こんな季節です。
海の向こうではこの時期を
『ホリデー・シーズン』と呼び、
だいたい11月の終わりくらいからのんびりとし始める。
少し前の私は、
ボード完成の管理を担当していたので、
この季節がただひたすら怖かったのを思いだした。
サーフボードで言うと、
あと一工程で完成に向かうのに、
担当職人がどこかに旅行に行ってしまい、
完成しないサーフボードがある。
日本には年内に送りたい。
ならば、
ちがう職人にこの行程作業をお願いしたいのだが、
サーフボード工場のたいていは個人事業主の集まりなので、
それら担当者がせっかく受けた仕事を取ってしまうことになるので、
それはやってはいけないことだった。
コーヒー好きから始まり、
コーヒー研究所を立ち上げておよそ1年。
生豆、
しかもシングル・オリジンを逸品リキュールに漬け込み、
それから焙煎するという革新的なアイディアを思い付き、
マンダラ・コーヒーが誕生しました。
少数精鋭というか、
たったひとりの一級焙煎士だけが焼きますので、
多くの方には供給できないのですが、
定期便のアイディアを思いつきました。
詳しくは、
巻末リンク*2のポストをご覧になってください。
The Midlengthe 2+1
6’8″ x 19-5/8″ x 2-1/2″ / Nakisurf Original Twin
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
.
波をバックドアに見立ててテイクオフした日。
風をかき分けて、
波の底に向けて押しつけて。
もっと押しつけてさらに漕いでいった。
ボードはミッドレングスの決定版2+1の68だ。
この2+1(ツー・プラス・ワン)は、
1971/1973ボンザーや、
スティングやハイパーツインと、
ありとあらゆる上級イクイップメントを揃えてくれる前田博士謹製だ。
(巻末リンク*3、4を参照ください)
さて鎌倉。
ドラグラ会館の片瀬山本店でパーティが催されるというので、
今日も総料理長と市場に行って逸品野菜を求めた。
市場は朝7時オープンなので、
開場と同時に入り、
加藤野菜さんでビーツ、
泥ネギ、
ケール、
からし菜などを求めた。
総料理長の本業は総料理長であるので、
今日はクリスマス・ディナーで忙しいという。
とにかく総料理長とは、
昨日も書いたロッシーニの話、
ラカ法王とタキビ神のこと、
そしてブーツ、
グローブとヘッドキャップのことに話がおよんだ。
ちなみに私は、
革新的かつ伝統的なデザートを黒潮町のコジやんと開発中であるので、
それらの助言を総料理長に求めてもいた。
加藤野菜さんは、
じつはビームスの加藤さんだ。
ドラグラみたいな話だが、
本当の話で、
加藤さんはサーフスケートのSMUや別注、
そして発注やそれらいろいろをビームスさんでこなしつつ、
公休日には生業である農家の顔になるのだ。
加藤さんは、
今年もNAKISURFカレンダーを求めてくださった。
よろしくお願いします。
「法王=カワウソ」
関西圏ではこんなことになっているが、
これこそ翻訳ミスで、
実際のラカ法王38世はラッコ出身(摂政調べ)だ。
でもなぜカワウソなのかというと、
すみっコぐらしが、
カワウソのことを法王とやっているからだろう。
そのコジやんのところにTシャツが届き、
シャッチョさんにも、
そしてあの人この人にも届いたと連絡があった。
ドラグラ・プロダクションズへの勧誘Tが各地に発送されているが、
よく考えると、
購入されたほとんどの方が入会済み(自称でいいのです)なので、
願わくば、
このグラフィックを見た人がドラグラ世界にやってきてくれたらうれしい。
ドラグラ世界は
ハッピーサーフィンそのもので、
またなぜか統治されて来た側からの理知的な抵抗でもあるのだ。
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【巻末リンク:渾身編集のカレンダーのご紹介】
【サーフィン研究所:お待たせしました!】美しい記憶という刻印_NAKISURFカレンダー2022SPLの概要_(2286文字)
【巻末リンク*2:マンダラ・コーヒーのサブスクリプション・サービス】
【巻末リンク*3:1973スティング】
【巻末リンク*4:前田博士】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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