新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】台風接近_究極のボトムターン_室戸岬の河合さん_(1369文字)

昨日も書いたが、

台風14号が九州に進み、

そして、

進路を東に変えて四国に接近してくるとあった。

その後は本州縦断だと予測されているので、

災害へのさらなる備えを始めている。

これを書いているのが午前3時。

南東うねりはすでに4m/10秒という数字をたたき出している。

海外の波情報サイトによると、

このブイ数値は9-10feetの波だと換算されている。

明日の夕方には、

南うねり(170°)が

21フィート/15秒!という天変地異系となり、

35フィート(約11m)の波と同じ向きの猛風だと予想されている。

これは昨日。

どこもクローズ、

または風が強く入ってしまっていたが、

タコラ・シスターズという珍しい波がブレイクしていた。

The Angets by

Shacho House

.

そのタコラで一緒にサーフしたのが、

エンゲツ・シャッチョさん。

シャッチョさんは、

波壁での葛藤と苦悩を解きほぐす

『ザ・エンゲッツ』の創始者としても知られている。

(エンゲッツについては巻末リンクを参照ください)

タコラは特殊な波というわけではないが、

たぶんきっと沖にあるリーフの亀裂が深く、

よっていわゆるクセ波となる。

台風からのうねりと風がほぼ同一なので、

リップはめくれ、

そして跳ねていた。

The One / 6’4″x 19-5/8″ x 2-5/8″

Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda

Nakisurf Original Twin-Fins

.

ずいぶん昔のことだが、

ボトムターンの究極を追い求めていたことがあり、

それは平水面でスクエアにレイルを入れるというものだ。

この64でそんな究極がかんたんにできた。

トップへのアプローチもこちらの狙いを外さず、

ひさしぶりにアグレッシブなラインを選んでみた。

室戸岬の東に

「みくろど」と名が付いた不思議な双洞窟があり、

空海以前の佐伯真魚(さえき まお)が修行していた地として知られている。

この悟りというか、

発火を受け取ろうとすると、

陽光がはるか向こうに降りてきた。

その室戸岬町でスカイ・アンド・シー・ムロトを主宰する河合さん。

スカシー館長であり、

ドラグラ和尚、

おいしいもの研究所の所長と、

ミサキマチ・プレートランチのジェネラル・マネジャーを兼任されている。

こちらは総料理長と河合夫妻。

河合さんは理系のインテリであるが、

すばらしいセンスの写真も撮る。

室戸金目鯛のコンフィは、

スカシー渾身の一打だが、

今年のキンメダイが不漁で、

原材料が極めて少なくなっている。

このまま希少種にならないか心配だ。

龍馬空港付近に行くと、

ジープ3838号を発見したので、

すかさずシャッターを押した。

遠くで「マニアック〜」と聞こえたので、

そちらのほうを見るが、

誰もおらず、

どうやら風の切る音だったようだ。

(マニアックについては巻末リンク*2を参照ください)

どうぞ安全にすばらしい週末をお過ごしください。

台風進路が予測されるエリアは、

備え(おいしい食料、飲料水、カセットコンロ一式)をお忘れなく。

【巻末リンク:エンゲッツ生徒2人】

【サーフィン研究所】ベンチュラ兄弟’s エンゲッツ_COME WITH ME最新アップデート_(1837文字)

【巻末リンク*2:マニアック〜という音について】

【サーフィン研究所渾身号】フィットと四国におけるマニア思考の腹話術がベースのハッピー小波サーフのご紹介_(1125文字)

Safe Surfing and Happy Lifestyles!!