
私は書店巡りを趣味にしている。
本が好きなので、
コンビニエンス・ストアの棚ですらそのラインナップを見て、
各地による各誌の表紙デザインを確認しているほどだ。
昨日は、
この赤がダーン!と目に入ってきた。

Blue.誌だった。
すばらしい装丁。
ビックリハウスの美術係長だった安西水丸さんの線のような、
それでいて、
訴求力のある摩訶不思議なアートを思い出していた。

安西水丸大先生作品による表紙の一例
ダイセンセ
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【お知らせ】

前出したビビッドなカバーのBlue.最新号には、
うれしきことに私のコラムが掲載されている。
今回は「カルチャー」について書いてみた。
「歴史が証人となる」とも書いたので、
ちょっぴり感情移入しやすいだろうか。

ブルーは98号となった。
オルタナ系唯一のサーフ誌であり、
人格者の戸井田さんが編集長の渾身内容が続いている。
それぞれの方面からの意見はあるだろうが、
誌面はこのまま硬派な波乗り観をつらぬいていただきたい。

今号はロングボード特集だ。
「なぜこの魅力がわからないのだろうか?」
そんなことをドラグラ父ちゃんと話していたところなので、
やたらとタイムリーだ。
「重い物体」で波に乗る愉しさは継続的に効く。

Jiro Miyazawa on
Catch Surf® Odysea 8’0”
.
何に効くのかというと、
自分のサーフ神経に効くのだ。
回転半径の短いターンもいいが、
そんなことができない波の日、
具体的には膝波ですら、
ロングボードには速度マックスが存在する。
よって、
そんなことが大きな魅力だろうか。

自分の重い物体のグラッシングが終わったというので、
一宮町綱田のエンスーラボに行ってみると、
コスモス謹製クラシック8フィートのシングルフィンは、
8オンスのボランクロスをまとって完成していた。

スクエア・テイルなのは、
より小波に特化しているので、
ふわりと乗ることができる。
この『クラシック80』は、
これからサンディングされて、
フラットグロスという対義同体の仕様となる。

コスモス・サーフボードは、
重い物体系ボードを総称して
『クラシック』と呼んでいる。
上画像は、
それらシリーズに入るラミネート・デザインだ。
さらにパッチで、
サンディング後に入れるというのも*エンスー度S級ですばらしい。
*Enthusiast (*エンスー・~に熱中する人)

もっと書くと、
エンスーラボは、
一宮町神洗神社と龍神祠エリアにあって、
ものすごい気がここから出ていると気づいた。
そのことをエンスーラボ所長の前田博士に伝えると、
ここに雷神が到来した地鎮祭のことを話してくれた。

あまりのことにエンスーラボ後、
神洗神社に行って手を合わせると、
最近の不思議がいろいろわかった次第だ。
上のツイン・フィンは、
ザ・ワン用に博士がスペシャルデザインしてくれた完成形だという。

Cosmos Surfboards TheOne 6’4”
Nakisurf Original Twin-Fins
.
これまでシングル・フォイルのNAKISURFオリジナルを付けていたが、
速度に特化していたので、
ときに速すぎて荒れ馬になりそうになると、
博士に伝えると、
「そんな波の日用に使ってください」
神力ではなく、
博士の持つ造形デザインで考察された回答だという。
楽しみだ。

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【巻末リンク:エンスーラボ100年】
【巻末リンク*2:Blue.前号】
【サーフィン研究所】宮崎とサーファーズ岬の関係性_WBCの感動_Blue.最新97号発売!_カツさんと初めてお会いした日_(1567文字)
【巻末リンク*3:エンスー追記】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
