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【サーフィン研究所】長いバレル_8年後のカイラ・ボード_ミサキマチ・プレート・ランチ_(1322文字)

Tyler Warren’s Bonzer 6’7″

Photo by @millerhighlifephoto

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これは、

数年前にミラーが撮ってくれたものだ。

このレフト・オンリーのブレイクには名前がないので、

Beach Club Roadと、

前を走る道の名前を付けたのは今も昔。

波が大きくなると、

ネイザン・フレッチャーだけがサーフする名のないサーフ・スポットだ。

文脈としては、

ネイザンの父ハービーのことではなく、

JOBのパイプラインの長いバレルを見て、

その激烈なる視界を想像していた。

そして、

偶然この画像が出てきた。

長いバレルにレイル・セットする際はこんな風に見える。

「これは抜けられるの?」

そんなことを聞かれるけど、

抜けられるかどうかは、

行ってみないとわからないので、

なんとも答えづらいものだ。

バレルというのは、

波が丸まったもので、

チューブと言うときがある。

うまくタイミングを合わせられると、

この筒状の中を滑り抜けることができる。

レイル・セットというのは、

筒状を滑る抜けるために

波壁にボードを合わせて加重し、

それが継続できる角度にすることだ。

これが頃合いでないと、

瞬時に巻き上げられてしまう。

とすると、

バレル内は刹那であり、

それが波乗りの醍醐味でもある。

私の長女カイラが、

サンフランシスコ勤務を終えて、

ノースハワイに帰るとIGで報告をしていた。

見ると、

私のサーフボードをいまだに使ってくれている。

このボードの登場時は一緒に奄美大島に行った。

隣は牧野大智くんの妹、

クレアちゃんで、

ふたりともまだティーン・エイジだった。

あれから季節は何度も進み、

ふたりとも27歳の女性となった。

けれど、

サーフボードは何も変わらないという原則に立ち戻り、

いまだ私のボードが、

海に行く機会を持っていることにうれしくなった。

8年前の私は、

サーフボード工場に住んでいた。

そんな縁もあり、

私はボード・シェイプに夢中となっていた。

娘の望むまま、

タイラー・ウォーレンにも指導されつつ、

こんなボードデザインも手がけた。

その結果、

8年間にも渡る彼女の

「好きなサーフボード」になったようだ。

ハワイにはサンライズ・シェルというのがあり、

5体満足というか、

欠けていなければ、

驚くほどの高額で取引されている。

けれど、

ソフトサンド・リーフあたりに行けば、

打ち上げられたこの貝を見つけることができる。

スカイアンドシー・ムロトは、

「おいしいもの研究所」を主宰している。

そのひとつの具体として、

オアフ島は、

ダイヤモンド・ヘッド・グリル的な

『ミサキマチ・プレート・ランチ』を渾身調理している。

これは室戸市役所1F、

毎週水曜日正午に展開し、

界隈(かいわい)にダイヤモンド・ヘッドの風を吹かせている。

実際には12時半を過ぎると、

完売してしまうことも多いので、

11時45分ごろから河合GMをロビーで待ち構えるファンもいる。

nakisurf千葉に沈む夕陽は、

なんとも睦沢風味でありました。

【巻末リンク:奄美大島】

奄美到着_台風26号波!_アマミアン・バックドア_ゆうせいさんのBBQとグリーンヒルさんの郷土夕食_(1663文字)

【巻末リンク*2:ミサキマチ・プレート・ランチお披露目日】

【サーフィン研究所】室戸、東うねりのプレートランチ_(1585文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!