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【サーフィン研究所】嵐気味の千葉北_ダ・フイ・バックドア・シュートアウト2023_(1567文字)

Catch Surf® Heritage Collection 8’6″

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現在、

長い前線を伴った低気圧が南東海上を通過している。

よって、

千葉北は「小さな嵐コンディション」で、

いわゆるストーミーぽい景色が拡がっている。

九十九里となると、

ほぼ風向きと同じ向きの波なので、

こんなぐしゃぐしゃになっている。

南に行けば、

少しは風が合うのだが、

下画像がライブカメラに映っていた。

一月中旬の荒天で、

これだけサーファーがいるのは、

やはり日曜日ならではだろう。

多くの人がサーフィンを楽しんでいる。

このくらいの荒れだったら、

楽しくサーフできるはずだ。

うれしいことにマンダラ・コーヒーが人気となっている。

これは、

「マンダラ焙煎士の研究コーヒー」のラベルだ。

今朝はシャキソをいただいたが、

そこにはさまざまな風味が凝縮されたようだった。

https://mandalacoffeejapan.com/

午前中は、

パイプラインで開催されている

「バックドア・シュートアウト」

のLIVEを見ていた。

しかもYoutube。

時代は変わった。

本日は開催二日目。

開始直後のパイプライン(バックドア)はそこまで大きくなかった。

予報ではうねりが上がるという。

Shinpei Horiguchi

@urbanlslandsociety

.

すると、

やはりみるみるとサイズを上げて、

チーム・ジャパンのヒート中にセカンドリーフがブレイクして、

その後、

ケリー・スレーターですら混沌とするようなコンディションとなった。

出場メンバーを抜粋したが、

知った名前がたくさんあり、

なかでもチーム・ボルコムのカイネヘ・ハントは、

ノアの友だちで、

私も彼と一緒にサーフしたりしたので、

私にとってじつに感慨深いといえる。

もちろんキャッチサーフのJOBや、

クレイ・マーゾも応援しつつ、

ネイザンとアイバンのフローレンス兄弟、

モニーツ・ブラザーズ、

リアム・マクナマラの息子に、

タヒチのマタヒと、

感動的なライディングを拝見した。

これは近代のバレル・オールスターのようでもあった。

さらには、

アーバン・アイランド・ソシエティの

シンペイ・ホリグチもチーム・ジャパンで出場し、

マックスアウトしたパイプラインにチャージしていた。

ダイジェストでなく、

ライブ中継を見ていて良かったと思えるのが解説だ。

生粋のハワイアンであり、

優れたウェイブライダーのカイノア・マギーが語るパイプラインのこと、

バレル内のこと、

またはカレントにいたるすべてのことに納得したり、

勉強させていただいた。

例えば、

クローズアウトのバレル内はコイントスみたいなもので、

そのまま信じられないほど巻かれるか、

または波の裏にドカンと出られて問題のないときが半々である。

その通りだと同意するほど説得力があった。

スピットする前にその気体がバレル内に吸われるので、

一瞬波に吸い込まれるような感覚となること。

そのときは呼吸できないほど圧がかかると言っていた。

また、

ワキタ・ピークのボイルは9割メイクできないが、

歴史に残るようなバレルを抜けられるのはここからで、

カイノア時代は誰もここから狙わなかったが、

最近はみんなここからテイクオフするので驚かされると感心していた。

また、

いい波がやってきて、

サーファーがテイクオフをやめると、

あれは「チョップ(波跳ね)」だったとか、

サイドウェイブが横から来ていたと、

じつに臨場感あふれる解説をしてくれた。

私は、

冒頭の大日如来の教えのように、

LIVE後も何度も反芻(はんすう)している。

【巻末リンク:5年前のバックドア・シュートアウト】

【今日のコラム】Pro Shop_バックドア・シュートアウト_木製脚立に創刊当時のPopeyeを思い出す_(2123文字)

【巻末リンク*2:パイププロ】

ボルコム・パイププロ_アロハエクスチェンジ来訪_ノアと釣り_さよならスエオカマート_(1511文字)

【巻末リンク*3:パイプライン小説】

vol.69【小説】JOBバレル@パイプライン_(6058文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!