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【サーフィン研究所文芸編】まぶしい季節のグリズリーとエンゲッツ時代_(1188文字)

4月となって、はや6日。

すっかり春めいた景色というか、

盛夏という言葉があるのなら、

盛春といっても良い日々となった。

陽光うるわしく、

そして強く重く、

なかなかのものになってきた。

「まぶしい季節」

そんなタグライン(キャッチ・コピー)を思い出していた。

華厳さんが、

ドラグラ登場人物の大図鑑の制作に取りかかられた。

本日は、

スマイリー・グリズリーのラフデザインを拝見させていただいた。

タヌ星というのが気になったので、

検索をかけると、

なかなかのものが出てきたので、

本日の巻末リンク*2としておきます。

そらは、

先ほどからすっかりと雨模様だ。

こうして雨が降って、

大切な水を集めてくれる。

空海時代は、

修練者に雨を乞うというものがあり、

空海後の安倍晴明たちも得意としていた。

調べてみると、

どうやら龍のパワーを使っていたようだ。

雨を司る龍は、

水に棲み、

春分ごろに天に昇っていくという。

そして秋分以降は水の底に戻っていくとあった。

華厳さんのデザインを見てからというもの、

ずっとスマイリー・グリズリーのことを考えていると、

なんと、

林の向こうから「ガオガォ〜!」と声がした。

すぐにそちらを見ると、

スマグリはんがこちらにやってきた。

ちなみにスマグリはんとは、

スマイリー・グリズリーの略+関西風味敬称だ。

柔和な彼の笑顔が、

波の上のパラレルスタンスに拡がっていった。

やはりサーフィンはすばらしい。

さらに見ると、

名店yoiyoの看板サーバーのタニグチくんもやってきて、

こんなエンゲッツ風味のスパイシーライドを披露した。

彼はまだ初級者なのに、

エンゲッツとはなかなかのものだ。

帰り際に会話をかわすと、

「いまはカツオがおいしく、

サーフィンはシャッチョさんのエンゲッツ時代です」

そんなことを言うので、

たまらなくヨイヨに行きたくなった。

Catch Surf® Heritage Collection 8’6″

.

私も跳躍まではいかないけど、

発火のようなウエッジの下で、

いつまでも波壁にレイルを滑らせていくと、

どこか遠くの世界のことが想像できるような気がした。

サーフィング・マインドというのか、

私の満ちた気持ちは、

遠くに見える山々の木々に射しているように感じた。

すると、

トンビが山から飛び出すように現れた。

よく見ると3羽が飛んでいた。

それぞれが弧を描きながら舞い、

私はいつまでもそれらを追いかけていた。

【巻末リンク:エンゲッツとスマグリはんの相対性】

【サーフィン研究所】サーファーの幸福度とは_クマ・エンゲッツ_銭湯ビジネスの未来_(1495文字)

【巻末リンク*2:タヌ星のこと】

【ドラグラ・プロダクションズ】タヌ氏の任務_(2746文字)

【巻末リンク*3:切磋琢磨する朝ご飯】

【サーフィン研究所】鈍らないための波乗り_桜咲く空海と朝ごはん_(1396文字)

【おまけ】

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!