台風1号からの東うねりを追いかけていた。
いわゆる残波(ざんぱ)だが、
具体的には黒潮町あたりなら、
少々のうねりが残っていた。
黒潮町まで行ってみると、
まんまとうねりが残り、
ほぼ無人のバンクがたくさんあった。
で、
昨日の道の駅ではないが、
人気(にんき)がないブレイクでサーフしようと着替えていると、
有名な松原に「もうじゅう」の気配が満ち満ちていた。
ガォ〜!
「もうじゅう」はスマイリー・グリズリーだった。
ご存じのようにスマイリーというのは、
「ニコニコ」という意味なので、
猛獣とならずに「もうじゅう」と表記されたのかもしれない。
スマイリー・グリズリーは、
スマグリはんと略されることが多いけど、
デューク・カハナモクの意志を受け継いだハッピーサーファーだ。
どこにでもすてきなローカル・サーファーはいるが、
心技体と揃ったスマグリはんの人気が高いのは、
やはりこの笑顔だろうか。
(スマイリー・グリズリーについて詳しくは、
巻末リンクを参照ください)
両手を挙げて、
肘を90度に折しつつ、
ツメを立ててガオーと言うと『スマグリ・ポーズ』となる。
ミッドレングスの達人でもあるトオルくんも「ガォ〜」とやっていた。
ガォ〜は、
仲間内での合図ともなるし、
一説によると、
このポーズで未来永劫の彼方を行き来したり、
または、
億万永劫真理を得られるとも聞いた。
Nacky on
The Sting 1973 / 6’3″
.
ナッキーは、
49年前の『美術館シリーズ』で、
クラシックなラインを描いていた。
セットの一例。
あんなに遠くからの台風(すでに低気圧)から、
よくもまあここまでうねりが届くことに驚かさせられた。
The Mid-length 2+1/ 6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
.
土佐西南部太平洋岸砂丘
延長三十町
西方蹉駝岬諸山望
東方井岬対
海山風光一眸中収
四國於屈指松原
上の漢詩は、
この地のことを表現したものだ。
三十町(30ヘクタール、9万坪)ものエリアに砂浜が形成されていたとあり、
眺望は今も昔も変わらないと推察した。
先日ソムリエくん家でBBQとなったが、
そのときにこのミニいなり寿司をいただいた。
いなり寿司を小さくすると、
よりおいしくなると気づいた。
頭脳明晰だと噂される梅は、
今日も元気で遊んでいた。
梅にとっては、
この程度の排水溝を越えるのも挑戦である。
子犬目線になると、
さまざまが困難だとわかった。
さんざっぱら(散々:サンデーソングブックより)遊び、
車で帰る際にも、
まだ名残り惜しいようで、
こんな様相で運転手である家福(かふく)さんをテイクオーバーしていた。
(家福さん。ドライブ・マイ・カー。巻末リンクを参照ください)
黒潮町スナップ。
タキビブーム到来のようで、
タキビ神の人気が高まるのも時間の問題だろう。
ドラゴングライド・プロダクションズには、
四万十(シマント)支部があり、
名湯コジコジで知られる伯爵コジやんが、
I just keep on dancing Tをディスプレイしていた。
ありがとう!
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【巻末リンク:スマグリはん詳細】
【サーフィン研究所特大号:動画あり】不空の生まれ変わりは空海_ニコニコ・クマさん=スマイリー・グリズリー_(2502文字)
【巻末リンク*2:ドライブ・マイ・カー評】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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