新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】美的感覚≒操作性=フィン・デザインについて_(1125文字)

そろそろ特に暑くなると、

これ以上の熱波が来ると予測されている。

最近は水はもちろんのこと、

経口補水液を摂るようになった。

よって、

暑い日のコンディションは支えられている。

少し前に自分が撮った写真があり、

それを見ていると、

さまざまなことに花が咲くようだった。

エンスーラボ主宰の前田博士が、

コスモスサーフボードの

TheOne用にツインフィンをデザインしていて、

私はそれに乗ってはチューンしていた。

最初はツインフィンという観点だった。

私のお気に入りのものは、

極端なインサイド・フォイルなものだ。

ただ加速性能は当世一。

だが、

その反面で制御が甘かった。

極端に書くと、

速度が出すぎる水流を生み出すものだった。

(下の画像のピンク色のものそのインサイド・フォイル)

前田博士の進言もあり、

次にキャプテン・フィンの、

タイラー・ウォーレン・モデルを付けてみた。

それなりの成果を得たが、

このフィンとTheOneの組み合わせは加速性能が弱いと感じ、

インサイド・フォイル信仰を深めていった。

博士は次にフィンのデプス(高さ)を大きくして、

ベースを狭め、

さらにコンケイブでなく、

あえてフラット・フォイルとした。

やはり操作性はマックスだが、

どうにも加速が鈍い。

さらにフィンの厚みを薄くし、

水流を考えてのフォイル(コンケイブ)をフィンの内側に施した。

これで完全なるチューンのツインフィンが完成した。

こうして書くとかんたんだが、

一年以上もの年月が費やされている。

ということで、

ヨレヨレのビーチブレイクの波壁に、

フィンからの水流が発生し、

それが操作性に連結するという乗り味を得た。

たかがフィン。

されどフィン。

じつはサーフボード・デザインにおいては、

フィンの存在が要であり、

また操作中枢を担っているといっても過言ではないほど、

大切な小さなパートだ。

本日は、

フィンを学術的に、

実験的にアプローチした実践を記録として残した。

【おいしいもの研究所】

シソの季節らしく、

半農半漁のご近所森田さんから根付きでごっそりといただいた。

「おいしいもの研究所」のナッキーがシソを使ってパスタ制作をした。

絶品だったのでここにレシピを残します。

1.

シソに醤油と蜂蜜をたらし、ブレンダーで合わせる。

2.

刻みニンニクと青唐辛子をオリーブオイルで香りが付くまで熱し、

1のシソ・ソースをからめ火を止める。

3.

ゆで上がったパスタに2をからめ、

パルメジャーノ・チーズをかけて完成。

忘れられない夏の一皿となった。

【巻末リンク:フィンについて】

【サーフィン研究所】フィンを替えると?_多様性のビール信者_新型サバット3838_(1215文字)

【巻末リンク*2:ツインの、テストボードはこちら】

【サーフィン研究所渾身号】生涯マジックボードNo.1の64生誕記_(2296文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!