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naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】バックサイドと赤影による忍者考_(1396文字)

Tyler Warren’s 2+1 / 6’5″

Nakisurf Original Twin-Fins

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バックサイドは昔から大好きだ。

レイルをつかんで加圧するのは、

いまも楽しい。

このバックサイドのことを書いていたら突然、

(昨日のBlue.誌の昭和特集に触発されたのか)

ワールドクラスのレフトでおなじみの、

ナガヌマ・クラシック(現在は稲村クラシック)に招待されたことを思い出した。

これはウェイティング期間中に規定を満たす波が立たなければ、

翌年に順延するというサーフィング・イベントだった。

今から33年前のことだ。

招待されたと聞いて、

ボクはずいぶんと驚いたことを覚えている。

これは稲村の先輩が考えた「ドッキリ」だと直感した。

どうやらそうではないと、

公式ポスターを見たときにこっちがドッキリした。

それからのボクは、

波が大きくなるという予報のたびに興奮で眠れなくなっていた。

開催日となり、

ボクは波に乗ることができたところか、

プロに混ざってヒートを勝ち上がり9位となった。

この結果が、

バックサイドへの自信をずっと支えていた。

けれど、

「サーフィンに勝敗を持ち込むなかれ」

そんなことを感得してからは、

その結果はなかったことにして、

ただひたすらバックサイドを研究してきた。

テイクオフの動作のなかで、

波側に加重し、

さらに体術のように波壁と体を接水させて、

自身のトラクションを得ながら波の動きと合致させる。

それだけなのだが、

最初はわからずに加速することだけを考えていた。

ターンの極意は、

ノーズ側の肩にある。

つまりグーフィーフッターなら右肩、

レギュラーフッターは左肩が滑走のインジケーターであり、

車だとハンドルみたいな役割を果たす。

自分が行きたい方向に肩先を向けることができ、

その方向が、

ウェイブ・メイクに際して正しければ免許皆伝である。

秀吉がまだ藤吉郎だったころ、
琵琶湖の南に『金目教』という怪しい宗教がはびこっていた。
信じない者は恐ろしい祟りに見まわれるという。
その正体は何か。
藤吉郎は金目教の秘密を探るため、
飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ…

幼少のころ好きだったのが、

『仮面の忍者 赤影』だ。

タイトル通り赤影を主人公とし、

白影と青影という強力な仲間がいた。

しかし、

戦隊もの黄金比の5人ではなかった。

途中から女性キャラの「陽炎(青影の姉)」が加わり、

紅影、

薄影、

黒影も存在していたのだからある意味で時代の先取りだと、

原作者の横山光輝さんを偲ぶのであった。

日本にやってくる外国人に大人気なのが、

この『忍者』だとあった。

忍者学校はもちろんのこと、

忍者博物館も大盛況だ。

ハットリくんもそうだが、

忍者はこんな鎖帷子(くさり・かたびら)で身を包み、

頭巾で顔を隠しているが、

国立三重大学の研究によると、

本当の忍者は、

農民や武士の服装だったとわかった。

もちろん黒ではなく、

柿色や紺だったとあり、

赤影やハットリくんのような忍者は皆無だという。

考えてみると、

忍者の格好をしていて、

もし誰かが見たら完全に目立つので、

当然といえば当然のことだろう。(笑)

今日はこのへんで。

これからハマムラかジュクオンに行ってきます。

【巻末リンク:そのイベントのこと】

【サーフィン研究所】稲村ヶ崎そっくりの岬町波_3838ヨイヨ!_(1898文字)

【巻末リンク*2:民話のお時間】

【サーフィン研究所】土佐民話シリーズ2「ふしぎなお遍路さん」_オオモンハタ_(1198文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!