わかる人だけにわかってもらえたら良い」

これは大瀧詠一さんや、

細野晴臣さん(星野源さんの大師匠)が言ってきたことだ。

でも、

「はっきりした方が良いよ」

細野さんが、

大瀧さんにそう言ったのが、

1979年の『Let’s Ondo Again』の後だったという。

で、

大瀧さんがハッキリさせて、

名作『A Long Vacation』を完成させたという。

そんなことを知って、

私たちもハッキリさせた方が良いと感じた。

河合和尚に聞くと、

「はい、はっきりとさせましょう!」

そうスカシー室戸方面から聞こえてきた。

法王に奏上すると、

「うん」

そう笑顔でうなずいた。

「うん」

このたいていは、

聞いていないときに適当に相づちを打つ法王語なので、

あまり答えになりません。

こういう時は神に聞こうと、

タキビシンに伺ってみることにしました。

Takibi God on

Catch Surf® x Barry McGee 7’0″ Finless

.

「”ウナクネ”というのは、
ウナギ・クネクネを短縮読みしたものです。
“ウナギ”はご存じのように陸封された龍です。
出雲大社にも龍蛇神が祀られております。
龍はウナギに化けて水に住み、
火難や水難から人々を救い、
人々に豊穣をもたらしました。
クネクネはオノマトペで、
波に乗ることを表しています。
英語でグライド、
滑走とも言います。
なので、
“ドラゴン・グライド”は、
その”Dragon”と”Glide”の両方に敬意を顕わします。
サーフィンの基本的構造は、
ハワイアン・スタイルから成立したもので、
ダウンザラインのミニマルなフレーズと、
セクション音階のリズムから構築されております。
そして主題は、
サーフィン讃歌です。
門下生(同士)は、
滑走に重点を置いて日々波に乗ります。
ここでは、
デューク・カハナモク思想や、
体術がすでに体系化されているので、
競技主義の人にはなんとも訝しいでしょう。
本来ならオリンピックイヤーだった本年に、
ドラグラと真に命名されて、
私たちにとりましては、
誠に喜ばしいことかと思います。

ずいぶんの時がかかってしまいましたが、
古典へのリスペクトが、
このサーフィン世界に通じた思いがします。
こうして波乗りの真の魂を私たちが引き継いだことで、
デュークさんの魂も喜んでいることかと思います」
(談)

以前もここでお伝えしたが、

細野晴臣さんによる1976年の名作『蝶々San』では、

間奏部分のコーラスに大瀧詠一さんと、

山下達郎さんの低音が入っている。

ちなみに

「蝶々さん〜蝶々さん〜」

と歌うのが大瀧さんで、

「ベ〜〜イ」

「ベ〜〜イ」

「ベ〜〜イ」

と歌っているのが山下達郎さん。

細野さんの真骨頂、

楽しい楽曲です。

【タキビ神三部作】

【ドラゴン・グライド・プロダクションズ】タキビ神三部最終作『羅迦法王』_(1458文字)

Happy Surfing and Happy Life Style!!