寒冷前線付きの尾っぽをつけて、
夏日となる南風を吹かせた低気圧が抜けていった。
千葉北にあるモニースは、
この南風がほぼオフショアになる。
風が弱くなった午後に行ってみると、
それは見事なうねりがはいっていた。
ポパイ・ケイスケと晋吾、
そしてナッキーとパドルアウトして、
すばらしい波の数々を得た。
Cosmos Surfboards TheOne6’4”
Cosmos Original Twin + Twinzer
.
こんな波となると、
コスモス・ザワンの独壇場で、
ツインザーによる安定性が加わると、
ほぼ全てのセクションにボードを持って行けた。
この秋初めて——
風で冷えないようにと、
アムステルダム・コミュニティのフルスーツを着た。
だがすぐに暑くなってしまい、
まだ時期尚早だったようだ。
海水温に詳しいKさんに聞いてみると、
今日は21.8度だという。
これは競泳用プールに近い水温なので、
スプリング、
またはウエットスーツなどはいらないほど温かい。
【先週の回想記】
淡路島SA(サービス・エリア)で、
鮮烈においしいマンダラ・コーヒーの記憶を持った。
コロンビアのピンクブルボン種だそうで、
今年のトップに掲げられるほど、
独特の風味と味が際立っていた。
コーヒーの淡路島から神戸を抜けて、
大阪に入ろうとする直前に、
電光掲示板で
[渋滞11km]という情報があった。
すかさず直後のパーキング・エリアに入り、
混雑緩和まで待っていると、
渋滞は結局倍増して、
[22km180分]となった。
深夜割引を受けたいので下車はできないし、
ドライブは*オモツライ。
(*糸井重里さんの造語でおもしろいと、
辛いのコラボレーション)
そんなこんなで神奈川県までやってきた。
デニーズ経由で湘南海浜公園に到着すると、
トロちゃんことトロピカル松村くんがいて、
昭和バリバリのサーフィンミュージックがかかっていた。
(サーフ・ミュージックではなく、当時の言い方そのままで)
のみならず、
ボーズの111AD/150Wの高音質でバイナルを聞くのは、
さすがトロちゃんの野外イベントだと感じ入った。
数ある楽曲のなかでも胸を打たれたのは、
「明日・・・波・・・あるかな・・・・・・」
という関西弁かつ、
ナカグロ3・3・6の楽曲だった。
このギターがすばらしいと感じ入って、
このクレジットから中垣隆夫、
さらにはギター、
そしてTOM & GERRYと入力して検索したが何もヒットしなかった。
トロピカル松村著
『ボクのニッポンサーフィンサウンド』より
.
中垣隆夫さんは、
もう活動されていないのだろうか。
ギターは弾かれていないのだろうか?
1978年のインディーズレーベルなので45年も前のことになる。
諸行無常だ。
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【巻末リンク:ザ・ワンとは?】
【巻末リンク*2:トロピカル松村さんの渾身】
【サーフィン研究所・渾身号】バレンタインデー悲哀=大衆迎合主義!?_トロ松さんの『ボクのニッポンサーフィンサウンド』のご紹介_(1819文字)
【巻末リンク*3:ツインザー設置まで】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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