(昨日の続き)
MLB良波という運と縁があり、
友人だけのセッションは、
後からうらやまれてしまうほどになった。
偶然というか、
本当に運が良かった。
無人でパーフェクトなんかあまりない。
しかも晴天&夏日。
ガォーで知られる「もうじゅう指定」のスマグリはんも、
満開の笑顔を咲かしていた。
近畿のパトやんこと、
パトリック・マル村岸俊幸さんは、
ミッドレングスのシングルフィンをMLB波のフックで踏み込んでいった。
これを近畿弁に翻訳すると、
「パトやんがMLBをしばいとった」となるのだろうか。
(法王の超訳原稿進行中です)
伯爵コジやんは、
フィッシュでダウンザライン。
私が目撃しただけで、
コジやんは3.8回ものバレルインを果たしていた。
あっこちゃんとコジやんは、
スマイリー・グリズリーのファンクラブ会員で、
それぞれがホンモノのグリズリーに遭遇した興奮がさめやらないようだった。
ガォ〜!
宮澤賢治さんではないが、
旧字仮名遣いで書くところの
「ほんたうのスマグリはん」
そんな作品名のノーズライドが撮れた。
本家とか、
正真正銘という言葉があるが、
これぞ真正ガォーであると、
スマグリKB(キロバイト。詳しくは昨日のここに)だと、
深く感じいりながらシャッターを押した。
昨日の主役というか、
本題の2進数に詳しいノスタルのチエちゃんもスマグリファンであるらしく、
「グリズリのファンクラブまではな、よう入らへんけど、
スマグリーがトラグリーにならんやったら大好きやで」
そんなことを言っていた。
この日のMVPは間違いなくナッキーだっただろう。
こんなバレルっぽいのに38回入り、
それは良い波に乗っていた。
Nacky on
Catch Surf® Heritage Collection 8’6″
.
圧巻はこのバックサイドで、
レイルワークの結晶というか、
その完璧さに驚かされた。
レイル圧、
角度、
速度、
体勢、
加重位置、
そして波へのアプローチ。
どこも完璧だった。
しかもサーフ歴まだ5年。
The Mid-length 2+1/ 6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
.
私もナッキーやコジやんのマネをして、
68のツインでバレル風トリムをし、
ボードをキャッチサーフSPL6に乗り換えて、
Catch Surf® X Nakisurf Special Skipper Fish 6’0”
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)
.
そのスマグリはんシグネチャーである
「ガォ〜!」の機会をうかがいながら波に乗る至福を味わった。
ガォ〜!
突然、
前出した宮澤賢治さんの一文を思いだした。
「かなしみはちからに、
欲(ほ)りはいつくしみに、
いかりは智慧にみちびかれるべし」
宮澤賢治「若き日の手紙」より
.
もしあなたが何かに悩んでいたら、
この「悲しみ」と、
「欲」と「怒り」が知恵によって良い方に向かいますように。
そのくらい宮澤賢治さんの言葉には力があるのだと再確認した。
良い日になりますように。
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【巻末リンク:ミヤサバ先生不朽の名作】
【サーフィン研究所&ドラグラ文学館】春とワタクシ(mental sketch modified=心の現象の観察)_(1026文字)
【巻末リンク*2:ミヤサバ児童名作集より】
【巻末リンク*3:さらにミヤサバ先生】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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