台風11号の南南西うねりが届いている。
現在午前3時。
サーファーズ岬にいるのだが、
昨夕から波高ブイが1.2m、
周期12秒まで上がっている。
WINDYのうねり高の色分けは、
午前7時予想でこんな感じとなっている。
3〜4m、
または6m前後のうねりがあり、
それをひっきりなしに吐き出す台風の威力。
この台風うねりの狙いはサーファーズ岬だ。
ドラグラにいくつかのアートワークの依頼があったので、
その内容をアート・ディレクターでもある華厳さんと話し合っていた。
逗子サーファーズにいると、
波が目の前でというか、
眼下で余すことなく見ることができるので、
セットが何本くるのか、
どんな波が良いかがよくわかる。
私たちのパイプライン・ハウスだと思う。
このサーファーズでは、
横山泰介さんのお話をゆっくりと聞くことができた。
彼こそは、
スターウォーズで言うところのオビワンとかそんなお人だ。
私たち(ドラゴン・グライド・プロダクションズ)の間では、
泰介さんは『老師』だ。
だが、
波乗りがお若く、
やたらと超達者なのでヤング・オビワンだろうか。
これはナルちゃん。
昔から兄貴の代わりをしてくれていて、
今も何も変わることなく、
海の男のCOOLを与えてくれる。
私が19歳のとき、
ナルちゃんはブルース・スプリングスティーンの
「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」(Born in the U.S.A.)
を聴かせてくれて、
「俺もアメリカに生まれたかったぜ」
そんな名言を残した人としても知られている。
昨日は鎌倉を散策した。
暑い日曜日だった。
絶品かき氷を求めてumicafeに行くもやはり満席で、
大滝詠一さんの歌詞ではないが、
「遠くから君をながめていたよ〜♪」
そんなラインが口からこぼれ出た。
大町四つ角を海側に、
JR横須賀線の線路を越え、
水道路という交差点の先に盛華園がある。
親子経営のクラシックな町中華だが、
息子は真性ドラグラ人で、
いつもニコニコしながら古式ボードだったり、
奇天烈ボードでスタイルのあるサーフィンをしている。
ちょうどランチでもない夕食でもない時間だったので、
準備中のようで、
ドラグラ中華をいただくことはできなかった。
鎌倉駅に戻ると、
老舗洋食屋というか、
定食屋のショーケースにこんなカツカレーが見えた。
この真摯な英訳と、
必要性は行楽地ならではのものだと腑に落ちた。
少し前のタローとジロー。
昔のかき氷もいいなぁ。
□
【巻末リンク:泰介さんとハービー始皇帝】
【巻末リンク*2:いつかの波】
【巻末リンク*3:ハッピー印シリーズ】
台湾のライフスタイル誌Exploresに!_ミドルス教会_サンクレメンテ周辺のおいしいもの_伝説のハッピーサーファーのマイク・ロジャース_(1808文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!
◎