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【自発的な映画作品の渾身宣伝日】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3_ライティング・フィクションの修士号とは_(2476文字)

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私は映画が好きで、

よって映画館に行き、

本編前に上映される予告編も含めて楽しんでいる。

今回は、

千葉の巨大モール内にあったシネコン、

シネマコンプレックス(cinema complex)に行くと、

入口にスタジオジブリの作品巨大看板が掲げられていた。

中学生のとき、

『アニメージュ』誌上で読んでいた

「風の谷のナウシカ」が、

宮崎駿さんとの初遭遇だ。

それが1984年に映画化されたとここにはあった。

トトロに紅の豚、

ラピュタにもののけ姫。

千と千尋とハウルの動く城。

魅力的かつ伝説的な多くの作品群があり、

その限りなく多くのシーンが、

忘れられないものとなっているので、

宮崎駿さんの神力を感じ、

手を合わせるつもりでシャッターを押した。

「GUARDIANS OF THE GALAXY Vol.3」

異質な映画だと思っていたら、

はじまりからその感触を全開に放っていた。

イントロは、

レディオヘッドの名曲「Creep」だ。

どこかの惑星にある賑やかな夜の街。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが買い上げた

『ノーウェア』という街が映る。

『ピーワンスリー:89P13』

というコードネームの、

遺伝子改編されたロケット・ラクーンが、

その映像とシンクロするように歩く。

アコースティック・ギターの音色と、

トム・ヨークの乾いた「クリープ」が、

ロケットに降り注ぐように映画が始まった。

クリープとは、

英語のスラングだ。

あえて日本語にするのなら

「気持ちの悪いヤツ」といったところだろうか。

「嫌らしい人」もクリープと言われるだろうか。

その冒頭の歌詞を要約すると、

こんな内容だ。

気持ち悪いヤツが、

特別で美しいあなたを見つけたけど、

ぼくはあなたたちが住む世界の人ではない

君を幸せにしたい

けれどもぼくはあなたの目すら見ることができず

肌を見るだけで感動で涙が出てくる

©Marvel Studios 2023

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その歌詞が、

突き刺さるようにピーワンスリー、

ロケット・ラクーンというアライグマ人間に降り注ぐ。

©Marvel Studios 2023

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主人公のピーター・クイルは、

宇宙人と地球人のハーフだ。

最愛のガモーラを亡くしてしまったことを引きずっているようで、

酔っ払ってしまい、

「ルフォモイド人サイボーグ」

ネビュラ(Nebula)に抱きかかえられている。

こんな始まりだ。

この作品の監督&脚本を務めたジェームズ・ガンは、

ロイド・カウフマン主宰のトロマ・エンターテインメント出身である。

トロマはB級番組制作に特化した会社だ。

トロマ社は、

世界中から鬼才を集める磁力が強く、

ジェームス・ガンは、

その磁力に引きつけられたふりをして、

恒星に近い重力を帯び始めた。

そして自分の仲間を惑星のように引き寄せ合い、

らせん状に回転しながら移動しはじめた。

(巻末*4に映像があります。ベンチュラ・セイジ発見)

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ジェームス・ガンは、

ニューヨークの名門コロンビア大学で、

ライティング・フィクション修士号を取り、

そこから急転直下しつつ、

前述した映画界のドラグラ『トロマ』へ、

アルバイトとして潜入していった。

まるでこれは、

私たちのいるドラグラ世界そのものではないかと、

そして、

「トロム」という室戸との不思議な符号に驚かされてしまう。

Mizumaru Anzai(水丸画伯、大先生)

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ジェームス・ガンは、

前述したように脚本業から映画業界のキャリアを始め、

マーベル&ディズニー大作の監督を経て、

アベンジャーズ・シリーズの総指揮と、

あっという間にメジャーの階段を駆け登り、

56歳でDCスタジオの共同会長兼CEOに就任した。

©Marvel Studios 2023

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話は本作からそれたが、

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3は、

ガン監督が非常に入り組んだ脚本を支配し、

宇宙空間に魅力的かつ大量のキャラクターたちが、

大きなスクリーンを飛び出すように作られていた。

ビビッドかつ、

スリリングなエンドレス視界が続き、

150分後、

次回作を予感させるボーナスシーンがあり、

エンドロールのロゴが映し出されると、

「終わってしまった」

「本当に終わってしまった」

という喪失感がやってきて、

なんとかそれを乗り越えると、

「映画って、こんなにおもしろかったんだ!」

となって、

勝手に

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

の広報部長をドラグラと兼任しつつ、

この作品を宣伝している次第だ。

ちなみに

米国で1位の映画批評サイト『ロッテントマト』の観客満足度が、

驚異の95%ということからも、

私だけが感動しているのではないはずだ。

もっと書くと、

このジェームス・ガンの次回監督作品は、

『Superman : Legacy』

であり、

それはいまから2年2ヶ月後の、

2025年7月11日に公開する予定だという。

クリプトン人とカンザスの農民というルーツから、

スーパーマンへの影響を考えてみたと、

ガン監督が発表している。

しかも偶然、

ガン監督の亡き父の誕生日と公開日が同一だとあり、

これは深い意味を持つ作品になりそうだ。

余談だが、

「ライティング・フィクションの修士号」

これはガン監督の経歴だが、

Bircham大学にこの学部があり、

チャットで質問してみると、

すぐにこんな返信があった。

Funaki様:
本学に興味を持っていただきありがとうございます。
ご質問の件ですが、
博士号(Ph.D.)では、
専門分野における最高レベルの知識、
能力を習得します。
学生は高度な専門知識や特別技術を身につけ、
研究課題について博士論文で論じ、
理論を発展させてその正当性を証明します。

再び勉強したくなるような返信だった。

【巻末リンク:ドラグラ・アベンジャーズ】

【サーフィン研究所&ドラグラ編集部謹製】子どもたちの夏_ルリエルについて_ジロマジン脚本_(2179文字)

【巻末リンク*2:ドラグラ・プロダクションズ・トロム】

【サーフィン研究所】春波到来!_「とろむ」から土佐東あたりのおいしいもの_ゲームとスニーカー_(1378文字)

【巻末リンク*3:本題作品の予告編】

【巻末リンク*4:大切なリンクをここに】

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!