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【サーフィン研究所奄美支局本気編】波壁を飛び降りたくなるのはフロントサイドの醍醐味!?_カフェわくわく来訪記_(2358文字)

テイクオフ。

サーフィンの中でも重要な役割をしている。

波のどの位置から行くのか
沖のどの位置から入る(乗る)のか
どの角度で切り込ませていくのか
どの高さからか(波底、中腹、先端付近)

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VT

.

「か」で終わる判断がたくさんあり、

なぜ「か」なのは、

絶対はないからだ。

2+1 / 6’5″

Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK

Tyler Warren One Off Shape

Amami Oshima, March, 2021

.

これまでのテイクオフは波面だったが、

リップの押し出しや、

ホワイト・ウォーター(泡)といった波先を使うテイクオフもある。

向きで言えば、

進行方向に向かない

「フェイド」というアプローチまである。

↑これがフェイド・ターン。

一度セクションの外側に出て、

セクションの斜面を全て使おうという考え方だ。

バレル・メイクにも応用されるので、

サーフィンの全体像をになう重要なファクトだろう。

.

とまあ、

テイクオフの基本だけでここには書ききれない。

奄美の言葉で言うのなら

「書ききれんち」

そんなことであるらしい。

Bonzer 6’5″ / 1973

Surf Museum Series

.

バレル系、

つまり波壁が切り立つと、

バックサイドではレイルだったり、

体(たい)を波壁にこすりつけたりして失速させつつ、

波壁に張りつく。

Catch Surf® Skipper Fish Ⅴ 6’0″

Nakisurf Original Twin x 2 = Mega Quad

Photo by @photosmilejp

.

横を向いて、

フリーフォールさせずに、

体とレイルで壁にまとわりつく。

Daichi Makino

.

そんな感じでラインを確保し、

バレル・イン後も動き回る出口の正解を探し出し、

そこから吐き出されてくる。

Catch Surf® Skipper Fish x JOB 6’6″

Nakisurf Original Twin + Vektor VT

.

リップ(波先)をかいくぐったり、

無視したり、

手法はさまざまだが、

立ち戻る原点は、

『波を滑る』ということだ。

今日の本題は、

バックサイドならば壁を伝うのに、

フロント・サイドでそうしないのはなぜだろうか?

ということについて書こうとしていたらこんな前半になってしまった。

もちろんフロントサイドでも、

テイクオフして、

レイルを掴んで張りつくこともできる。

けれどそうしないのは、

もしかすると、

フリーフォールが楽しいのかもしれない。

そういえば、

切り立った波で、

テイクオフしていくときは、

「飛ぶように」そんなことを考えながら落ちていく。

また長くなりそうなので、

「フロントサイドは飛び上がりたい」

草章だけをここにおいておく。

奄美大島は北部に空港がある。

空港から南に15分間車で走れば、

ハートロックまで来られるだろう。

そのハートロックがある赤尾木にタカシくん夫妻が、

週末だけカフェをオープンしている。

料理が大好きなだけでなく、

素材にこだわり続ける夫妻は、

「可能な限り良い素材をつかいます」

そんなスローガンであるので、

いつも料理や食べものの話が楽しい。

大好きなアンキロエリアから丘を上がっていくと、

広場にカフェとなる小屋とガゼボ、

ベンチとテーブル群があり、

ガーデン・カフェであるらしい。

雨には弱いが、

疫病時代の卓越したコンセプトになったのは偶然だという。

オーストラリア、

ブラジル、

コスタリカ、

カリフォルニア(もっとあったはず)と、

およそ17年もかけて通過した長期間旅というか、

私のような生活をしている。

その日々で板前というか、

シェフというか寿司職人だったり、

変幻自在の調理人と化して今まで生きてきたタカシくん。

彼の1番というか、

18番は寿司技術だという。

伊東一刀斎や鉄火の巻平以来の、

「夢想巻」

「空気締」

そんな数々のタッチで、

深く密に堀られた世界を表現している。

アユミちゃんは、

原宿クレープの風味と感動によって、

スウィーツに魅せられた1児(ゼン)の母であり、

ララバーの日本における継承だとわかった。

彼女の作るさまざまが、

滋味があふれるのにうれしい味だ。

滋味と美味は反極であるはずなのに、

太陽のキラキラが、

デザートにスプリンクルされているように感じた。

ベンチ7番あたりから見えるカフェとガゼボ。

タカシくんの提案するチキン・サンドウィッチ。

もちろんパンも自家製で、

このレベルのサンドウィッチが食べられるのなら、

サンクレメンテのビリーズに行けなくとも恋しくはない。

「黒豆のトルティーヤ」

おいしいのはもちろんだが、

中米風味の黒豆に泣けてくる。

これならコスタリカのカサドも懐かしく思わない。

というか、

コスタリカの裏通りで食べたカサド(定食)のことから、

あのときの波だったり、

友人たちの顔までもが浮かぶソーマトー味だった。

「おそれいりました」

タカシくんとアユミちゃん師範にお礼というか謝辞を述べた。

「日本独自のトルティーヤというネーミングについて」

「ブリトーとタコスの相違点」

「遠隔レイキ」

そんなことを話しつつ、

アユミちゃん自家製のクリームチーズと、

滋味が詰まったマフィンをおいしいコーヒーでいただいて、

さらに黒ビールとイチジクとデーツだったりいろいろケーキに、

「養分、nourishment」などという単語が浮かばせていた。

【巻末リンク:燃えるように書いたこともある】

【サーフィン研究所特大号:炎上承知の真実】波乗りとは、サーフィンとは?_(5382文字)

【特別リンク:奄美スゴ波】

【サーフィン研究所】カンフル・ガーデン修行にて参究したファースト・ウェーブ_(1729文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!