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naki's blog

【サーフィン研究所】尊師、千葉公平さん_大きなセンターフィンの重要性_(1558文字)

公平さんにお会いできた。

しかも大好きな波のラインナップの上だった。

千葉公平さんと言えば、

NAKISURFで取り扱っていたフォーカラットや、

303サーフボードのシェイパーであり、

わがサーフィン研究所のトップである中村竜さんの大師匠で、

ハワイのマイケル・ホーも、

純城、

永原レキくんも辻裕次郎くんの先生で、

もっと言うと、

各地に散らばるグレイトサーファーたちの父、

日本の誇る波乗豪でもあり、

横山泰介さんの友人でもあり、

私たちの大師範である。

(赤胴鈴乃助の師範も千葉さんだ)

そんな尊師、

公平さんの波乗りを目に焼き付けた。

波数が少なく、

下手をすると1時間に数本のセットが2回程度だった。

尊師は、

「これじゃみんな集まったのにかわいそうや」

他サーファーのことをいたわられた発言があり、

やはりすばらしい方だと再確認させられた。

タローは、

父ちゃん=アキくんが、

ここで暮らしていたこともあり、

そんな里帰り的な来高だ。

で、

生まれて初めての良い波体験で、

「ちょっと怖かった😨😨けど

楽しかった!😆😁🤗」

次世代には、

このブルードラゴンの波はそう映ったようだ。

高知の尊師とされる鉄兵さんは、

美しいバレルを抜けられていた。

いつもニコニコ、

すばらしい人格者で、

多くのサーファーから尊敬されている。

その鉄兵さんとご一緒に

ジェフリーズ・ベイ(南アフリカ)に行ったタマちゃん。

その旅で購入したという、

ホットバタードの7フィートシングルフィンで美しく滑走していた。

「波が大きいから見学します」

そんな文体のジローくん。

「ドラゴンボールのカードが100円だから….、

えーと、1370枚だ!」

何の話かというと、

この旅行のため貯金を持ってきたのだという。

「そんなに買えるのなら13万円も持ってきたの?」

「いえ1万3千700円です」

「じゃあ137枚しか買えないはずだよ」

「えー」

「一枚100円なら10枚で1000円でしょ。一万円だと100枚だよ」

「なんだ、そうかぁ」

ジローくんと私は、

50年近く歳が離れているけど、

私の時代と同じで、

集めることに夢中のようです。

しんじょうヤスくんがやってきて、

「こんなに大きなセンターフィンをつけゆうが」

「つけゆうで」(私)

「何がええんですか?」

「ターンの伸びと、チューブの中で安定するんだよ」

「へー」

「林健太くんも言っていたけど、

チューブの中はセンターフィンが重要だってね」

「そうなんですね」

Tyler Warren “One Off” 2+1 / 6’5″

.

ということで、

ターンはやはり伸びに伸び、

しかも安定しまくって、

すばらしいセッションとなった。

超ロングバレルであり、

深いチューブに入った日でもありました。

さて予報は、

中村竜さんの言うところの

「土日すごそうです」

ということであり、

波予想サイトを見るとこんなことになっていた。

14.5フィート(約4.5m)の13秒の波高だなんて、

日本では珍しいほどの大きなうねりだ。

すごいことになりそう。

どうぞお気をつけて。

災害などありませんように。

サーフ後は、

そのまま土佐道路55号線の人となり、

南というか南西に向かった。

名店というか、

銘道の駅「なぶら土佐佐賀」でクラゲが販売されていた。

法王は、

境川で釣られたウナギを飼育されているので、

こちらは黒潮町のクラゲで対抗しよう。(笑)

黒潮町に大好きなお店「まるや」がある。

NAKISURFでもTシャツを作成するほどのカルト店だ。

土佐道路を走らせていたのは、

ターボーくんの作るお好み焼きを食べたく向かっていたのだ。

無事に到着して、

ターボーくんと再会を喜び、

お祝いのお酒で土佐西部の夜は楽しく更けていった。

【まるやTについて】

【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】タイラー・ウォーレンの岬装備_ジミTの朝焼け_72時間限定『まるやオリジナルT』_(2719文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!