Tyler Warren’s 2+1 / 6’5″
Nakisurf Original Twin-Fins
.
バックサイドは昔から大好きだ。
レイルをつかんで加圧するのは、
いまも楽しい。
このバックサイドのことを書いていたら突然、
(昨日のBlue.誌の昭和特集に触発されたのか)
ワールドクラスのレフトでおなじみの、
ナガヌマ・クラシック(現在は稲村クラシック)に招待されたことを思い出した。
これはウェイティング期間中に規定を満たす波が立たなければ、
翌年に順延するというサーフィング・イベントだった。
今から33年前のことだ。
招待されたと聞いて、
ボクはずいぶんと驚いたことを覚えている。
これは稲村の先輩が考えた「ドッキリ」だと直感した。
どうやらそうではないと、
公式ポスターを見たときにこっちがドッキリした。
それからのボクは、
波が大きくなるという予報のたびに興奮で眠れなくなっていた。
開催日となり、
ボクは波に乗ることができたところか、
プロに混ざってヒートを勝ち上がり9位となった。
この結果が、
バックサイドへの自信をずっと支えていた。
けれど、
「サーフィンに勝敗を持ち込むなかれ」
そんなことを感得してからは、
その結果はなかったことにして、
ただひたすらバックサイドを研究してきた。
テイクオフの動作のなかで、
波側に加重し、
さらに体術のように波壁と体を接水させて、
自身のトラクションを得ながら波の動きと合致させる。
それだけなのだが、
最初はわからずに加速することだけを考えていた。
ターンの極意は、
ノーズ側の肩にある。
つまりグーフィーフッターなら右肩、
レギュラーフッターは左肩が滑走のインジケーターであり、
車だとハンドルみたいな役割を果たす。
自分が行きたい方向に肩先を向けることができ、
その方向が、
ウェイブ・メイクに際して正しければ免許皆伝である。
秀吉がまだ藤吉郎だったころ、
琵琶湖の南に『金目教』という怪しい宗教がはびこっていた。
信じない者は恐ろしい祟りに見まわれるという。
その正体は何か。
藤吉郎は金目教の秘密を探るため、
飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ…
幼少のころ好きだったのが、
『仮面の忍者 赤影』だ。
タイトル通り赤影を主人公とし、
白影と青影という強力な仲間がいた。
しかし、
戦隊もの黄金比の5人ではなかった。
途中から女性キャラの「陽炎(青影の姉)」が加わり、
紅影、
薄影、
黒影も存在していたのだからある意味で時代の先取りだと、
原作者の横山光輝さんを偲ぶのであった。
日本にやってくる外国人に大人気なのが、
この『忍者』だとあった。
忍者学校はもちろんのこと、
忍者博物館も大盛況だ。
ハットリくんもそうだが、
忍者はこんな鎖帷子(くさり・かたびら)で身を包み、
頭巾で顔を隠しているが、
国立三重大学の研究によると、
本当の忍者は、
農民や武士の服装だったとわかった。
もちろん黒ではなく、
柿色や紺だったとあり、
赤影やハットリくんのような忍者は皆無だという。
考えてみると、
忍者の格好をしていて、
もし誰かが見たら完全に目立つので、
当然といえば当然のことだろう。(笑)
今日はこのへんで。
これからハマムラかジュクオンに行ってきます。
□
【巻末リンク:そのイベントのこと】
【巻末リンク*2:民話のお時間】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎