室戸岬
@sky_and_sea_muroto
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室戸岬には、
観音菩薩が降臨することがあり、
私たちに解脱を得させると伝えられている。
最御崎寺
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これは、
スカシーこと、
スカイアンドシー・ムロトの客間に飾ってある作品だ。
釣り番組を見ていると、
各道具にデザインの結集があった。
たちまち欲しくなり、(笑)
「所有欲を満たす」
そんな言葉が浮かんだ。
デザインは意匠だと翻訳されるけど、
アートも工業製品も含めてのデザインなので、
割と良い言葉を見つけたと思う。
デザインとは違うけど、
農業系に関しては、
農林水産大臣賞を受賞しまくった森ヤン。
サーフィンでは、
バックサイドが苦手でしたと教えてくれた。
過去形なのは、
実弟のベンチュラ・セイジが、
「エンゲッツあるのみ!」
そんな結論というか、
直結的にエンゲッツなおすすめがあって、
元祖シャッチョさんの伝えるところの、
エンゲッツ修行編がいつかここであった。
ベンチュラ・セイジの悩みは、
「(波面に)張りつけない」
というものだったが、
こちらは5年ほどまえにコスタリカで解消した。
( ↑画像:巻末リンクを参照ください)
けれど、
実際はエンゲッツでもうまく張りつけないということになったので、
サーフクリニック101の一員である私は、
「後ろ足を(ボードの)内側に」
という指導をピピピとした。
すると、
セイジはすぐにその後ろ足の膝を修正して、
真性エンゲッツとあいなった。
紹介が遅れたが、
エンゲッツとはバックサイドのテイクオフのことだ。
切り立った斜面でも滑り降りるための人類の英知である。
ケリー・スレーターもジョンジョン・フローレンス、
JOBにタイラー・ウォーレンもチューダー親子もみんなする。
Shacho san,
Masamune
.
のみならず、
エンゲッツという名を冠するには、
「シバレンの円月殺法」と、
自動製版機時代までさかのぼらねばならない。
要はレトロチックなバックサイドなのだ。
エンゲッツは眠狂四郎の、
1950年代風グラブレイルのことだと理解していただきたい。
そのグラブレイルの発見は、
記録に残っていることを書くと、
1963年クリスマスにジョン・ペックがパイプラインでしたものが最初
とされている。
だが、
これはご覧のように自発的なものなので、
眠狂四郎ではないが、
太古の昔からある技術だろう。
そのエンゲッツを126日間かけて会得した森ヤンは立派だ。
速度が出たところをリーン(傾けて)して、
びたりと張りつくのは、
まるで2輪のスーパースポーツの走りみたいだと、
バリバリ伝説(©しげの秀一)の登場人物たちの顔が浮かんだ。
森やんのすごいのは、
きちんとセクションの後ろから入り、
バレル・セットしていたことからもわかる。
これはエンゲッツによって、
十分なほど減速できたからに他ならず、
その超重力みたいなトラクションを得ながらチュー・チュー・ガタゴト1950。
Nacky on
Catch Surf® Special Skipper Fish 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)
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エンゲッツには、
一日の長があるナッキーは、
この波も軽くメイクして、
全員のドギモを抜いたのだった。
【CM】
旅先の一杯に、
「カップと湯があればかんたん抽出」
カップバッグをドーゾ。
マンダラ・コーヒーは、
コーヒー界のエンゲッツです。
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【巻末リンク:張りつきの術@コスタリカ】
【巻末リンク*2:円月の歴史】
【巻末リンク*3:エンゲッツ修行編】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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