南西方面に車を走らせていく。
スカシーのある室戸岬からは190km、
4時間半の道のりで、
ガシラハウスからは100km、
2時間半の距離だ。
途中は道の駅数軒、
そして「しんじょう君」が店長のローソンに寄る。
店長のぬいぐるみが売っているローソンは、
日本でも珍しいのではないだろうか。
サバ手をしている店長のキーフォルダーも発見した。
しんじょう君遭遇からおよそ90分後、
サバットを見かけた。
クマビーチは近い。
到着すると、
スマイリー・グリズリーがガォ〜と波に乗っていて、
シャッチョさんは、
ロングで緩慢斜面を滑っていた。
スローシャッターのことを思いだし、
シャッタースピードを遅くしてみると、
こんな画を得た。
それで撮ってみると、
雰囲気あふれるイメージとなった。
クマビーチは、
あいかわらず人気がなく、
朝だけは他のサーファーも数人入っていたが、
「私たちだけ」という時間が多かった。
私もパドルアウト前に撮ってもらったのは、
背景にシャッチョさんとグリズリーがいたからだ。
Cosmos Surfboards
The Classic 8’0”
.
岩の横のレフトもいい波で、
反対側のライトは、
リーフのように確実なるブレイクパターンだった。
シャッチョさんは、
サーフィンを愛し、
サーフボードのデザインの詳細を知る男だ。
コスモス・ザワン、
クラシックのロッカーの相似点に気づき、
細野晴臣さんのはらいその構成と照らし合わせ、
それらすべてを網羅するような日々を過ごしている。
ハラペーニョ。
これもシャッチョさんの作品で、
ほかに傑作パクチー等がラインナップされている。
付近にお菓子の名店があると聞き、
行ってみると、
やはりすばらしいものだった。
例を出してみると、
BP=ベーキングパウダーですら、
AL=アルミニウム・フリーを使用し、
お菓子と健食にかける意気込みがうかがえる。
伯爵コジやんがおしえてくれた市場では、
今回もすばらしいマグロとブリが展開されていた。
地元の人気商品らしく、
すぐに売り切れてしまうので、
毎回あるわけではないが、
こんな運試しもあるのがうれしい。
関係ないが、
マルナカに行くと、
サンマの値段が高騰していて、
一尾400円で売られていることにも驚いた。
スマイリー・グリズリーの兄貴分のキミくんが、
ニラの花を分けてくれた。
オリーブオイルと天日塩で炒めてみると、
これが絶品中の絶品で、
旬のおいしさがあり、
たっぷりとした秋を感じることになった。
スマイリー・グリズリーが歌い、
私たちはそれに聴きほれた戻ってきた夏日でもあった。
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【巻末リンク:シャッチョさんのザワン】
【巻末リンク*2:スマイリー・グリズリーについて】
【サーフィン研究所特大号:動画あり】不空の生まれ変わりは空海_ニコニコ・クマさん=スマイリー・グリズリー_(2502文字)
【巻末リンク*3:使用ボード:コスモス・クラシック】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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