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【サーフィン研究所GW渾身三部作】シロアパ前セッション中編_波詳細とビートルズ_トロちゃんとKAMASAMI_(1638文字)

千葉に戻ると、

ヘア・カリフォルニア・スタジオのカルちゃんが、

サテライト・ヘアカットのためにNAKISURFに来てくれた。

ちなみに本日は荒天。

暖かい南からの強風+大雨。

ちょうど東うねりもあったので、

タキビ神オススメの

「シロアパ前」に行くと、

すばらしき波があったと書いた。

ちなみにダックダイブしているのはカルちゃんだ。

これはその続編であり、

GWのオープナー・ポストとなった。

Takibi God on

EC Surfboards / Pelican 7’6”

.

タキビ神のダウン・ザ・御ライン。

御はオンと発音するので、

音感的にはオンラインとなるが、

決してドットコム関係ではない。

こちらがタキビ神のスイーパー。

エンゲッツとの違いは、

エンゲッツより横に流れるものだという。

タキビ神は、

丸まっていく斜面に

『🙏⚡️🙏⚡️わが心 みずから証すのみ🙏⚡️🙏⚡️』

空海の言葉を感得したという。

やはり深い。

東うねりの白アパ前は、

基本的にはライトであり、

連続して切り立つ斜面が特徴だ。

8割ライトで残りはレフト。

南うねりが東うねりと合わさると、

ライトはせりあがり、

東うねりが南うねりと重なると、

レフトがバレリーナ(バレル)となった。

ただレフトは流れのあるエリアでもあるので、

ピークが左右に動き、

しかも脈絡もなくセットアップするので、

狙って待ったが、

一度も極上が目の前に来ることはなかった。

流れに逆らって、

ピークを絞って待ったが、

このようにせいぜいが逆走ばかりで、

ピークにたどりつけないことばかりだった。

後述というか明日書かれるナッキーを除いては…。

「湘南だと、

これだけ波があるのは珍しいことです」

カルちゃんはそう言う。

太平洋は、

東うねりが中心で、

湘南は南に向いていて、

東うねりは三浦半島でブロックされてしまう。

この九十九里浜南は、

真東に向いているので、

たいてい波があるのがその証左だろう。

ライト側のバレルは、

クローズアウト(ダンパー)に見えるが、

レフトはかなりの率でメイクされていた。

St. Karu Chan on

7’0” Twin-fin

.

前述したようにレフトは、

ちょっとしたラッキー・アイテムと言えるほど、

機会が少なかった。

ちなみにヘアカリとドラグラ指向の熊さんという方がいて、

このシロアパ前で偶然一緒になった。

(画像上)

聞いてみると、

私たちと同じで普段はここでサーフしないと言う。

ドラグラの強い磁力を感じた日でもあった。

タキビポーズやサバ手、

エンゲッツと決まりポーズはいろいろとあるけれど、

カルちゃんは、

いつもこのポール(・マッカートニー)ポーズだ。

カルちゃんに、

ビートルズが好きなの?

そう聞いてみると、

山下達郎さん、

大滝詠一さんの順で好きであり、

マッカートニーのポーズは、

別段意識したものではないですと教えてくれた。

EC Surfboards / Pelican 7’6”

.

ここまでで、

ちょうど半分くらいの折り返しなので、

明日の後編に続くとしましょう。

【おまけ】

ちなみにこれは、

昨夜の逗子サーファーズ。

ドラグラ界でも、

ブルータスやポパイでもおなじみのトロちゃんこと、

トロピカル松村さんがDJでやってきて、

それは楽しいパーティでしたと、

参加した瀧朗から聞いた。

(トロちゃんについては、

巻末リンク*4を参照ください)

Photo by Takiro

.

横にいるのはなんと、

DJ界の伝説KAMASAMI KONGだ。

こんな人までやってくるサーファーズのパーティ。

行けたら良かったんだけど…。

ちなみにカマサミさんは、

山下達郎さんの名盤

『COME ALONG Ⅱ(1984)』

のDJのひとりであり、

あのハワイ風味の響きを思い出したことをここに。

(もう一人は小林克也さん)

【巻末リンク:前編です】

【サーフィン研究所渾身号】シロアパ前_タキビ神のスイーパー率_聖式カルちゃんがやってきた!_前編(1738文字)

【巻末リンク*2:真性タキビポーズとは?】

【サーフィン研究所:9月1日特大号】ニュートンの亡霊とタキビ神の関連性_有料道路代VSチャブ台スタンスの始祖とは?_(2556文字)

【巻末リンク*3:後編の予告に代えて】

【サーフィン研究所】寒気団のマボロシ探偵団たち_フィン数を抑えたアレンジ_歌詞から読み解くハッピーサーフ_(1151文字)

【巻末リンク*4:トロちゃんのこと】

【サーフィン研究所・渾身号】バレンタインデー悲哀=大衆迎合主義!?_トロ松さんの傑作本紹介_(1792文字)

【巻末リンク*5:バレリーナにて】

【サーフィン研究所お盆特大号】仲間だけでサーフした昨夕_(2169文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!