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naki's blog

【サーフィン研究所】ジャイアンとガラさん@土佐!_(829文字)

The Blue Dragon Temple

Tosa, Kochi August 2021

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Catch Surf® Skipper Fish 6’6″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK

at The Beach Museum

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これは9号通過時の波予想だが、

ここまで波が上がるはずだったが、

早朝だけ頭前後と大きく肩透かしを喰ってしまった。

ビーチブレイクに行き、

仲間たちと腰波をクネクネして、

気分はタコクラゲと同一化できた。

ジャイアンが「3日間の休みが取れました!」と、

14時間もの運転を続け、

うどんという燃料だけでやってきてくれた。

(海に浮かぶ二人。ちなみに左下が水中メガネのガラさんで、

サンダルを浮き具に桟橋右手に浮いているのがジャイアン)

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海育ちのガラさんは、

着くやいなや水中メガネを顔に貼りつけ、

カニ、タコ、ウニの海産物を獲っていた。

「子どものときはね。巣の穴を海の底に見つけたらさ、

(穴のなかに)手を入れてつかんで引きずりだすんだよ」

その穴に手を入れていく気持ちを想像していると、

「このサクラガニはめずらしいぞ。めちゃくちゃうめえぞ」

「大きなタコだ」

そんな矢継ぎ早文体でどんどん獲れていった。

そうやって茹でたカニの味は樹液のようであり、

透き通って官能的なタコを淡路島の塩をふりかけたものには、

「甘さが円く溶ける」などと、

美味を表現するさまざまな単語が浮かんでは離れていった

14時間もの運転、

お疲れさまのジャイアンと、

私たちの師匠ガラさん。

来週78歳になられるという。

そしていままさにガラさんが、

「人生で1番うめえカツオ」が皿に盛られたところだった。

【巻末リンク:それまでのカツオのイチバン】

【サーフィン研究所千葉支局特大号】千葉に到着したジャイアンとガラさん前編_(2600文字)

【巻末リンク*2:ガラさん】

【サーフィン研究所千葉支局特大号】ジャイアンとガラさん@千葉後編_(2385文字)

【巻末リンク*3:奄美でのジャイアンとガラさん】

【サーフィン研究所奄美支局】パンダとミリとガラさんに知る人種差別について_(1495文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!