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【サーフィン研究所】滑降するための意識_(694文字)

「何かを得るためには何かを失わなねばならない」

こんな原則がある。

波とは事象だが、

波に乗るということは、

自身が導いた行動だ。

私は40数年も波に乗り続けてきた。

最初のステージ(30年間)は、

一にも二にも経験だと、

あらゆる経験を重ねていった。

ややあってから質を求めるようになった。

たったひとりで沖に出て、

真の波に乗るというのは、

自身を孤立させ、

みなぎるものを凝縮させなければならない。

波には圧倒的な圧力だったり、

波先という強靱な牙がある。

その波へ際して想像力を発揮し、

自分自身が滑るラインを見いだす。

波から逃れつつ、

もしくは逃れられないときは、

海中深く潜り、

意識や感覚を閉じる。

波に乗るクライマックスは、

テイクオフ直後に現れることが多い。

ラインを読む。

カンだけに頼るときもあるし、

あらかじめ周到なる観察によって、

だいたいの構成を持っていたりもする。

Catch Surf® Skipper Fish 6’0″

Photo by @happysurfingokinawa

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やがてテイクオフがはじまり、

ボードの上に立ち上がって、

行く先(ライン)を求める。

ラインというのは、

自身が進む(滑る)方向のことだ。

ときにそれは真下であるときもあるし、

はるか遠くに見える壁の向こうだったりもする。

サーフィンというものをブレイクダウンしていると、

こんなことが書けた。

今日もすばらしい日でありますように。

台風6号が接近している。

【巻末リンク:12年前ごろ】

モンスター南うねり予想_すばらしいローカリズム_マイク・ヤング_ヱビスビール_ココナッツ・フェスティバルのフラ道_波乗道に近道なし_(2511文字)

【巻末リンク*2:研究シリーズ】

【サーフィン研究所沖縄道場】アオゲバ・ダニー先生_ストール参究_政府愚策のエース_それでもフィッシュ・タコス_(1593文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!