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【サーフィン研究所】室戸岬とワールドクラス波_そして風光明媚な東洋町__(2330文字)

室戸岬にある御厨人窟(みくろど)は、

およそ1200年前(平安時代)に、

空海が修行した場所だと伝えられている。

元々は、

空海というキーワードでここを永原レキくんに聞き、

それならばと行ってみると、

その縁起により、

さまざまな不思議があり、

想いを寄せることになり、

ここをリモート・オフィスとしていることが多い。

みくろどから約20km行ったところに見つけた波。

ワールドクラスのクオリティで、

そしてたいていは無人。

最初に行ったときは、

あまりの波の良さに車中泊してしまったほど。

翌日となってようやくここにサーファーがやってきた。

その彼が、

シャチョーの親戚の信くんだったという奇遇がある。

スカシーから3分くらい。

Tyler Warren One Off 2+1 / 6’5″

.

膝がずいぶん良くなったので、

こうしてトップターン再会の兆しがあり、

これはこれで楽しいものだ。

何かから射出された私は、

うねうねとしたやわらかい水ようかんの上を、

サーフボードというナイフが、

ようかんに切れこまないように、

頃合いよく乗っていくという愉楽。

フダラック版(タキビ神の歌詞。巻末リンク参照)で、

「トリムラインなんだよジロー」

とあるが、

まさにそれを体現したかのような滑り(トリム)ができた。

スカイアンドシー・ムロトから35km北上すると、

もうそこは高知と徳島の県境、東洋町だ。

ここには『白浜』という風光明媚な海岸がある。

印象深い場所には必ず登場するのが、

アパッチ亮太だ。

まるでマンガだが、本当の話だ。

彼は『海オヤブン』となるべく、

SUP等の師範として修行を続けているという。

すばらしい人生の人と、

ランチを一緒にすることになった。

この道の駅東洋町に精通している彼は、

まずは物産店で漁師獲れのカツオの刺身を購入し、

それを持って食堂に行き、

調理&薬味(+200)でお皿に乗せて仕上げてもらい、

味噌汁&ご飯+総菜というスペシャルランチとしていた。

車に戻ってくると、

藍染めの山本牧人さんにお会いした。

「本日大安」なので藍正装されているという。

こういうことって、

とても大切だと山本さんから学んだ日でもあった。

デザート2種。

生チョコにレアチーズ。

両方とも生なので、

「洋菓子界のW刺身アイテム」

そんな変なキャッチコピーを得た。

道の駅から3分くらい南下すると、

サーフィン界ではやたらポピュラーな、

生見(いくみ)海岸がある。

トップウォーター界というか、

オールド・ハンドメイド・ルアー界では、

ガリレオ・ガリレイやピカソの再来だとされる

クワイエット・ファンクの久保田さんとサーフィンした。

この生見ではスモール、

小波、

ささやかという波質だが、

とても上質な波に感動した。

クリアな波質を形成しているのは、

柔らかい砂なのだと、

確信しつつ、

ロマンチックな記憶を残した。

そして久保田さんは、

「波の芯」を知りたがっていた。

「バットの芯です。

マイク・トラウトのHRです」

というようなお話をした。

昨夜はスカシーの

『ゲスト・シェフ・ナイト』。

参加されるのは前出の久保田さん。

「夕食時刻までバス釣りをしませんか?」

そんなうれしいこととなり、

スカシーで待ち合わせをすると、

ルノーにアルミボートを載せ、

オールドタックル3本という目も眩むような機材でやって来られた。

久保田さんは、

『クワイエット・ファンク』

というハンドメイド・ルアー社を主宰されていて、

そのスペシャル・モデル

『バスティアン』が目の前に現れたときは、

生まれて初めて手にしたバルサ50よりも足が震えた。

あまりの美しさにまずは私が釣れて、

そしてスカシー館長の河合和尚が釣れた。

レアなデュークTがかぶるのは、

思想が合致したという現れである。(本当)

久保田さんと河合さんと私でのバス釣り。

チューチューガタゴトと、

小径を走り、

この美しいリザーバーに小舟を浮かべたとき、

久保田さんと同姓の、

久保田麻琴さんの『小舟の旅』が頭の中でかかった。

久保田さんは、

『釣りはトップのみ」の人なので、

河合さんと私とも『トップの人』となった。

「河合さんとNAKIさんに釣ってもらいたいので、
今日は船頭に徹します」

久保田さんはそうおっしゃるが、

私たちがジャンジャンバリバリと、

スイッシャーかクローラーでさんざんスポットを攻めると、

荒れるのか、

いないのかわからないが魚は沈黙する。

で、

「次に行きましょうか」

そんなピリオドがやってくる。

で、そこから移動する際に

「一投だけいいですか?」

久保田さんは、

そう言って、

難易度の高いスポットにパシャリとキャスティングを決めた。

着水後ポーズをする間もなく、

バシャっと、

バスを軽く釣ってしまうのだった。

これではまるで、

月刊釣りコミック連載の、

「ウチの釣りバカ父ちゃん」みたいだと、

河合さんと目を見合わせてしまった。

いろいろあって、

私はガボ、バシャと、

ジャボ、チャパと4回出た。

ガボはかなりの大物だったけど、

ミニが2尾乗ってくれた。

うれしいのが、

前出したジマンのバスティアンをガブリしてくれたことである。

「歯形はありますか?」

久保田さんはそう聞くが、

そんなものはどこにもなかった。

で、

釣れたときの写真を見てわかったのは、

このバスはボディに噛みつこうとしたが、

尾部分だったダブルフックにかかっていた。

しかも上あごと下あごに両方だったので、

針を外すのに難儀した。

『ガボ・バシャ・ジャボ・チャパ』

という作詞がしたくなった。

そのスペシャルナイトの内容だが、

字数が尽きたので明日またここで!

おいしいもの研究所なんです。

【巻末リンク:夢波について】

【ドラゴン・グライド・プロダクションズ】タキビシン『フダラック』歌詞_(595文字)

【久保田麻琴さんの小舟の旅】

Happy Surfing and Happy Summer!!