土佐の秋。
戻りカツオのビリ。
スーちゃんが釣った石鯛の炙り。
熟れきってトロトロの柿。
秋の味覚を堪能している。
秋は色彩も豊かだ。
こんなそらを見て、
1200年前の空海がいた時代を想う。
すると、
きっと彼もこのような朝焼けを見たのだろう。
足摺岬に金剛福寺がある。
そこに行くには、
土佐清水の港を通っていく。
鰹節屋からの煙が拡がり、
港ごと燻して燻製にしているようだった。
これもきっと昭和から変わらぬ景色なのだろう。
Johnny the Surf Yoginis on
Catch Surf® ODYSEA Plank 8’0″
.
ショートボード一筋だったジョニーは、
キャッチサーフの8フィートモデルに乗ると、
「なぜもっと早く乗らなかったのか」
そう言って悔しがっていた。
「(大きなボードに乗ると)
膝波がオーバーヘッドに感じられる」
誰かがそんなことを言っていたが、
ニコニコ・クマさんだったか、
DJ VCA氏だったかを失念してしまった。
こちらはニコニコ・クマさん。
昨日の主役だが、
英語名が”Smiley Grizzly”といかしている。
ニコニコしているけど、
格闘家に言わせると世界トップの資質を持っているという。
このことに関して本人に言わせると、
「運動神経は弱いし、争いは嫌いです」
ということで、
ニコニコしているが、
熊と同じ戦闘能力を持つ人として身内には知られている。
Nacky on
Catch Surf® Heritage Collection 8’6″ Noserider
.
膝波だけど、
8とか、
8’6″の長さ以上のボードに乗ると一日中遊べる。
というか、
サーフィンの深さ、
そして楽しさを再確認することができる。
Catch Surf® Heritage Collection 8’6″ Noserider
.
こんな美しい波。
さらに書くと友人だけだ。
あまりにもすばらしいので、
一日中ぶっ通しでサーフしようと決意するのだが、
実際には空腹だったり、
背中の張りか、
目の日焼けが痛くなって断念してしまう。
サーフ後、
「おなかが空いた〜」
世界共通語を発すると、
ジョニーが、
「タヌキが教えてくれたサテン行きましょう」
そう言うので、
「サテンではなく、キッサテンと言います」
などと教えつつ、
喫茶店に行くと、
ジョニーはそこの常連であるらしく、
入店するやいなや、
「ハーフアンドハーフ」
と言うと全てが伝わったようだ。
こちらは内容がわからないので、
聞いてみると、
モーニングでおにぎりか、
トーストかを選べるというので、
それぞれ注文してみると、
こんなことになった。
食後のコーヒーとお茶菓子、
さらには日本茶がついてきて総額が500円だという。
ジョニーに
「こういうのを驚き桃の木山椒の木というんだよ」
そんなことを伝えると、
「サキサカト、モモナイ、
ゴキゲンイカガ・1・2・3♪♪」
そう返してきた。
そこまで日本の文化を知られているとは思わず、
すこしあせって、
「ユー&ミー、ミー&ユー、レッツロックンロール!」
そう歌うと大喜びしていた。
ジョニーのハーフアンドハーフ。
この視界こそが昭和の伝統であり、
令和の時代にもこうして引き継がれているのがうれしかった。
値段も昭和である。
「アイスココア」
喫茶店に行くことがあれば、
いつも注文していた飲みものを思いだした。
まだ正月価格というのがあった時代だ。
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【そのサキサカトモモナイノ123】
【巻末リンク:ブランド力】
【咲坂さんついでに】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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