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naki's blog

【サーフィン研究所】スティングの心象風景とニホンアカガエルとコニャックの色と香りと声_(1396文字)

Sting 1973 Ben Aipa / Hiroyuki Maeda

6’2″ x 21″ x 2-1/2″

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スティング(巻末リンク1〜3を参照ください)というボードは、

ベン・アイパが考案した1970年代の花形ボードだ。

The board called Sting is a top-notch board in the 1970s devised by Ben Aipa.

この時代には、

「多様で、歴史のあるサーフィン」

そんな憧憬(しょうけい)があり、

私はこのボードにそれらの一切を託している。

In this era, there was such a longing for

“diversified and historic surfing”,

and I entrust all of them to this board.

デューク・カハナモクと、

ベン・アイパという二つの熱いサーフ魂をまとったボードは、

サーフィンが持つ陰と陽、

つまり神と悪魔をすべてからみつけて波の上を滑っていく。

Duke Kahanamoku and Ben Aipa,

two hot surf souls, glide on the waves,

finding the yin and yang of surfing,

God and the devil.

宇宙の真理を表現した曼荼羅(まんだら)図の大団円に、

智と悲の混合に記憶の一切のかけらが気体となってたちのぼった。

In the large circle of the Mandala figure that expresses the truth of the universe,

all the fragments of memory climbed up as a gas in the mixture of wisdom and sadness.

美しい蝶を見かけた。

蝶が自分にむかって飛んでくると、

故人がなにかを蝶に託して私に伝えにきたかような気持ちになる。

どんな意味があるのだろう?

蝶が飛び去ったあと、

しばしばそのことについて考え込んでしまう。

「雨が続いたから」

そんなわけではないだろうが、

ニホンアカガエルを見かけたのでカメラで撮ってみた。

このカエルは、

とっても珍しいと思っていたが、

調べてみると、

そこまで稀少な個体ではないようだった。

私にとっては生まれて初めて見る日本の赤いカエルだった。

マンダラ・コーヒーの試作で、

シングル・オリジンの逸豆をコニャックに漬けて焙煎したのがこれだ。

焼けてから1週間待って、

熟成した頃に中細程度で挽いて、

エアロプレスで70度の湯に5分間しみこませてから、

ギュッと圧搾して氷の上に落としてみると、

それはまるでコーヒーという主題が、

コニャックがふわりとまとうまろやかな風味と、

芳醇な香りがみごとにからみあい、

光と色の光耀が燦爛しているかのようだった。

マンダラ・コーヒーの詳しくは、

@mandalacoffee_japan

か、

mandalacoffeejapan.com

まで、

どうぞお越しください〜!

【巻末リンク:チューブの証明とは?】

【サーフィン研究所特大号】1973スティング_青いダイヤ波_ヨイヨで飛躍_(2098文字)

【巻末リンク*2:スティング続編】

【サーフィン研究所】1973年スティング_タキロー@ダナポイント・パーティ_(1323文字)

【巻末リンク*3:スティング続々編】

【サーフィン研究所】1973年からやってきたスティング_(1188文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!